令和5年度北海道公立高校入試、状況報告書のお話。

令和5年度入試(2023年3月の高校入試のことです)、入学者選抜状況報告書がアップされていました。

北海道教育委員会webページより
R5入学者選抜状況報告書 - 教育庁学校教育局学力向上推進課
・報告書 ・報告書大項目別 1 表紙、目次 2 学力検査結果の概要 3 全受検者の教科別得点分布 4 学力検査問題...

色々な塾で学力検査問題の分析のお話を書いているようですので、大枠のお話だけしておこうと思います。

ちなみに、、、学力検査問題分析は

高校入試:入学者選抜状況報告書|ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾
ガクシン(札幌市西区の学習塾)さんのブログテーマ、「高校入試:入学者選抜状況報告書」の記事一覧ページです。

札幌クリエイト西野さんの、詳しくていいと思ってますー(勝手にリンク貼っておりますm(_ _)m)。

令和5年入学選抜者状況報告書

学校別受験者数、というか「定員割れ」のお話。

学校別受験者数及び合格者数の1ページ目の1行目の文言。

「第一次の合格者数は、合格発表時の合格者数から入学意思のない者の数を引き、追加合格者の数を加えたものである。」
ということで、書いてある数字は「合格発表の数字とは違う」ものです。

そんなわけで、倍率1.0倍以下の高校が「受験者数=合格者数」になっていないのは、
1. 入学しなかった生徒が居た
2. そもそも受験当日休んだ(受験しなかった)生徒が居た
の2つが理由だと考えられます。

もう少し具体的に言うと、、、
石狩地区、学校別受験者数及び合格者数を見ると、倍率が1.0倍を超えている高校であっても二次募集があったりしています。
これは「出願者数」で倍率を出しているので、実際に受験に来た生徒(=受験者数)が減っている高校がある(上記2.当日休んだ受験生が居た)ので、実際の倍率は0.97倍とかで、、、ということがあるわけですね。
更に言えば、入学しなかった受験生(入学辞退者)がいたので、倍率はそれでも下がるわけです。

点数分布からわかること

学力検査結果の概要を見ると、国語と数学以外(理科・社会・英語)は、フタコブのグラフになっているように見えます。

例えば、、、
社会は平均が41.5点ですが、平均付近に山の頂上はなく、10〜20点付近に1つ目が、50〜60点付近に低めの頂上が見えていて(赤のグラフです)。

いわゆる「正規分布」にはなっていない(テストとして難易度が高かった?受験生の学習量が足りなかった?)と言えるかと思います。

数学を見てみると、、、

平均47.7点、ピークが55点付近にあるので、若干高得点側にズレているようですが、まあ、大雑把な話としては「取れる点数を皆が取った」と言える形かなー、と考えられます。

つまり、、、
理科・社会のグラフを見てもらうとわかりやすいですが「できない人はとんでもなくできない、できるやつはほんの少しの人数」なので、平均点が50点よりも下+グラフがフタコブになってる、といえます。
平均点付近の受験生が少ないということは「難易度が高い訳では無いが、しっかり学習しないと良い点数が取れない問題が出題されている」とも言えます。
どの教科もそうですが「ただ解いた、ただ覚えた」だけでは解けない問題が増加した影響が特に理科ででたような気がしています(平均35.6点はヤバい)。

推薦受験はどーだった?

受験者数は明らかに増加しました。昨年度と比較して1.89倍の受験者数です。

ただ、受験者数の増加量と比べ合格者数の増加量(1.48倍)が小さいです。
まあ、当然ですね(笑)。募集人員の枠が増えたわけではないので、合格者数は上限があって、それはそこまで大きく増えていないわけで、、、。

推薦枠3,282名に対し、受験者は3,250名。推薦は「要件に満たない場合、不合格にできる」ので合格者は1,971名、60.6%の合格率でして、、、昨年まで(昨年度:77%)と比べると合格率は大きく落ちたとも言えるわけです。

石狩地区に関してのみ言えば、人気校の推薦が非常に多かった、というのが今年の傾向でしょう。
市立旭ヶ丘(141名)、市立新川(131名)、国際情報GB(129名)、国際情報・国文(100名)、北広島(124名)、国際情報・普通(86名)などが受験者が多かったようです。
、、、実は石狩地区の推薦がある高校で、合格ボーダーがFランク付近のところはほとんどが「推薦受験者倍率が1.0倍を超えている」んですよね。
推薦で入れればラッキー、ダメだとしても通常の受験で行ければ良い、、、という感じの受験が多かったように感じます。

→再出願しなかったもの、は普通科で22名ですので、受験者数からすると、とても少ない、、、と言えるでしょう。

あと、、、。
推薦枠全体が3,000人を超えていて、受験者数も3,000人くらいで、、、落ちる?のか、という話。もちろん「要件に満たない場合、不合格」ってのもあるんですが、、、。
各地域の上位校については、1.0倍の倍率ありますが、逆に0.08倍とかそーゆー高校もたくさんあるわけです。
そう考えていくと不合格者の大半は「上位の学校の受験者」だと言えそうで、、、推薦で入りやすい高校ってのは未だ多数あるとも言えそうです。

まとまらないまとめ

入試状況報告書は、例年8月に出されていて、、、色々面白いのです。
毎年読みこんで、書きたいことが見つかると書いています。
塾・家庭教師のご家庭にはお話させていただいている内容だったりで、、、またどこかで「保護者向けお話会」として「近年の受験の傾向」のお話はしたいかな、と考えています。

おわり。

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この記事を書いた人
すぎやま

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名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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