書きやすい文房具、のお話

数年前に書いたものがあるのですが、、、書きやすいもの色々あるので、アップデートがてら書き直しますm(_ _)m

私は文房具好きでして。書くものに関してはそこまで酷くこだわったわけでもないのかもしれないですが、、、。
元々「字が汚い」「筆圧が強い」ので、それをカバーしてくれる筆記用具を中学生くらいから探していて。

今のところ、これかなー、というものを上げておきたいと思います。
基本的に「筆記用具」のお話ですm(_ _)m

私が使用している筆記具

シャープペンシル

  • ステッドラー 製図用シャープ 0.9mm芯、0.7mm芯を使い分けています。
    2.0mm芯のものも使っていましたが、鉛筆でいいな、となりました。
    0.9mmは生徒受けが良く、狙われてもらわれていきます(笑)。
    近年ちょっと軽くなった気がします。
    古いものだと少し重く(重心が下にある感じ)で書きやすい(私には)ですね。新しいのは試筆してみてイマイチなので買わずにいます。
  • コクヨ・鉛筆シャープシリーズ 第一に安い(180円!)ので試しやすい。
    0.7mm芯、0.9mm芯、1.3mm芯があって好みの太さの芯が選べる。軸の形も六角形(プラスチック)・三角形(ラバー素材)が選べます。個人的には三角軸のラバー素材のちょっとしっとりした握り心地が気に入って使っていましたが、小学生低学年の生徒さんの家庭学習用に進呈しました。
    六角形軸は生徒が使えるように塾においてありますが、評判はイマイチ(軽すぎるようです)。
  • パイロット S3シリーズ 0.9mm芯を使用。
    高いものじゃなく、普段ガシガシつかっても良さげなもので0.9mmで、、、と探して利用中。
    数年使ってみて、書き心地は「普通」。スゲーいい!とならないが「悪い」ところは全く無く、実は常に手元にある状態が続いている。実は使い勝手がいいんじゃないか?と思いつつ「そーでもないなあ」とほぼ毎日使っている。

どのシャープも0.5mm芯ではないものを利用しています。
私にとっては「0.5mmは細い」ので字を書いた時の線がまっすぐキレイに書けた気がしない。あと筆圧が高いので0.5mmだと折れて折れて、、、大変でした。
ある程度の太さの文字を書きたい(というか、太くないと線がよれよれしているのがバレる)ので、0.9mmとかで使い勝手のいいもの、を選んでいます。

鉛筆

  • ステッドラー マルス・ルモグラフ この青軸の7B、B、F、6Hを生徒さんに使ってもらったりしてます。
    個人的にはFが書きやすいので他の鉛筆でもFを揃えたりしています。
    ちょっと前まで2Bを持ち歩いていましたが、生徒に進呈(強奪?)しまして、2B〜4Bあたりが小学生・中学生にはちょうどいいような気がしています(硬めが良いならFかも)。
  • コーリン鉛筆 図画用/3030 4Bを主に生徒用として塾に置いてある。書き心地良。柔らかいので書きやすい。(とくにオススメ!でも廃盤商品です)
  • コーリン鉛筆 図画用/ 4Bを使用。丸軸なんで、転がりやすくてあまり使っていませんでしたが、柔らかさ・書きやすさ・濃さが良いです(これも廃盤商品)。
  • トンボ鉛筆 モノ100 Fを使用。
  • トンボ鉛筆 8900 Fを使用。

Fの鉛筆は、色々な鉛筆の書き味の違いを体感してもらう為に揃えています(家庭教師・塾で生徒さんに体験してもらうように)。好き好きがあるのですが「ステッドラーが良い」という生徒が多い感じ(カッコいいから?(笑))ですね。

シャープ使ってた→最終的に鉛筆に落ち着く生徒さんも多くいまして。
2B、4Bはどの鉛筆であってもオススメです。
シャープの芯もですが、騙されたと思って濃い・柔らかいもの(B、2B)にすると書き心地が変わって書きやすくなる人多いです。
個人的には鉛筆芯はFが好みで、、私の書き方にはちょうどいい硬さと濃さです。
、、、といえるよーなくらい色々使ってみて違いを比べてみるといいと思います。特に小学1年・2年の頃にやっておくと良さげで、、、名前入りの鉛筆も悪くないですが「書き心地・持ちやすさ・字の濃さ・硬さ」みたいな事を考えて選ぶだけで書きやすそうです。

