Eランク〜Gランクあたりの道立高校選び(札幌+近郊でのお話)

随分前に書いたものを2023年版に書き直しますm(_ _)m

何故にE〜Gランクになった?

ここ数年、道コンの結果を見ると、Aランク〜Cランクの人数が増えていて、、、大雑把に言うと道コン受験者は「A〜Cランクで45〜50%の人数を占める」ことがわかっています。
→ 上から半分はDランクの上位までかもしれない、という状況があります。
2017年に上の記事を書いたときから徐々にランク分布が変わっていて、、、2017年のGランク付近は今だとFランク付近(状況によってはEランク?)という状況になっています。
2017年当時、私立高校はGランクが1つのボーダーでしたが、今はFランク〜Eランクの高校もあるわけでして、、、。この5年で「成績の付け方」も大きく変わっており、それもGランク→E〜Gランク、とした理由でもあります。

成績の付け方→三観点評価です。

三観点評価については↓

↑に書いてますが、、、


  • 「知識・技能」 → 定期テスト・制作物・作文・実験
  • 「思考・判断・表現」 → 小テスト・作文・レポート・定期テスト
  • 「主体的に学習に取り組む態度」 → 提出物・授業中の取り組み(実験レポート・話し合いの参加度)

の形に変わります。

2021年の観点別評価のお話(四観点→三観点に変わったよー)」より

という形で評価されているかと思います。
通知表にA、B、Cで各項目を評価されているんじゃないかと思います。AABだと4で、AAAだと5、、、みたいな基準も示されているんじゃないかと思います。
三観点評価になってから「評価が厳しくなった」という人が多いのですが、その実「上位のA〜Cランクは増えている」のです。さて、、、何がどーなってるんでしょう??

成績評価をうまく利用しよう

成績の付け方が変わってきています。

5年前(四観点評価の時代)ほど「提出物!」という感じではなくなってきています。
最近は、Chromebookに宿題が配信されたり、小テストもネットでやって提出だったり、、、現実の物体を手渡ししなくなった影響で「自分が提出したかどうか/提出物があるかどうか」がわかってない生徒も増えたよーな気がしてます。逆に、ネットで提出完了がわかるので、楽になった、という話も聞いていますが、、、。

「主体的に…」が他の2つ(「知識・理解」「思考・判断・表現」)より評価点数の最大値が低い学校が多くなっている。 → テスト(や小テスト・章末テスト)で頑張っていないと成績が取れないようになってきています。
ただ、過去のブログでも書いていたように、、、


提出していないことで明らかに成績が落とされている(定期テスト60点くらいで評定2)生徒さんもいたりします。

定期テストなど、テストの点数(小テスト・章末テストを含む学校も多い)が割合高くなった
というのがこの1年で見えてきたところかな、と思います。同時に、これも書いていたのですが、、、

現時点で「提出物を出すのはほぼ全ての生徒が当たり前にしている」(一部提出できていない生徒さんが居るのはわかってますが、一般論として、ですm(_ _)m)という状況になってきてるので「大きく変わらない」です。
出さないヤツは点数が落ちる(出してれば上がりやすい)という流れも当然の方向かなー、と思います。

「2021年観点別評価のお話」

という面。

「提出するのは当然で、提出していないから『減点』」のような感じがあるような気がします。また、ノート・ワークを提出させるのではなく「授業の中で確認」する先生が増えているように思います。テストごとに集めるではなく、月に一回,2ヶ月一回くらいのペースでチェックする先生が増えているように思います。

三観点評価・一年経ったより

提出するのが当然」という評価になりつつあって、、、提出していないと「評価が下がる」と感じます。
「評価を下げないためには(当たり前に)提出している必要がある」わけで、、、提出するのが苦手なタイプの人(予定忘れちゃう、宿題があるのを覚えていられない)にはキビシイ状況かなー、と。

うまく利用するためには?

上の記事でこんな事書いてましたが、今も基本は同じです。


1. 毎日の授業のノートはキレイに書きましょう。
板書が早くて書き写すのが苦手な人は「後からキレイにする」ことにして「とにかく写す」ことを重視してノートを取りましょう。目指すは「A評価(一番上の評価)」です。

2. ワークの提出は期限に必ず間に合わせる。
授業でワークをあまり使わない先生の場合、授業で進んだところを「毎週1回〜2回」ワークをやりましょう。おそらくそれだけで、ワーク提出日にワークやるのが間に合わないことは無いです。目指すは「A評価(一番上の評価)」です。

3. 小テストの勉強はその授業の前の休み時間でやる!!
たぶん、前日に勉強しよう!といってもやらないでしょうから、少なくとも休み時間に「何がでるか確認」して「丸暗記できるものは暗記」して点数を稼ごう。できれば、毎回満点が目標

三観点評価・一年経ったより

基本は「提出物・ノートを取る・小テスト」なのは変わりませんが、、、
今、書き直すならこんな感じになるかと思います。

1.小テストの点数を取ろう!
今の評価の方法だと「小テストの点数を取る」が一番に上がります。出るものが決まっている(この漢字を20個とか、英単語10個とか)ので、それを覚えれば点数になるわけで。、、、イヤなのはわかります(笑)、覚えたくないのも、覚えるのが苦手なのもわかっています、でも「範囲の中、何がでるかわからない定期テスト」よりも確実に点数が取れるわけでして、、、。
小テスト、半分以上ではなく9割(10点中9点!)を狙って頑張ると評価が上がります。定期テストよりも9割取るのは楽、、、なハズです(笑)。

