続・9月入学の話

続・9月入学のお話。

どうやら今年は9月入学にはしない方向で話が進みそうなところまで来ました。前回も書きましたが9月入学の前に考える事は多々あって、、、今回もちょっと愚痴っぽい話ですm(_ _)m

再確認、9月入学論

9月入学論は色んな所で議論されてますが、「今年度を来年8月までの17ヶ月にすればいい」という「今年度を伸ばす」が現在の大勢の様子で「9月スタートにする」という考え方は少数派のようです。

どちらの場合でも、学年の割り振りをどうするのかという問題(現在の学年構成で行くと、9月に新たに入園する幼稚園児は9月2日〜9月1日生まれに、それ以外は4月2日〜4月1日、15年かけて解消)や社会構造としての年度の問題(父母の仕事の転勤が4月になる可能性が高い、あと数ヶ月で卒業であっても転校?それとも別に家を借りてでも残る?という問題が「全国で数年以上」起きる→引越し業者が足りない問題がさらに酷くなる)はあって、、、。「それでもやる」のは悪いとは思いませんが各問題に対してどうするのか、そして「現場の先生方にかかる負担を解消する」ために「人を補充する」こと(つまり、お金が大量にかかること)を良しとするのか、という問題が出てくるわけで、、、。

10数年前から文部科学省「教員が足りなくなるから、増やす方向で予算よろしく」→財務省「子ども少なくなるんだから、相対的に教員は多くなるんだから、予算削るね」で、人件費は削られまくっています。その上、教員の仕事の「ブラックさ」が目立つようになり教員志望者も減っています。

さらに、現在(2020/05/28)の報道によると「教員免許あり・時給2,200円」「教員免許なし・時給1,600円」「事務手伝い・時給1,000円」で人を集めるとか(日テレNEWS24より)。、、、ガッチリ塾やらで教えてる人(アルバイトレベルじゃなく、社員とか個人でとか)は時給で3,000円くらいが最低条件じゃないかと思いますし、北海道・高校の講師をすると1時間2,800円くらいだったと記憶(2,830円だったかな)していますが、、、それ以下で集めて、必要な人材が集まるのか?とかとか、、、。

9月入学とかの前に(これも再確認)

まずは、どんな状況であっても「学習ができる」=「教育を受けられる」を作る必要があるわけです。

それは例えば「塾・家庭教師・予備校」でもいいんじゃないかと思うのです。個別指導で「学校のように密集しない」から大丈夫という謎理論で大丈夫というなら塾やら家庭教師に「今年度は任せる」でもイイんじゃないかと思うんですよね。「かかった金額を国が全額(もしくは8割とか)負担する」という形で、必要あれば学校と連携して「小テスト」や「定期テスト」を実施していけば、、、とか思うんですが、ダメでしょうね(笑)。

まあ、冗談交じりですが「学校で学べないなら別のところで学ぶ」必要があるわけです。
学習部分については特に塾が十分に学校の代わりをすると思います

「部活」「学校祭(文化祭)」「運動会」「修学旅行」は根本的には「学校の卒業に関わらないもの」=教育の中心にあるものではない=法律的に「やらねばならぬ」ではないもの、ですので無理にやる必要は無いかと思いますし、児童・生徒によっては無くなって嬉しい人も多いようで、、、。

この機会に「行事は基本全員参加」ということ自体を考え直しても良いんじゃないかと思っています。学校生活において、学校祭とか部活が大きな割合を占めていることは元教員として実感がありますし、児童・生徒にとっては大事なことだとも思います。でもそれ、全ての児童・生徒が参加したいと思っている活動か、というと、、、甚だ疑問なわけです。「学校祭の準備したくなくてサボる生徒と真面目に頑張る生徒のケンカ」の話はマンガやアニメに描かれるほどメジャーなことで、、、参加したくないなら参加させないでもいいんじゃないかと思うんです。さらに行事って教員の負担がとても大きいんです。例えば修学旅行のお金の積立ができていない時に連絡するのは担任だったり、例えば学校祭の必要な物品の買い出しで大きなものを買いに行けないから担任が車をだして買ってくるとか、、、それは先生のお仕事の範囲に入れたままでいいのか?という話は前々からあるわけでして、、、。

「学校行事の諸問題」やら「学校行事削減問題」は今回の臨時休校期間関係なく「今までもずーっとあった」のです。今回、非常事態なわけで(緊急事態宣言ですが(笑))いくつかの行事が無くなることは覚悟してもらわないといけないと思います。

もし「行事を優先して授業を削る」という話になっても文句が出ないのなら、行事をするべきだと思いますが、、、「学校がするべきことの中心は学習を中心とした人間教育」であって「人間教育をする上で必要な学習を少し教える」ではない、、、と法律とかに書いてあるので文部科学省とかの判断はそうはならないと思うわけです。

で、、、こう書いていくと、「8月まで伸ばせば行事も全部できるし、学習もできるから一番いい」という理屈になるわけです。
確かにそう思います。しかし「今の状況で8月まで伸ばしたから行事ができるとは限らない」わけです。冬までにもう一度大きな感染拡大があると言われていて、そうなれば「冬に2ヶ月学校に行けない」がまたあるかもしれないわけです。それって、8月まで伸ばそうと3月で終わろうと「学校行事を全部やることは諦める必要がある」ってことですよね。
その上で、、、社会的な状況(4月始まり3月終わりの年度制)を完全に変えるためには会社の会計年度の変更が必要で、、、最低でも「人事異動は8月〜9月」というルールが定着する必要あるかと思います。それ以外にも、、、お父さんお母さんの会社は新入社員の入社が9月で大丈夫ですか?受け入れる事できないのにスタートされると「最初の卒業生は割を食う」わけです。幼稚園・保育園の入園、来年は4〜8月は無しで大丈夫ですか?9月スタートでなく4月からも9月からもスタートとなると「1.2〜1.5倍の人手が必要」という試算もあります。会社として(税金を投入するとして)今の経済・経営を考えて「それだけの人件費がかけられる状況か?」という問題も出てくるでしょう。

9月入学とかじゃなく、別の手を考えるべき

学校の大きなルールを変えるのは「社会全体を動かす」ことになります。大きな変化ですので、何が起きるのか(起きないのか)わかりません
個人的には現時点での8月終了案には反対ですが、9月入学に関しては反対ではありません。細かく言うと「入学時期の自由化に賛成」ですね。

私としては「小学校から進級を単位制にして、留年・飛び級もありにする」「何歳から小学校に行ってもいい」「必要な単位数を取得したら卒業」の形にすれば、今のような状況であっても授業ができるものが多くなる&卒業の年次がおおきく変わらないで済むのでは?と考えています。

他に、「学級の人数を減らす」ことで「授業のスピードが上がる」ことは知られていますので、学校にある教室の数だけクラス分けをしてしまって「15人1クラス」とかであれば十分間に合うのではないか?という考えもあるようで。

何にしても「しっかり予算をぶんどってきて、お金をかけて先生の数を揃える」ことで解決できることが多くありますが、時給2,200円であれば私は行かないです。もう少し高かったら中学校とかの手伝いに行くかなーと思っていましたが(笑)。

大人たちが今するべき事は「お金をかけてしっかり勉強できる環境を作っておく」ことであって「8月まで伸ばして勉強させる」ではない気がします、、、あとはしっかり予算ぶんどって「教育にお金をかけてくれ」というお話でした。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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