ペン

  • シグノ 0.35mm、0.5mm 赤、青。書き心地は「カリカリ」。筆圧高く書いても書きやすい。
  • パイロット Superプチ・中字 赤と青。いわゆる「先生の丸付けペン」。うまく先を潰すと「筆書き」のように使える。そんな事をしないでも「丸付けペン」として使うと、ちょっと気分良く丸付けできる。
  • パイロット Kakuno 子供向け万年筆。ここ数ヶ月、持病の影響で極微量の手の震えがあって(全く気が付かれないレベルでしたが)、力を入れて書く・持つのがイヤで万年筆を引っ張り出して使っていました。
    赤・緑など、その時々に色を変えて利用。基本的には「丸付け」や「説明を書く・図を書く」に使っています。

家庭教師・塾の先生ですので、説明時に万年筆とかシグノとか、鉛筆とか、、を使い分けています。
どれが一番いい、とかじゃなく「使い分けれる」とか「使いたい時に使える」のが私にとっては結構大事でして、、、。おかげさまで筆箱はパンパンになるわけです(笑)。

「書きやすさ」→「好み」?

おそらく、「書きやすさ」は一人ずつ違うんだろうなー、と思います。
いわゆる「好み」ってやつで「硬い方が良い」とか「鉛筆トキトキ族(=尖った鉛筆じゃないと書きたくない生徒の一派)」だったり「軸太い族(≒Dr.グリップ派)」だったり「重めがいい」だったり、、、好み、ってやつは多種多様だと思います。

ただ、書字に難のある生徒は「下敷きがあるとよい」というお話は意外と知られていないよーな気がします。
「つるつるの硬い下敷きが良い」場合と「ザラザラしている下敷きが良い」場合があるようで。
書き心地の違いとは言い切れないものがあるようで、、、「硬い板があることで書きやすい」とか「つるつるが良い」「ザラザラが良い」はその子ごとに違いはありますが「総じて、使うと良い」というお話を聞いて、、、試してもらったりしているんですが「下敷きを使ったことが無い」という生徒が多くて、、、どーもまだ私自身は「試しきれていない」という感じで、結果は保留中です。
好みだけじゃなく「実は、あったほうが良い」とか「好みじゃなくてね、、、」ということが「書きやすさ」ってのにはあるよーです。

同様に、鉛筆ではなくシャープの方が良い(軸の太さが選びやすいので)とか、いや「鉛筆にエクステンダーで太くすると」とか、、、実は色々な知見・論文がネットには転がっていて。
軸は太めの方がいい、というお話は有名ですよね、、、私、手が小さいので太いと疲れてしまうんで、、、とかじゃなく「太いほうがしっかり握れる→保持する力が弱いと筆圧が出ていない場合がある→しっかり握る力と筆圧を調整する力の違いを理解するのには太いほうが良い」という事で、、、実は鉛筆に粘土とか、太くするエクステンダーとかつけるのがいい、なんて話もあって。

私の周辺の生徒さんに色々使ってもらった結果としては、「鉛筆の濃い目の芯」と「0.7mmと0.3mmのシャープ」が良い、ようです。エクステンダー使って太くするまで試したことはなかったですが、Dr.グリップにしたらキレイに書けた、という話は数名あります。私の経験上は、軸の太さよりも芯の濃さ(柔らかさ)を変えたら字が落ち着いた、という生徒さんの方が多い、ような気がしています(気軽に試せるのでオススメしやすいですし)。

ちなみに、私は中学〜高校時代は「0.9mmのシャープと鉛筆・赤鉛筆(と反対側の青鉛筆)」でノートをとっていました。製図用のシャープが金属製で少し重たいのが私にはちょうどよかったです。重心がちょっと下の方にあって、それがなんとも書き心地が良くて、、、重いってのも人によっては大事な要素のようです。

家庭教師・塾で、、、

筆記用具を多々持ち歩く+置いてある状態で行なっています

ほとんどの生徒は「0.5mmのシャープ」を使っていますが「0.9mmや0.7mmのシャープ」を使ってもらうと「書きやすい」という評価がでます。筆圧強くても折れにくい(0.9mmだとほぼ折れません)ので強く書く子には良いようです。個人的には筆圧強い子ほど「鉛筆」を自分の好きな尖り具合で使って欲しいなー、と。

また、最近は使っていないんですが、エナージェルユーロの0.35mmも人気がありました。書き心地が良くなおかつ「細字で書ける」のが良いようです。「ノート書く時文字周辺を枠するときに細いのが良い」といって何本か奪われました(笑)。

実は、ノートやルーズリーフもこだわるととても書き心地よくノートが取れると思っています。
近年、私は「それなり高めの手帳ノート」を使っているのですが、書きやすくていいですよ(高いので大人じゃないと、、、紳士なノート・ハードカバーを利用中・その前はMoleskinを使ってました)。
安いノート・ルーズリーフではなく「高いけど使いやすい・書きやすい」ものを選ぶだけで、実は「キレイに書ける」ことがあるのを知っておいてほしいなー、と思っています。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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