『学校教育において「先生の評価」はどのように決められるべきだと思いますか?』への回答

学校教育において「先生の評価」はどのように決められるべきだと思いますか?
回答 (6件中の1件目) 暴力やハラスメントを行う教師は問題外として、それ以外に、教師を一律の基準で評価できるとは思えません。 というのも、教師の評価は、生徒の教育にどのように好ましい影響はないを与えたかによって決まると思いますが、その影響は生徒により多様だからです。 もちろん生徒による授業評価なども基本的には当てにな...

Quoraでの回答のフルバージョンです。
先生への評価、、、色々ありますよねー。

先生を評価する

評価ってのは結構面倒でして。
「誰が何をどのようにして」評価するのか、明確にしておかないと、、、評価がズレるわけです。

誰が評価するべきか

生徒、と言いたいところです。保護者っていう場合もありそうです。
地域の方、ってのもあるかもしれません。もしくは「校長・教頭」という評価者もいるでしょう。

ただ、まあ『学校教育において「先生の評価」』ってことなんで、受益者=生徒と保護者(直接受益者と間接受益者)が評価するべきかな、と思います。地域の方=社会全体も間接的な受益者になるので評価者にはなり得ると思いますが、わかりやすくするには「生徒と保護者」でしょうね(笑)。

何を評価するべきか

例えば、高校の先生の評価として「学力をつけた」→「共通テスト**点取らせた」だとか「**大学に合格」といったことを上げることがあります。これ、難しいですよね。本人の努力が大きいのか、先生の影響が大きいのか、、、、ホントに先生だけの力でそうなったか、判定するのが難しい内容だと思うわけです。
もっと言えば「他の先生の影響はないのか」とか「親の影響は?」といった要素が複数あって「一つに絞れない」という部分があると思っていて、、、、。学力的な部分を先生の評価にすることは難しいのかな、と思うわけです。

例えば、小学校の先生低学年(特に1年生)の生徒を教えるのが上手い→「黒板をノートに取る技術を身に着けさせる」「座って授業を受ける環境を作る」といったことをどう評価したらいいでしょう?
数値として評価できない、、、というものがあると思います。

例えば、高校卒業10年経ってみて初めてわかる「高校の先生のおかげだった」という事(自分にあった大学・進路を指し示してくれていたこと)、あると思います。それって、どう評価したらいいでしょうか?10年後に評価されるんでしょうか?10年間は評価されない、ってことですよね??

さて、何を評価したらいいんでしょう?

私個人としては「その先生が評価して欲しい内容を決める」のがいいのかなー、と思っています。
「生徒指導を頑張るので、それを見て欲しい」
「教科指導で結果を出す」
「進路を確実に**する」
などなど、、、先生ごとに「やるべき仕事」が異なるので「同じ評価内容」では評価できないと思っています。

どうやって評価するべきか

どんな時期に評価するべきでしょうか?
これは評価内容と一対で決まってくる気がします。

例えば「進路」であれば「合否」が大きい評価軸になるので、時期は「年度末」〜「年度始め」に評価されるでしょう。
例えば「生徒指導」であれば、普段の生活の状況を見ることが多いので現在進行形で、随時評価されるべきかもしれません。
例えば「進路」であっても、10年後に気がつくことがあるので今年の評価は10年後の方が良いかもしれません。

ただ、一般的には「1年ごと・年度末」に評価する必要がありそうですよね。

で、あれば、、、「中学2年後半から本格化する受験勉強」とかは、どう評価するべきでしょう?
中2〜中3にかけて進路指導はしっかりやられるわけです。でも中2の終わりで「中途半端」な状況で評価される+中3の終わりに「中2の部分は考えず」評価されるわけです。一貫して指導していても。

もっと言うと、、、
「小1の1年間」「小3の1年間」、それぞれ別の先生が教えています。それは同じ「1年間教えた」という評価をすることができるのでしょうか?
時間としては同じ1年間ですが、明らかに成長段階が違っているわけです。「成長段階が違う1年間を教えた」を同じように評価する意味があるのか、さらに評価を「たった1年間」ですることが正しいのか、、、難しいと思うわけです。

1年の間、どう教えたか・何をしたか・どう生徒が成長したか、どう評価すればよいでしょう?

