手稲高校と新川高校、というお話。

(2024年5月2日追記:新川高校の受験結果出ていたので表に追加)

ここ数年気になってる手稲高校と新川高校のこと、ちょっとだけはっきりできたらなー、、、とデータを整理してみます。
先にオチをいうと、来年以降じゃないとはっきりしないことがわかりました(笑)。
ただ、、、傾向は見えるなー、というお話です。

2018〜2024年のボーダーのランク・当日点より

さて、似たようなレベルの2校ですが、合格の難易度はどーだったかというと。

 2018年2019年2020年2021年2022年2023年2024年
手稲高校B167、C186、D191、E196B178 C196 D201 E206B162、C182、D187、E192B175,
C195,
D200,
E205
B289,
C315,
D323,
E331
B230,
C260,
D268,
E276
B227,
C259,
D267,
E275
新川高校B163、C183、D189、E194B186 C206 D211 E216B168、C188、D193、E198B173,
C193,
D198,
E203
B304,
C336,
D344,
E352
B285,
C316,
D324,
E332
A221,
B253,
C287,
D295

手稲はボーダーが196→206→192→205→331→276→275
新川はボーダーが194→216→198→203→352→332→295 と、、、、

2018年〜2021年(300点満点の時代)は新川・手稲の上下が入れ替わっているよーな、ほとんど変わらないよーな状態が続いていました。
ここ3年(2022年以降:500点満点)は新川高校が常に上の状況(20点近く上)です。2024年は、同ランクで見ると30点近く新川高校が上になっています。

単純に考えると「新川高校の方が、学力的に『できる生徒』が多く入り始めている」と言えるわけです。

さて、どーなんでしょーか?

一つの指標としての「進路実績」

2018年以降の、手稲高校・新川高校の進路実績を見てみました。
、、、といってもwebに残っている進路実績だけですが。

手稲高校は令和2年卒業生(2017年4月入学→2020年3月卒)〜令和6年卒業生(2021年4月入学→2024年3月卒業)の進路実績が、新川高校は、2018年入試(2015年4月入学→2018年3月卒業)〜2023年入試(2020年4月入学→2023年3月卒業)まで掲載されています(2024.04.15現在)。

上の入試ボーダーが2018年からなので、2018年入学(2021年卒業)から書き出してみようと、、、思います。

今回は北海道大学と国公立大学の合格数だけ比較しますm(_ _)m

 2018年
入学生(2021卒)
2019年
入学生(2022卒)
2020年
入学生(2023卒)
2021年
入学生(2024卒)
手稲高校北大 8名
国公立 161名
北大 4名
国公立 138名
北大 11名
国公立 129名
北大10名
国公立 168名
新川高校北大 3名
国公立 93名
北大 4名
国公立 91名
北大 5名
国公立 111名
北大 5名
国公立 105名
2024.05.02確認
入試・どーだった?手稲が上 ほぼ同じ新川が上新川が上 ほぼ同じ手稲が上 ほぼ同じ

えーっと、、、わかりやすく全ての進路結果が「手稲高校が上回っている」と言えそうです。
ただ、今のところ「入試300点満点の時代」のお話を見ているわけで、、、。来年3月の入試結果からが「500点満点の時代」→新川高校が上になった時代、なので、、、さて、どーなるだろう??とイジワルく思っているわけでして。

こうしてみると、北大への合格者も国公立の合格も、手稲が上。入試で入ってくる層の学力はそこまで大きく違いが無いよーな合格ボーダーラインだと思うんですが、、、何が違うか、、、高校3年間の学習ですよね?

一つのお話として、、、選ぶときに、考えて欲しいです。

えーっと、私、新川高校(定時制)の元教員なんで、新川がダメ、、、というお話をしたくて書いたわけでも新川ガンバレと言いたいわけでもなくてですね、、、。

新川は「学校楽しい」という話もよく聞きますよね??「手稲は宿題が多くて面倒・新川は自由で楽しい」みたいなイメージのお話、聞いたことあるんじゃないかと思います。

一つの指標として「入るのが難しい・でも進路はそこまででもない」ということが見え隠れするわけです、新川高校は。そーなると、、大人側は「ちょっとなー」と思うわけでして(笑)。
でも実際の高校を見に行くと、新川も手稲も面白そうなのがわかるんじゃないかな、と。

最後は「実際見てみて、こっちがいい」で選んで欲しいんですよねー、私としては。

ただ、一つの指標として「進路実績」ってのを見て欲しいかな、と。
説得力を持たせるために今回は「入試のボーダー」と「進路実績」を組み合わせて見てみました。
入試ムズいのに、進路そうでも無い」があるかもなー、、と(500点満点時代の結果見ないと、確たることは言えませんが)。

手稲・新川だけじゃないんですが、、、似たようなお話の高校、いくつかあるなー、と思っています(ウチの塾がちょうどこの辺りを受験する生徒が多いので、今回書いただけですm(_ _)m)。
自分の行きたいところを探すときに、、、少し、大人側の見方でデータ見てくれるといいなー、と思いつつ。

まとめず。終わり。

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この記事を書いた人
すぎやま

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名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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