高校生、教えます。

いや、教えてるんですけどね(笑)
中学校と違って「大学進学」をしないなら塾いらない、って考えのご家庭も多いと思いますが、意外と必要な生徒さん多いなー、と思っています。

今回は「大学進学・一般入試は考えてないけど、高校でも塾(家庭教師)」ってお話です。

最近の傾向

「学校の授業についていくために」とか「そこまで進学を考えていないけど」といった
「大学受験のためではないんだけど、塾に通う」という生徒さんが増えています。

より正確に言うと「大学進学は考えているけれど、一般受験(記述・筆記)での受験は考えていない」=「推薦入試(含む総合型選抜)で大学に行きたい」という生徒さん
「成績上げて、合格しやすくするため」に「定期テストの勉強をするために塾に来る」事が増えています。

この流れは、私が塾を始めてからずっとありまして、、、。しかも増え続けているように思います。

どうやら「大学を一般受験するために塾に通う」のは古いようです(苦笑)。
一般受験する連中は「高校でガッツリ講習して、模試してる」ので、塾は「映像授業系」だったり多いようです(し、その方がいい、と私も思います:後述)。

中学との違い

一番大きな違いは「教科書内容そのままの問題集が無い」ことです。
ですので、各高校、各教科科目の授業で使っているワーク・プリント、が「定期テストの点数を取るために必要」です。(→ 授業は全く聞いていない・でも点数取りたいからなんとかして、は通用しないです。なんとかしますけど、、、(笑))

中学だと、ほとんどの場合「教科書準拠の問題集」で定期テストは点数を取ることできます。あ、もちろん「自分でちゃんと勉強して理解しないと無理」ですんで、、、1人だと厳しいかもしれません(宣伝:平日の塾空きがあります!1人だと難しい中学・高校生お待ちしてますm(_ _)m(笑))。

高校の場合、授業で買ったワークを使わない先生も多く、定期テストは「私の作ったプリントからだけ出す」という先生も居たりします。そうなると「定期テストの点数を取る」=「学校の授業がどう進んでいるのか随時確認→できないところ・理解していないところを潰していく」ことが必要です。

人による違い

そうなると、毎週少しずつ「ここがわからない」を確認して理解を進めていく、、、のが一番良いように思いがちです。でも「そこまでやりたくない」という生徒さんも多く居まして、、、そういう場合「テスト2週前からガッツリまとめて理解」の方が点数が取りやすいってこともあります。

どちらにせよ「高校の授業で使っているものがちゃんと揃っている」ことが最低でも必要で、、塾で何か準備しておいてそれを(何も自分では準備せず)進めていけば定期テストの点数が取れるということにはなりません。高校での授業をしっかり聞いて(もしくはしっかりノート取って・プリント書いて:聞いてなくてもいい、ノートとプリントあるなら)いる状況が必要で、、、ノート・プリントを見れば「こういうことを重視して授業してるな」がわかるのでそれに沿って塾で教えることできるわけです。

まあ、「毎週コツコツ進めていく」のがいいのか「テスト前に一気にやり直しをして覚える」のがいいのか、人によって違うと思います(し、目標の立て方によっても違うと思います)。どっちがいいって話じゃない、と思います。

受験方法での違い

昨年も書いているんですが、

受験方法は

  • 一般入試
  • 総合型選抜(旧称・AO入試)
  • 学校推薦型選抜(推薦・指定校推薦)

の3タイプ。
受験ごとの特徴としては、、、

  • 一般入試は「共通テスト」+「記述試験(大学ごとの問題)」での合否判定(=高校の成績は全く関係しない受験方法)
  • 総合型選抜・学校推薦型選抜は、各大学ごとに「評定平均(=高校3年間の5段階評価の平均)」や条件(ボランティアをやっている・英検#級、など)をクリアすることで出願ができる。合否判定は簡単なテストや面接(面談)、小論文など、これも各大学ごと異なる(ので調べないとわけがわからない)。
大学入試の勉強・高校生向け(2021年版)

という3つの方法を考えると、必要な「学力」に違いがあるわけです。

  • 一般入試は「入試問題が解けて、点数が取れる」学力
  • 総合型・学校推薦型は「高校での成績=定期テストの点数が取れる」学力と「提出物・授業の参加などなど」する学力

