教育系ボランティアさんに講義しました。

7月3日・10日・17日の3日間、教育支援団体・Kacotamの「受験カコタム」担当のボランティアさんに講義しました。

Kacotam・ゆるきち館長すぎやまが繋がっておりまして(元道立高校教員繋がり)。
昨年も理科実験教室の際にでっかい顕微鏡借りたり(返す時に微生物つけて返したり)と水面下でのやり取りは数年していたのですが、、、今年に入ってついに「受験カコタムのボランティアさんに、教え方教える、をしてみませんか?」とお誘いが来まして。

教え方を教える

ウチは塾で家庭教師で、、、どうしても「支援」という形の事までできないですが、Kacotamさんがしてる支援を支援するくらいはできるかなー、、、というのがあって、二つ返事で引き受けました。

が、、、出されたお題が「初めてみた生徒のアセスメントをどうしているか」という濃い目のお話で、、、、(笑)。
初めて会った・教える生徒であっても「こんな人で・こんなこと考えてて・こんな学び方してる」と短時間で理解して授業をしなきゃダメなわけで、、、もちろん完璧に捉えることは無理ですが「取っ掛かりになる部分」のお話をして欲しい、という依頼でした。

1回目は受験カコタムのボランティアさんを生徒役にすぎやまが授業をして、その後「この生徒さんは、こんな事があるんじゃないか、、、」と生徒役の方の学習についての状況を「すぎやまから見るとこう見える」という読み解きをしてお話をしました。

2回目はウチの塾の生徒さん(で教員志望の子)を生徒役にはしもとが授業・その後すぎやまとはしもとが二人で「生徒さんの状況がどう見えるか」を読み解いてお話しました。

3回目は1回目と同様、すぎやまがボランティアさんを生徒役に授業・すぎやま&はしもとで「この生徒さんはこういう状況があるだろう」「こうするといいかも」といったお話をしました。

教え方というか、生徒状況把握というか、、、

教える仕事をしていると、「その生徒さんが今どうしようとしているか」無意識でわかる瞬間があります。もちろんそれには「裏打ちされた理屈・理論」が隠れているんですが、、、その裏打ちされた理屈・理論の入り口に当たる部分のお話=生徒状況把握する方法論・実践法、のお話ができたかなー、と思っています。

専門的な技術論とかではないですが「生徒を見る時、こんな事をしていて、それって言語化すると、、、」とか「視覚優勢なのか聴覚優勢なのかはチェックしてますよね(すぎやま・はしもと・ゆるきち館長3名とも)」とか、、、意外と濃いなーというお話をさせてもらいました。

、、、話をしつつ、これもしかして保護者向けにやっても面白いかもしれない、とか、教員志望の人に見せても面白いかも、とか思ったりして、、、。
もしかすると保護者向けお話会でやるかもしれません(笑)。

生徒状況のお話だけではなく、データ・情報(客観的な事実)を利用して受験はお話していかなきゃねー、といったこともついでにお伝えさせていただきました。
そして「数字上そこに入れるからって、受験させることが正解じゃないかも」という当然なんだけど、なかなかそうはならないことのお話も。
裏テーマとして「受験に携わるなら、合格後も見据えた受験指導を」ということだったので、「入れるから入れる」ではないお話も少しさせてもらったり。

この先

一応、予定としては「来年も」お話していくといいよね、ってことになってます。
来年は、、、ホントに「教え方を教える」になるかなー。特定の内容の授業を見てもらって「どんなしかけをしているか」「どんなことを考えて教えているか」をお話すると、「教える」がとてもクリエイティブなことが理解してもらえるかなー、とか思ってます(笑)。

Kacotam側がOKなら塾の保護者だったり、その他興味ある人も参加してもらって「授業するお話」をするのもいいかなー、、、どう?館長(笑)

教育をボランティアで教える、ということ

教育はコストがかかります。
それは「教える人が給料もらう」ということだけでなく「教えるために教科書が必要」ということだけでもなく、、、「教える技術を身につけるために、時間がかかる・学ぶ為の道具(本・ノート・インターネット等)が必要」で、その技術を身につけた上で「教えられる側(主に子ども)に怖がられない・嫌がられない服装」が必要で「怖がられない・嫌がられない、精神状況」が必要です。

ですので、教育は見えないコストが大量にかかってる、と私は考えています。
、、、ので、ホントはボランティアで教えることは反対です。「成果には対価を」というのが基本だと思うんですよねー、どうしても。

でも、、、

Kaotamがしてること、応援しています。
教育に関係している人間は大体そーだと思うんですが「無償でなんとかできないか?」と考えるんですよね(笑)。自分がちょっと不利益を被っても、子どもが幸せそうならいいかなー、と思っちゃうんですよね、、、。
でも私はそれをしない、と決めているので、直接的にKacotamで教えることは、、、たぶん、ほとんど、おそらくは、無いだろうと思うのです(と、言いつつ、理科実験しにいったりしそうですが(笑))。じゃー、何か手伝えないかなー、、、というので、今回のお話につながるわけです。

正直、利益相反なわけです。
ウチに来てくれるかもしれない生徒が取られる、という言い方もできるわけです。

まあ、それはそれ。
これはこれ。

と分けて考えることにしています。
ウチに来ていた生徒をKacotamにお願いしたこともありますし、保護者向けのお話会で「こんなNPOあるので利用してみるといいかもしれません」と声をかけたこともあります。
どこであっても「学ぶことができて、自分の思うような進路を見つけられる」ようにできると言いなー、と思っていて、、、そこが同じよーなことを考えているのなら、まあ、いいかなー、と思ってます。

まとめない。

今回、ボランティアさんに来ていただいてお話する機会をいただけたこと、とてもありがたく思っております。またお話する機会がありそうなので、よろしくお願いしますm(_ _)m

3回通して、、良い質問いただけたりして。私の方が勉強になること多々ありました。
あ、あと単純に「Kaotamの絵を書いている人だ!」とか勝手にテンション上がってたりしてました(笑)。ご参加ありがとうございましたm(_ _)m

次にお話する時は「保護者向けお話会・特別編」として、保護者の皆様にも門戸を開いてお話したいかなー、と思っております。
(実は今回のお話、、、どこかでしたいなー、と思っていたのですが、、、「いい生徒役がいない」ので、開催できずにいたのです。ウチの塾の「特殊性」が一撃でわかってもらえるんですよね、、、)

終わりm(_ _)m

 入塾・家庭教師に関して

面談+無料体験授業からのスタートです!

こんな事できない?と聞かれると「できる範囲でやります」と答えるタイプです(笑)。
近年、どーしても教育関係のことが多くなっておりますが、、、秋にドングリ拾いしたいなー、とか思ってはいます(地図上にドングリの種類をマッピングして、札幌市内のドングリの生息地図っぽいものをつくるとかしたら、、、楽しそうだなー、、、)。

何か、面白いことしたいですねー(笑)。

保護者の方からのご相談も随時受け付けております。夏休み中であれば、平日の夕方〜夜にお話うかがうこと可能です!
お気軽にどうぞ。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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