先生の評価の難しさ

一人の人間の「技術的な向上・知識の増加」を評価する(=生徒の評価)ことは可能だと思います。
ただ、技術的な向上ではなく「知識を定着させること」「思考判断する力を身に着けさせること」という「自らが向上するのではなく・他者を向上させる」という技能はどう測るべきなのか、、、難しいですよね。

さらに「向上させる」内容が「精神的な成長」や「人間的な成長」といった数値化されないものも含まれていて、、、評価することを難しくしている、と思うんです。

別の視点で、「学校内での評価」という評価軸もあります。
表に出てこない仕事(時間割をつくる・行事予定を各所と調整する→遠足の場所は調整しないと行けないところ多い・成績表の枠をつくる・などなど)をしている先生は、保護者や生徒に評価されにくいと思いますが、学校において「絶対に必要不可欠な人」で評価は高くあるべきだと思ったり、、、。

「誰が何をどうやって」評価するといいのか、基準をつくったとしても「反論」が多々でることは間違いないかな、と思います。

教科書が終わらない、というお話

歴史の教科書を終えずに授業終了「受験は自主学習で」 高校生が「不公平」と訴え|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア
現高2から学習指導要領が変わり、教科の名前や習う内容に変化が生まれました。その中で新しく設置された「歴史総合」は、学校の授業内で半分までの内容しか終わりませんでした。旧課程でも歴史科目は最後まで終わら

さて、上の記事にあるような「高校で1年間の授業で教科書が終わらない」という話、意外とよく聞きますよね?
そういった場合、先生の評価は悪くなる、、、ということ??

私が教員してた時、かなりの割合で「教科書が終わらない」ことありました。
それは「理解度を優先して、ゆっくり丁寧に教えよう」という高校の目標があって、、、特に「底辺校」と呼ばれるような高校だと中学校レベルの復習を入れながら(状況によっては理科の授業で分数を教えながら)進める必要があって、、、どう考えても「高校レベルの内容の教科書を1年で終わらせる」ことは「生徒を無視して先に進める」ような状況になるわけで、、、、。

さて、教科書が終わらない、という場合。先生の評価はどうするべきでしょう?
教科書が終わらないというのは「その科目の内容を全て習っていない」ということです。ですので「受験において不利」になることは間違いないですし、「その科目の単位を修得した」と言っていいのか、難しいところだと思うわけで、、、、。

そうは言いつつも、教科書の7割しか進んで居ないけれど、生徒の理解度が90%を越えるような、満足度が90%を越えるような、、、そんな授業ができているとしたら、どうでしょうか?
全て教科書を進めなきゃダメな高校もあるでしょう。ですが、高校によっては「大学の進学は95%以上が推薦・しかも年で10人しか大学に行かない」みたいな高校もあるわけで、、、。そういった場合「理解度・満足度を優先」する方が大事になる、、、かもしれませんよね??

こういった場合、学校ごと(高校ごと)に評価の方法を変えて、先生を評価する、、、ということでいいんでしょうか?
できれば統一した基準で(少なくとも同一都道府県内は同じ基準で)評価されているとわかりやすい、ですよね?
でも、同じ基準だと教科書終わらせる先生と終わらない先生、どっちをどう評価するとよいのでしょうか?

まとめない。

先生の評価、どんな方法を使ってもうまく評価できないと思うのです。

10年後、20年後にどうなるかを考え、口うるさく言う先生は、嫌われがちかもしれません。保護者・生徒から評価されないかもしれないです。

そして、最も大事なことは「評価して、どうするのか」です。
評価の悪い先生/評価の良い先生、となって、、、どうしたいのでしょうか?
悪い先生は「研修の機会を多くする」のでしょうか?(良い先生は研修しなくていいのでしょうか?)
良い先生は見本になるのでしょうか?(良い先生のやってることと同じことを全ての先生がコピペでやればいいのでしょうか?)
評価をつけて「辞めさせる」ことが必要でしょうか?10年後、あの先生のお陰で、と思った時に「辞めさせられていた」でいいのでしょうか?

どう評価するのがいいんでしょう?
保護者・生徒含め、色んな人が納得できる評価を考えるべきだと思ってます。

個人的には、、、先生が評価して欲しいものを一つ出す(生徒指導・教科指導・進路など)→それについて、適切な人(保護者・生徒・校長など)が評価をする、、、みたいなことからスタートするべきかなー、と思っています。

まとまらず、おわりm(_ _)m

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