小テストの勉強をしてるけどしてこない生徒、のお話

ここのところ、教育論とか受験に向けたお話ばかり書いていまして、、、。生徒のお話をかかなきゃなー、と思っているのですが、、、。

根本的には「生徒さんの個々のお話」はできるだけ書きたくなくて、、、(で、一般論的な・教育論的な内容が多くなるのです)。理由、、、生徒さんによっては「自分のことを書かれる」ことがとてもイヤ、、、だけど「特にそれを言わない」ということが多かったり、「お話するのはいいけど、文で残るのは嫌だ」と言われたこともあったりで、、、あまり書けないわけです。

ただ、、、たまには「こんなことしてます」という記事も必要だなー、と思いまして。
保護者向けお話会では何回かお話している生徒(たち)のお話を書いておこうかと思いますm(_ _)m

↑似たようなお話です。

小テストをする・けど、勉強してきているよーな、してきていないよーな生徒、のお話。

塾に来ている生徒に、小テストをすることあります。
この生徒には、毎週英単語の小テストをさせてました。80%で合格。
ところが、毎回60%〜70%の状況が続いて、、、、声をかけるわけです。

講師
講師

ちゃんと書いて覚えてこいよー

翌週

生徒
生徒

覚えてきました!

結果・70%を超えない

講師
講師

練習したノートを見せて

生徒
生徒

持ってきてないです。
来週持ってきます。

翌週 小テスト70%超えない

講師
講師

練習ノート見せなー

生徒
生徒

あ、忘れました。
来週は絶対持ってきます

翌週 3回ずつ単語練習してあるノートを持ってくる → 70%は超えない

講師
講師

何故3回ずつしか書いてないの?

生徒
生徒

3回で覚えると思ったので

講師
講師

何故3回で覚えると思った??

生徒
生徒

何故でしょう??

これ、、、本気で言ってるんです。冗談でもごまかしでもなく「本当に何故なのかわかっていない」「言われて初めてそう思った」みたいな感じなんですよね、、、。

講師
講師

今ここで、10回書いて覚えよう!

生徒
生徒

わかりました!
(4回書いて)
できました!覚えました!

講師
講師

「10回書いて覚えよう」が
何故4回書くになった??
自分のルールに勝手に置き換えないで
まず10回書け!!!

これも、、、、本気です。何もジョークを、冗談を挟もうと思っているわけでもなく、、、。
このあと「どーして4回でOKになったのか」は本人が一番悩んでました(笑)。

何がどーなんだろう?

勉強したくない場合、よくある光景だと思います。
やりたくないから、適当に(10回を3回、4回で)やって、お茶を濁して終わりにする、、、よくあります(笑)。

ところが、この生徒は「大学受験に向けて」来ていた生徒で、、、「勉強したくない」わけではないはず、、、なんですが、こういう事が起きる。

何が、どーなの?

3つくらいよくわからないポイントがあるんですよね、、、。

1つ目、勉強したノートを持ってこない(忘れてくる)。
→ 学習に使うノートは「机に置きっぱなし」になりがちですが、学習用ノートは「学習する場面で常に持って歩く」のは当たり前、、、じゃない生徒が増えてきたような気がします。

2つ目、何故3回書いたら覚えると考えたのか?
→ 理由は無さそうです。「1回では少ない、2回じゃない、3回書いたらできたことがあった」くらいの軽ーい感じで決めたんじゃないかと思います。

3つ目、10回書けが4回になった理由
→ これは「覚えたから/覚えたと思ったから」でしょう。覚えたんだからそれ以上書く必要ない、という、、、真っ当な理由ですね(笑)。
ただ、4回書いたから「覚えれた」と思っていても、実際に覚えられているかどうか、、、自分で確認しながら書いている、、、のか?という辺りが不安なところで。
で、教える側は「10回」と言ってしまうわけです(がホントはただ書くだけだと意味がほとんどありません)。

おそらく、本人が「意識的に何かしてやろう」と思ってやったことではない、と考えています。、、、だとすると、他の場面(学校・家庭)で「もっとやらかしてる」よーな気がします(笑)。

単純に「抜けてる」でいいのか、、、「忘れっぽい」でいいのか、難しいなーと思ってます。

どう指導する?

繰り返し話すしかないですよね(笑)。
「ある日白馬の王子様が迎えに来る」ことが無いように、ある日「お前は伝説の勇者なのじゃ!」と言われることが無いように、、、ある日突然、急に「全てパーフェクトにできるようになる」ことは無いわけです。
毎日・毎回、コツコツと、、、できなかったことを確認・次回できるようするために必要なことを確認、、、繰り返し、できるようになるまでやる、しか無いと思うんですよね。

簡単なこと、、、「忘れ物をなくす」とかだと「手の甲に書く」とか「スマホのリマインダ使う」とかで即できるようになることもあると思います。
しかし、今回のような「10回書け→4回でOKにしてしまう」というのは「長年、積み重なった癖」なんで、、、すぐに無くなるというものではないと思いますし、気を抜けば「また出てくる」ような種類の物だと思うわけです。

指導、、、というよりも「付き添って、寄り添って、指摘し続ける」に近いのかもしれません。
できるようになると「学習が楽」だったり「生活が楽」になるはずですが、、、なかなか「今のままでいい(問題ない・大丈夫・変えたくない)」ということが多いので、、、時間がかかること多いです。

「時間かけてでも、やるべきだ」というときがあると思っています。
ただ「その時」じゃないと、、、本人が受け入れることは無い、と思います。
上に書いた生徒さんも、、、時期がダメだった時は、全く聞き入れませんでしたので(笑)
数年後に、受け入れて・聞き入れてくれて、、、無事目標の学校に合格しました。

「だから、誰でも大丈夫!」と言えればウチの塾は困ることないんでしょうが(笑)
「誰でも、どんな状況でも大丈夫」ではないです。私や、他の講師との相性もありますし、今は学習をしたくない状態だったり、困っていないという状況であれば、、、無理して何かする必要はないのかな、と思っています。

、、、ですので、スゲー面倒くさいとは思いますが、一度「面談して、お話」させてくださいm(_ _)m。
ウチでできること、多分たくさんあります

まとまらず、おわりm(_ _)m

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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