が必要です。この2つを両方とも頑張る、、、のが当たり前だった時代も長いんですが「そんなメンドーなことしたくない」「できるだけシンプルに(≒楽に)いきたい」というのが今の潮流で(笑)。
どちらかにエネルギーを集中投資する、というのが一般的になっているように感じます。

で、塾に通うときも「大学入試の為(=一般入試の為)に」「成績を取る(=推薦・AO入試)」のどっちかを意識して通う生徒さんが多くなっています。

一般入試を考えている

おそらく、間違いなく、高校から「講習に参加しなさい」とか「こんなのやるといい」と声がかかっていて、入試に向けた「進学講習」のメンバーになっているんじゃないかと思います。
、、、ということは「塾に通う時間」が限られてしまうわけです。部活をしているならさらに時間的に厳しくなると思われます。
→ スキマ時間をいかに使うか、が勝負になる と言えます。

ですので、某サプリとか○進予備校とかの映像授業を使う方法がいいかなー、と思うわけです。
特に某サプリは学校経由で申し込むと(取りまとめてくれている高校だと)割引になってかなり安いですし、使い方間違わなければ「スゲー使える」と思います。使い方、間違うと使う意味ないですが、、、(笑)

それでも、ウチみたいな1対1の塾に通う意味、あったりします
第一に、何がわからないかわからない状態から脱することができます(笑)。1人でやってると迷宮入りしてしまいがちですが、そういうことはなくなります(高校の先生に聞いたり手伝ってもらえればいいんですが、大きい高校だと「講習のメンバーだけで100人以上」とかあるので、難しいだろうなー)。
あとは「高校1年〜高校3年まで、何をどうすすめるか」の道筋をお話ししてること多いですね。「だから今、これが終わってないと間に合わない」があるんですよね、大学入試は。

でも、この辺りの話も「高校のサポート」や「保護者のサポート」でなんとかなること多いです。ですので、「映像授業」を利用することで塾なくても、、、行ける、、、かなあ、、、と思っています。

推薦型・総合型を考えてる

定期テストの点数を上げましょう。それ以外できることは「生徒会に入っておく」とか「部活の大会で全国に行く」とか「英検準1級とる」といったことになります。
まずは「授業をしっかり受ける」「定期テストで点数を上げる」ことが重要です。

で、それには、「高校の先生に質問に行く」ことが最もいい方法です。
、、、が、部活してたりするとそれどころじゃなかったりするわけで、、、
→ 塾に行って、解決する が重要だと思ってます。

塾じゃなくてもいいんですが、自分が理解しきれていない部分を聞く&解説してもらえる&質問を繰り返せる、という環境は定期テストに向けて非常に重要です。

例えば高校の講習、悪いわけではないですがどーしても「数名〜10数名」多いと「30名・1クラス(×2〜3つ)」という人数が講習を受けているようです。
そうなると、質問しにくいし、、、質問して帰ってきた答えがわかりにくい・理解できないときに「もう一回被せて質問」がしにくい
そーするとせっかく講習を受けていても「講習でやったことを理解できないままどんどん進んでしまう」ことが起きたりします。

、、、いや、せっかく高校に行ってるんだから、講習や授業あとに「食らいついて質問しつづける」をして欲しいと思うんですが、、、しずらい高校、多いんですよね。
何となく、そういう空気感がなくて、、、って話よく聞きます。私が高校で教えてた時は「放課後・理科室開放」して来た生徒の質問に答える&勉強していっていいよ、にしていました。、、、スゲー来るんですよね、これが。そして「英語」とか「数学」とか「政経」とかの質問をされてましたね、そういえば(笑)。
、、、という経験も含め「質問して、理解するまで頑張れるところ」があると「定期テストに向けて頑張りやすい」と思います(あ、もちろん「一般入試に向けて」でも質問できるといいんですが、質問する前に死ぬほど問題解け!ってのが一般入試で必要なことでもあったりしますので上には入れませんでしたm(_ _)m)。

で、、、推薦とか考えてるなら「塾来るといいよー」って話をしたりします。
そこまで頑張って勉強したいわけではない、でも大学に行きたい(できるだけ楽に)、だから推薦で、、、と考えているなら、「成績を取るために(中学と同じように)塾に来る」といい、と考えています。

まとまらないままですm(_ _)m

そんなわけで、「高校生、教えてます」し、「高校から来てくれる生徒さん」も募集してます
どうやって学習していくか、相談しつつ進めていくことになると思います。まずはLINEとかで相談してみてくれると、、、色々お話しできるかなー、と思ってます。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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