「テスト範囲に書いていないからやってない」というお話

テスト範囲に書いてないからやらないでも大丈夫だ、とテスト直前にいう生徒がちょいちょい居ます。
まあ範囲外の内容に関してはその通りですが、、、今回は大丈夫じゃないパターンのお話ですm(_ _)m

テスト範囲表にほとんどの教科はワークのページ数がのっていたが、国語は具体的にページ数がなかった為、国語のワークだけやらないでも大丈夫だと思ってやらなかった。

某生徒の言い訳より(笑)

いや、テスト範囲だろ!」とか「なんでやらないでいいと思ったの?」といったツッコミを入れたくなりますが、、、、毎年必ず居ます。一人は居ます。なんで居るんだろうと思うんですが、、ほとんどの生徒が「書いてないからやらなくていい」という謎理論を唱えるわけです。

「書いてないからやらないでいい理論」

「テストの範囲表に書いていないんだからやらないでいい」というのですが、、、よく見ると「ワークは該当ページ」=「自分でワークのページは確認してやりなさいね」とか書いてあるわけです。国語とかワークのページ数が連続しない教科でよくある感じで、「自分で確認してちゃんとやっておきなさい」ということだと思います。
もしくは「書いてないけど、そりゃ当たり前にやっておいてね」というタイプの先生だったりすることが多いです(ホントに定期テストにも利用しないなら、購入させないはずですしね(笑))。

ところが、「『該当ページ』の言葉の意味がわからなかった」とか「自分で探すのが面倒くさい」とかでやらない生徒がいるんですよね、、。でもそれって「(何となく)やらなきゃいけないのはわかってるけど、やりたくなくてやってない」んですよね。その上困ったことに「それを上手いこと言ってごまかそうとしている」ってことなわけで(笑)。

「書いてないことはやらないでいい理論」→「できるだけやりたくない」≒「勉強したくない」ってことなんですよね、結局は。
できるだけ最小限の勉強で点数は最大限取りたい、という考えなんだろーなー、と。まあ、それはよくわかります。勉強せずに過去最高点とか取れたらスゲーいいですよね。

→ 無理ですね、そんなこと(笑)
今の時代、ある一定量の学習量なく点数が取れるようなテストを(中学でも高校でも)作るわけ無いです。ですので「やりたくない→やらないでいいよね!」という短絡的な考え方、やめたほうがいいよなー、と思うわけです。

ちゃんと見ていない・深く考えずに行動する、という話でもあるわけです。

でも、これって「勉強したくない」という話だけでなく「テスト範囲表ちゃんと見てない」とか「ワークやらないでテストを受けた結果どうなるか深く考えずに行動してる」という話でもあるわけです。

何故か出されたプリントをちゃんと読んでない(誰かが読んで説明してくれるものだと思っているかのような)生徒、スゲー多いです。
同様に、先のこと考えずに今やりたいことを優先してしまって「後悔先に立たず」を常に体現し続けてくれる生徒もスゲー多いです。

細かいところのお話はここまでにしておきたいと思います。次回の保護者向けお話会でお話する予定ですm(_ _)m(「論理的に話すことで、論理性を伝える」・1月か2月に予定しております)。

やらないままでいいのか?

定期テストの点数上げることを考えると「やらせる」以外の選択肢は無いと思います(テスト点挙げなくていい状況の生徒さんの場合は「時間かけて気がついてもらう」という手法を取っています)。

今回のような場合であれば、早めに大人側が気がついてやらせればいいだけです。
もしくは、何も言わず痛い目にあってもらって「やらないとダメだ」と生徒に気がついてもらうのがいいと思っています。失敗するなら早めに「大人が手助けできる状況下で、盛大に大きく転ぶ」のが危険性が低いので一番良いハズです(笑)。

「やらなきゃいけない、と思わせること」+「思ったら、それを継続する(忘れない)状況をつくること」が大事です。同じ失敗を何度も繰り返すのは中学生・高校生は仕方ないと思います。、、、できるだけ繰り返さずに、と考えると「大人側の介入・手助け」は必要で、、、家庭教師・塾だけでなく保護者・学校の協力も必要だと思っています。

「そのうち一人でできるようになる」が目標です。なかなか遠いなー、と毎回思います。
「生徒さん(の状況)に合わせた対応」のお話でしたm(_ _)m

まとまらず、おわり。

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テスト範囲の話だけじゃなく、色んな所で似たようなことあります。
「小テストだから勉強しないで大丈夫」「この教科はノート見られないから書いてなくても大丈夫」「このプリントはもう授業終わったから捨てて大丈夫」
大丈夫だったこと、一つも無いです。でも、まあ「失敗した」と思わないと同じ失敗しますので、失敗してもらいましょう(笑)。

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