冬休みです。クリスマスが終わり、お正月も終わって、、、後は冬休みの宿題をさっさと終わらせて(既に終わっていて)遊ぶだけですね(笑)
そんな時期にしておくと良いことのお話です。あ、中学生〜高校生を対象として書いてますm(_ _)m
今回はこの4つをあげておきます。
- 手帳を使い始めてみる
- 本を読んでみる
- 体を動かしてみる
- 料理をしてみる
一個ずつ説明してみますね。
1. 手帳を使い始めてみる
学校の事、家の事、塾の事、部活の事、、、予定を書き込まなくていいので「気がついたことをメモしておくノート」くらいのイメージで使ってみることをよく勧めています。
メモ帳でも良いと思いますし、メモを自分の机とか目につくところに貼り付けて、忘れないようにする(to doリスト的なこと)というのもありだと思います。
大事なことは「気がついたことをメモする」ことと「それを見返す」という癖をつけることです。
例えば、、、
「学校で宿題の話があったらメモするように気をつける」+「学校の準備をする時に必ず手帳を(メモを)見るようにする」を繰り返す、、、と忘れ物は劇的に減ります、当たり前ですね(笑)。
できない理由は人それぞれで、、、生徒に合わせて、「手帳が目に入るところに常にあること」だったり「聞いて覚えたことを書き出す癖付け」だったり「かばんの目のつくところにプリント(の裏に書いたメモ)を入れるようにすること」だったり、、、ということを常に繰り返し伝える必要があるわけで、、、。「繰り返し長い期間伝え続ける」のは意外と大事です。途中で伝えなかったり、、、中途半端になると「やめていいんだ」となりがちです。
時期として「年のはじめ」だったり、「年度のはじめ」ですので、手帳を使ってみる、、、というか、「忘れないためにメモとかを使う」ってのはどうかなー、と思ってます。
もう一つ、この先には(当然ですが)「予定表を作る/使う」という話があるわけです。でも、予定を作るとかそれを見て「あ、ここまでに終わらせないと間に合わない」とかをするためには「自分で予定を書き込む」ことがごく当然にできないとダメなわけで、、、。まずは「メモを取って、書き込むことはそれなりできる」まで行けるように、、、スタートしてみると良いわけです。スタートしないと、、、ずっとできないまま、ってこと多いです。
最近、「教えられないことはできないのは当然」な生徒さん多いです。まあ、そりゃそーなんですが、、、(自分で考える前に『ググれば良い』と思って考えないし、ググらずに大人に聞くだけで終わらせる生徒さん、スゲー増えてる気がします)。
2. 本を読んでみる
本を読むのに、ある程度時間(余裕)がないと難しかったりするタイプの人がいるそうです。
「一気に読み終わりたいからその日に一周読み終わるくらいの時間が欲しい」んだそうです。なんとなくわかるんですが、、、私も内容を忘れちゃいそうな気がして一気読みすることありますし、、、似たところあるかもしれません。
そんなわけで、時間がある長期休みです。1冊とは言いません。3冊くらい読むと良いと思います(笑)。
- 1冊は物語(ラノベでも何でもOK)
- 1冊は説明的なもの(例・講談社ブルーバックスや岩波科学ライブラリーなど)
- 1冊は自分が興味があることの本
の3冊を読んでみると良いと思います。
特に自分の興味があること、、、Fortniteでもなんでも良いんですが、それが「本になっているもの」を読むといいかなー、と思うのです。
「今なんか気になること」が「まとまっている本」を読むと楽しかったりするんですよねー。
自分が気になってることがない、、、とか言うんですよねー、生徒は。
ホントに気になってること、興味あることがない、、、ということではないと思うんですよね。何だか、真面目に考えすぎている気がするんです。
例えば、ゲームの世界とかに興味あるなら、こんな本もあります。
Weapon: A Visual History of Arms and Armor(アマゾンへのリンクです)
世界の銃パーフェクトバイブル(アマゾンへのリンクです)
