家庭学習と塾・家庭教師

「塾でやったから家で勉強しないでも大丈夫」という生徒さんよくいますよね(笑)。

学習を「学校でやる勉強」と「塾・家庭学習」という分けかたで考える人、意外と多いようで、、、。塾・家庭教師で頑張ったから今日は家で何もしない、、、というのはわからないではないのですが、塾・家庭教師の学習って、家庭での学習(=宿題、自己学習)ではなく「学校での授業」と同じ分類なのになー、、、と。

そんなわけで「宿題やらないとダメ」なお話です。

塾・家庭教師で学習する意味

塾/家庭教師は「わからないことを教える」ことが仕事の基本です。

ですので「数学の方程式の利用(文章題)が苦手」であれば「文章題の解き方・方程式の式の立て方」を教えます。
教えた後「問題を解いてもらう」ことで「できるようになったか確認」します。
で、問題1問解けただけで「できるようになった!」と言える問題数問解いてもらわないと「大丈夫だ」と言えない問題があるわけです。
教える時間が制限されている我々(塾・家庭教師)は、似たような問題(類題)は置いておいて違うパターンの問題の解き方の話をして先に進めていくわけです(わからないこと、を教えるのが仕事ですので)。
そうすると、1問解いただけでは理解が難しい(=1人で解くことができない)問題は「できたような気がする」だけで進んでいってしまうわけで、、、。

で、「宿題」(=家庭学習)があるわけです。

家庭学習する意味

間違いなく「定着させるため」です。
学校・塾・家庭教師で、習ったことを「確実に使える知識に変える」・「一人でやってもできるか確認する」ために、宿題を出して一人でやってもらうわけです。

つまり「数問解かないと大丈夫だと言えない問題」のパターンの場合、何度も解かないとできるようにならない→「定着しない」わけです。
でも、塾(家庭教師や学校)では「そんなに時間が無い」ので「宿題で(家で)定着するまで繰り返して欲しいと思って宿題を出す」わけです。

で、家庭学習しないと、「できるのに、できない」「わかってるところなのに、問題が解けない」となるわけです。

だから、宿題をやることは、、、

とても大事です。それは「家で学習することまでがセットでその学習が完結する」ように考えられてるからです。学校も、塾(家庭教師)も宿題をすること前提に進めていることがほとんどだと思います。

そして「家庭学習しない」ならその分を「どこかで時間を作ってやらないと終わらない」わけです。
やらずになんとか、、、ならないです。やらないとわからないままになることも多いと思います。おそらく一番楽な方法が宿題やる(家庭学習する)ことです。

家庭学習するとプラス面として「学校の授業が理解しやすくなる」ことや「自分1人でやってできた」という自信が得られたりします。結構良いこと多いと思うんですが、、、でもやりたくない気持ちもよくわかります(笑)。

気持ちわかるんですが、出された宿題は必ずやって欲しいと思ってます。
全部終わらなくてもいい、やってみて「ココができた/ココができなかった」がわかるだけでスゲー違うんです。その確認をする時間、授業内になかなか取れないんですよね、、、。

私(と、ウチの塾・家庭教師)の場合

すぎやまが担当している生徒さん、「宿題やらない(やれない)」って生徒さんが結構多いです(苦笑)。

ですので、教えている時「一緒に解く時間」と「1人で解く時間」/「1人で覚える時間」を取ってやることが多いです。
正直、時間がたくさんかかる割にあまり進まないので、、、効率は悪いです。
でも、1人でできないなら教えてる時にやるしか無いわけです。こればかりはどーしようもないんですよね、、、。

家庭学習できるようにするのに難しいことする必要は無いです。ただただ「繰り返し宿題を出して、やってきたかどうか確認する」だけです。
あ、もちろん「その生徒さんに合った指示」だったり「声のかけかた」だったり「どのタイミングで伝えるか」も大事な要素ですが(どちらかというとそっちのほうが大事かもしれませんが(笑))、やることは「宿題出す・やらせる、を繰り返すだけ」です。

ホントにそれだけしかしません。でも、その「それだけ」は中々他の塾だとできないかもなー、と思います。
ウチの塾(家庭教師)、完全に1対1で教えています。私の担当している塾の時間のほとんどが「塾内で生徒と私の2人だけ」という完全に1対1です。ですので、問題を解いている時も、ずっとその生徒を見てます手元みたり、目線見たり、、、どーやって考えているのか、ノートにちゃんと考えを書き出せているのか、、、見てます。
私が出している宿題は「学校のワークの小テスト範囲をコピーして渡してやらせてる」だけだったり「塾用問題集の進めた範囲を出す」というオーソドックスなことしかしてません。
でも、そこがその生徒にとって「スゲー困る」という内容の宿題を出す時、「時間かかるはずだからちゃんとやれ」とか「すぎやまが宿題の予定表作って渡す」ということをします。普段は予定表作るとかしません、面倒なので(笑)。でも、そうじゃないと困るだろう時は作ったりします(もしくは私の目の前で生徒に予定表作らせます)。また、「同じ学年・同じ範囲で宿題の出し方が同じ」でも「同じ指示になることは無い」です。当たり前だと思うんです、1人ずつに指示が違うのは。でも、それって「塾・学校で簡単に出来ることではない」と思うんです。生徒さんが5人とか10人居たら、1人ずつに全部違う指示を出して、宿題をチェックする時に1人ずつの指示に合わせてどれだけ出来ているか確認して、、、は無理ですね(笑)。

ウチ、一応全ての講師の先生(塾・家庭教師とも)に「1対1での指導」をお願いしています。
生徒さんの要望で開始時間決めてるので「後半30分、次の生徒さんと被ってしまうけど大丈夫かい?」という感じのことあって、完全に1対1じゃない時もあるので「完璧に、完全に1対1」と謳う気はありませんが、、、ほぼほぼ間違いなく「完全に1対1」です(笑)。

一度、塾に遊びに来ていただけると、、、間違えた(笑)。一度、体験授業と面談しに来ていただけると、ウチの塾・家庭教師の面白さがわかってもらえるかなー、と思っています。

まとまらず、おわり。

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宿題しないなら、しないなりの方法で教えています。、、、効率悪いですけど(笑)。
ほとんどの場合、気がついたら宿題してくれるようになります。小さい積み重ねと、細かく見ていくことで宿題はだんだんしてくれるようになる、、と思っています。まあでもしたくないですよね、宿題って。したくないことさせるには「理由と意味」は説明して進めていかないとなー、と思います。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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