塾だけど、1対1で教える理由

何故、教師1に対して生徒を複数にしないのか、そんなに大層なお話でも無いのですが、、、。
簡単に結論を、、、「その方が良いから」です(笑)
似たような話を過去に書いてます。

塾の特徴のお話 2020年版
ウチの「塾BASE」は「塾だけど塾じゃない」と言っていますし、生徒からも「塾じゃない」とか言われてしまいます(笑)。どんな特徴があるのか、一度ちゃんと書いておこうかと思います。

ウチの塾に来る生徒さん

ウチの塾、このblogやらホームページを見て来てくださる方がほとんどで、、、。実は「塾の近所の生徒さん」はとても少ないのです。

塾に来ている生徒さんに共通して、「複数人(多人数)での授業だと理解しにくいみたいなんです」というお話があって、、。
1対1だと全く問題なく理解できる。複数人への授業(いわゆる学校の授業の形:集団授業形式)だと理解が追いつかない・ノートが取れない・聞きそびれてしまう・質問が出来ない、、、といった状況が多いようです。

「(他の)塾に行っていてもわからない」学力的に高いとか低いとかの話ではなく困っていて、、、私が教えてみると「問題なく理解できる」ように見えたりするわけです。
実際に、1対1でやってみると困らずにわかることが多いんですよね、、、。
講師側が生徒の状況を完全に把握して進められると、生徒が困ることは少ないかと思います。
そんなわけで1対1で教えてる、、、ってのがあります。

別の切り口でのお話

ちょっと真面目なことを書くと、、、
学校の授業(集団授業)ってのは「ほとんどの生徒が理解できる」ように作られていて、どうしても「完璧に全ての生徒が理解できる」授業にすることは不可能なわけです。それは公教育のシステムとして「大量の人を教育する」という効率的な方法である以上、どーしようもないわけで、、、。その結果として「授業時間だけで理解できない生徒」ができることも、どーしようもないわけです。

対して「全ての生徒が理解できる」=「1対1で教える」という非効率的な方法があるわけです。
効率的ではない分、生徒さんごとに対応できてとても良いんですが、、、ウチにも限界があるわけです。
塾なんで、学校のように「1日6時限授業・1週間で30時限」という時間量を行うことはできませんね(笑)。あくまで「学校の補完」であって「学校の代替」にはなれない、、、というのが限界にあるわけです。
そんなわけで、1対1で教えることで生徒さんが理解しやすい授業を行いつつ、学校の授業についていけるようにすることも目標にして授業します。

集団授業を受けている前提でなければ塾で教えて行くこと難しい部分あります。
学校終わって毎日来てもらってやってもその日1日分の授業と同じだけを進めることは難しいわけで、、、。
「塾だけで完結はしない」という意識は常にあります。

また別の切り口、、、大事なことを忘れていない?

「1対1で教えると理解しやすい」という話をすると、どうしても大事なことを忘れやすいのです。

問 塾で学校と同じだけのことを1対1で行えたとして、できるようになるか?
解 それだけでは、できるようにならないないです。

一番大事なことは「自分で復習する」ことです。つまり「家庭学習」≒「自分でどれだけやるか」です。どれほど理解しやすく教えてもそれを1人でできるようになるまで繰り返さないと、結局「わからない」わけです。

1対1で教えていて「あーわかった!」→「じゃあ、問題解いてみよう」→「あれ、できない」という流れは毎回のようにあります。「言ってることは理解できてるんだけど、1人で解けない」というのはあるあるネタで、、、「解説する・納得する・そのままにしておく」と結局「できない」ということが多いです。

理解する(わかる)ための復習(自習)は絶対に必要です。

生徒にわかりやすい授業・理解しやすい話し方で授業、は1対1だとできるわけです。でも、わかりやすいから理解できているか、というと「自分でやってみたらできない」ことが多くて、、、やってみて理解することの方が多いんですよね。
だから、塾だけで(学校だけで)完結しないことの方が多いと思います(で、反転学習というやつあるわけです)。理解・定着という部分でどうしても宿題(家庭での自習)が必要になるわけです。

まとまらず、まとめ

そんなわけで、1対1で教えています。理由は「その方が良いから」になるかなー、と思っています(笑)。
非効率的な方法ですが「学校でわからないから塾に行ったけど塾でもわからない」というよくわからない状況を止める方法として考えると一番効率的かな、、、と考えています。

生徒増やして、同じくらいの学力の生徒さんを同時に指導する、、、ことも考えないわけではないですし、夏期・冬期講習ですと、同時に教えることもありますが、、、基本的に「本人・保護者」と講師に確認して1人でもNOがあれば同時指導はしないです。多くの生徒さんと学習したいと思いつつも、、、塾来たけどわからないにならないように、、、と思うと1対1を崩したくないなー、と考えています。

まとまらずm(_ _)m

 入塾・家庭教師に関して

面談・体験授業の後、スタートとさせていただいております。
面談は塾・ご自宅どちらでも可能です。
1対1で教えている関係で、生徒さんを大量に受け入れること出来なくて申し訳ないですm(_ _)m
塾・家庭教師とも生徒さんは随時募集しております。特に平日の塾・日曜の塾の生徒さんを募集しております。(平日家庭教師については来年度の予約を静かに受け付けておりますm(_ _)m)

教育相談も随時受付中です。家庭での学習の進め方など、ぜひお問い合わせください。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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