まだまだ、色々あるんですが、、、(笑)。古本で探せば「クトゥルフ神話」だったり「ドラゴンの神話」だったり、、、Truth in Fantasy辞典とか、ファンタジー好きだとハマるんじゃないかなー。「ウェポンズ」は西洋甲冑やら剣・武器の図録で、、、「世界の銃」も好きな生徒さん多いんじゃないかと思うんですよねー。ゲームで出てきてる武器の正式な名前だったり、、、日本刀と西洋刀の違いとかちゃんと知ってくれると面白いなー、、、とかとか、、。
そんな位で良いんじゃないかなーと思ってます。
中高生から少しずつ自分の好きなものが固まっていって、、、好きなものを少しずつ増えてく時期だと思うんですよね。
3. 体を動かしてみる
「健全な筋肉は健全な脳を作る」という話があって(笑)。実際に筋肉への信号を増やすことで脳細胞が活性化するってのは本当です。筋トレとまで言いませんが、学校が休みの期間で体を動かしておくと脳が活性化して「やる気がでる」わけです。
大事なのは「体を動かす」→「やる気がでる」の順番であること。「やる気がでる」→「体が動く」ではないんです。何かする時には、とりあえず「嫌な状況でも動いてみる」と「しかたないやるか」となって「嫌だけどできる」になります。「嫌だなー」で動かないとやる気は出ないまま、だと科学的にわかっているのです。
で、体を動かしていると「何だかわからないけどやる気がでる」ので、軽い運動+やるべきこと、というコンビネーションはおすすめです。
冬の札幌ですと、ジョギングはキビシイですが「ウォーキング」や「家の中でストレッチ+軽い筋トレ」の後にやるべきこと(学校の宿題?)を入れておくと意外とスルッとできたりします。
4. 料理をしてみる
おすすめです。何作るか考えて買い物して、料理して、片付けまで全部やる。なんとなくじゃなく、一人前300円とかの縛りをつけて考えて料理する、、、という「料理してみる」。時間制限もあり、、、にすると多分全くできないですよね、、、(笑)。
最初は金銭的な縛りだけでもスゲー大変なのがわかると思います。その上、時間内で準備して美味しいとなると難しいですよね(笑)。
時間考えずに美味しいものを作らせる、ってのも面白いんでオススメです(2日位牛すじを煮込んで作らせるとか、火の番やら味付けは全て任せるとか、、、あ、タンシチューも面白いですな)。
片付けまで全部任せる。キレイに洗えてなかったらやり直し(当たり前ですね)。で、美味しいのを作る。結構ハードル高いですが、中学生・高校生なら十分できるんですよねー。家庭科で結構やってるんで、、、カレーライスだけじゃなく、「牛すじカレー」とか「牛タンカレー」とか、一捻り入れた「美味しいもの」を作ってみてほしいです。
料理の大事なことの一つに「段取り」とか「順番」とか、、、「予定を立てる力」と同じ系統のことがあると思っていて、、、。「料理をちゃんと作れる」ようになると、できることスゲー増えると思うんですよね。
少しずつできるように、お手伝いしていくといいのになー、といつも思ってます
まとまらない、まとめ
家庭学習でよく使う、「予定をたてる(メモをとる)・好奇心を持つ(知識を増やす)・やる気をだす・準備する」ってのは普段の生活で身につきやすい、、、と思っています。
学習で(勉強で)これをしようとすると「嫌なことが2つ重なる」わけで、、、できれば学習ではなく、他のことで身につけるといいなー、と思うんです。
塾・家庭教師だと、どーしても「学習にくっつけて」になりがちでして、、、。
長期休業はご家庭で「学習じゃないことで学習につなげるのどーですか?」というお話でしたm(_ _)m
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冬休みだけで完結する話でも無いわけです。できるだけ「繰り返し伝え続ける」ことが大事です。その時に「同じフレーズ」ではなく「毎回少しずつ違う言い方」が大事だったりします。
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