2.振り返りプリントは忘れずに書こう!
学校(と先生)によりますが「振り返りプリント」も大きなウェイトを占めている様です。
「振り返りプリント」と書いてますが、、、「今日の授業での目標・授業内容・授業の感想・出来たこと/出来なかったこと」を箇条書きで書くようになっていたり、文章でガッツリ書かせる先生もいたり、、、ToDoリストとか、PDCAのチェックができる(Plan・Do・Check・Action)ようになっていて、先生によっては「このプリントが『主体的に…』の点数全部」のこともあるようで、、、。
「書き忘れてしまう」が無いように、毎回の授業の最後にしっかり書いておきましょう!

3.提出物が出せないのはヤバい!
提出するものは随分減りましたノート提出が無いのは当たり前になりましたね)。ワークの提出も教科によってある/ない、で、、、どの教科(科目)が提出して、どの教科が出さないでいいのか、把握できていない事も多いようです。「年度当初のシラバス」に提出物の有無が書いてありますので必ずチェックして「表にして貼っておく」とかが大事です。何を提出するか、わからなくなります。
そして、Chromebookで提出するものも大事です!ロイロノートだったりgoogleスプレッドシートだったり、、、提出方法もアプリケーションも色々で、、、各教科で違う学校もあります、要確認!

という感じかなー。小テスト・振り返りプリント、辺りが評価の抜け穴として、、、点数の差がつくかもなーという感じです。提出物は「当たり前にやっててね」です。

副教科の定期テストが無くなってきています

副教科、定期テストが無い中学校の方が多くなっているように思います。
授業中の活動・制作物・実技テスト・小テスト、での評価に変わって行っています。
定期テストが無い分、点数が取りやすくなった人と取りにくくなった人と、両方の話を聞きます。

塾・家庭教師で対策できないことが増えているよーな状況です(といいつつ色々やってますが)。
副教科は「授業中にどれだけ頑張ったか」が評価に反映されています。しっかり授業に集中することが大事!!!です。

上のランクを狙うなら副教科の成績はしっかり取っておく必要あります。
さて、、、副教科どう対策するといいか、わかりました??

高校をどう選ぶべきか

「自分が行きたいところが見つかるのが一番いい」です、当たり前ですが。
その「行きたいところ」をどう探すか、、、となるわけです。

「高校の学校祭に行ってみる」+「学校説明会に参加する」と高校の雰囲気が一番わかるかな、と思います。「テンション上げて、楽しんでる最上級」と「普段の真面目な状況」の両方を見ておくと、自分が通ったときのイメージがしやすいかな、と思います。

学校説明会に参加してない・学校祭行けなかった、という人は「ホームページ」を隅から隅まで見て・読んでみましょう。部活の話から、学校行事・進路情報、見学旅行の話まで出ていると思います。それを見て「ちょっと違うな」と思うなら、、、たぶん、実際に行っても違うと感じるんじゃないかと思います。「いいかも」と思って行ってみても「あれ、違うかも」が多かったりしますが(笑)。
ホームページだけで判断するのは難しいです、少なくとも「高校を見に行く(門の外から眺めてみる)」だけでもしてみるのは大事かなー、、、。

後は、先輩に聞いてみましょう通ってる高校のいいところ、悪いところ。大体「悪いところだけ」話に出てきます(笑)。いいところはなかなか出てこないです。経験的には「悪い:いい=9.5:0.5」くらいの割合で話に出てきます。ですので、話の中で「いいところの話」が1つでも出てきたら「結構いい高校かも」と思って大丈夫です。悪いところの話は「どこの高校でも同じようなこと」が出てきます(笑)。さて、どう判断します??

もちろん、ランクや当日点で探すことも大事です。

ただ、ランク・当日点・ボーダーライン、といった話はここ(web)ではあまりしないようにしています。数字だけがひとり歩きしてしまって、「このランクだとこの高校合格しますよね?」という勘違いを生んでしまう & 数字だけで決めることはかなり難しいので、ボーダーラインの数値などはあまり書かないようにしています。

北海道高校入試 ボーダー ランク+点 - Google マイマップ
札幌の家庭教師屋さん 塾 BASE で作成しております。 石狩圏の高校についてのみ ランク+素点のボーダーを地図上にプロットしたものです。ランク(アルファベット)の後にテスト点(300点満点・2022年から500点満点)となっています。 交...

と、いいつつ↑のようなページを作ってあります。ご参考までにm(_ _)m

そんなこと言われても、1人じゃ何にもわからねーよ!

ってとき。中学校の先生に聞いてみましょう。
もしくは通っている塾・家庭教師の先生に聞いてみましょう。
必ず、良い答えが返ってくるはずです。

それでも納得行かなかったら、、、ウチに連絡してみてください。もしかすると、お手伝いできることあるかもしれません。
まとめず・まとまらず、終わり。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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