1.世帯収入
区分けが3つされています。
- 【第1区分】 → 給付型奨学金・全額給付対象
あなたと生計維持者の市町村民税所得割が非課税であること。 - 【第2区分】 → 給付型奨学金・3分の2給付対象
あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が100円以上25,600円未満であること。 - 【第3区分】 → 給付型奨学金・3分の1給付対象
あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が25,600円以上51,300円未満であること。
以下の表の金額が上限年収と考えてもらうのがわかりやすいかと思います。
区分ごとの目安・給与所得者世帯の場合(学生支援機構ホームページより)・○は生計維持者
人数 | 想定する世帯構成 | 第1区分 | 第2区分 | 第3区分 |
2人 | 本人、母(○) | 207万円 | 298万円 | 373万円 |
3人 | 本人、母(○)、中学生 | 221万円 | 298万円 | 373万円 |
4人 | 本人、親A(○)、親B(無収入)、中学生 | 271万円 | 303万円 | 378万円 |
4人 | 本人、親A(○)、親B(○)、中学生 | 親A:221万円 親B:115万円 | 親A:242万円 親B:155万円 | 親A:320万円 親B:155万円 |
5人 | 本人、親A(○)、親B(パート)、大学生、中学生 | 親A:321万円 親B:100万円 | 親A:395万円 親B:100万円 | 親A:461万円 親B:100万円 |
「住民税が非課税なら全額給付します」「そうじゃない場合は3分の2か3分の1給付します」です。
ご家庭の状況によるのですが、ウェブで「給付が受けられる収入かどうか」の判定ができるようになっています。詳しくは「進学資金シュミレーター」で検索してみて下さいm(_ _)m
まずはこの世帯収入のハードルをクリアしないと大学無償化にたどり着くこと出来ません。
世帯収入として超えている場合は、今まで通り学生支援機構の奨学金(返還義務あり)や政策金融公庫・銀行で借りる方向で考えることになります。
2.本人の学力(評定平均)
5段階評価、全教科の平均点=評定平均です。高校3年間分(申請時点までの評価)の平均です。
高校1年生の時サボってて、、とかがあるとスゲー痛いです。
学力基準は以下の2つのうちどちらかに該当すること、です。
- 高等学校等における全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であること
- 将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、進学しようとする大学等における学修意欲を有すること
(学修意欲の確認は、高等学校等において、面談の実施又はレポートの提出等により行います。)
つまり少なくとも各教科・科目で3以上は取っていることが大事。3.5ない場合は学校ごとの面談・レポートで判断すると書いてあるわけです。
→ 実際に評定平均だけ・レポートだけで決まるかどうかはわからない(学生支援機構内で決定するため)ですが、できるだけ高い数値にしておくことは必要だろう、と思われます。
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