2020年、高等教育無償化(=大学・専門学校無償化)開始、の話

3.わからないけれど、たぶん存在する基準

・給付型奨学金を利用する大学が偏った場合、全ての学生をOKとするべきでしょうか?

例えば、ある私立大学の全ての学生が給付型を利用して進学することになった場合、大学の収入のほぼ全てが「給付型奨学金=税金」となって、、、、あまりよくないですよね?

と、いうことで「大学(学部?学科?)の定員ごとに上限がある程度決まっている」可能性は大きいと思われます。

・小さな高校の全ての生徒が給付型奨学金を受けることができるのか?

今は絶対評価ですので、全ての生徒が3.5以上になることはあるわけです。そして(地方で仕事があまりない)地域の特性として収入が少ない家庭が多い高校もよくあります。この場合、全ての生徒に給付型奨学金があたる、、、ということは考えにくいですね。

よって、

  1. 各大学(専門学校)ごとに人数枠がある程度決まっている(のではないか?)
  2. 各高校ごとに最大人数枠(%)が決まっている(のではないか?)

と考えられます。

この2つは学生支援機構の第一種奨学金についてもそういったことがあったような気がしています。
3.5以上の基準ではあっても、大体4.0くらいないと第一種は通らないという感覚がありました。おそらく「高校ごとの人数」を通り抜けても「受け入れ大学側の人数枠」に入るためには(収入の壁を越えた後は)成績上位から順番になっていて、大学側の人数枠には3.5では入れないことが多いのだろう、と言われていました。

「同様のことは大学無償化の話でもおそらくあるんじゃない?」という話でした。実際にはまだ応募した結果が出ていない(10月~11月にわかる様子)ので実態がどうなのかがわからない状況です。今後の状況・情報を集めておりますm(_ _)m

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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