Kacotamの研修会でお話してきました(2023年9月18日)。

昨年は塾でKacotamのボランティアさんにお話をしましたが、今回はすぎやまが出向いてお話をしてきました。

Kacotamって?

札幌を中心に学習支援の活動している「認定NPO法人」で、中の人(ゆるきち館長:けーりー)とすぎやまが似たような経歴(元道立高校教員)で、間に別の教員が入って知り合って、、、じゃ、何かお手伝いできたら面白いなー、、、という感じでゆるーく、繋がっています。

ウチの塾で2021年夏の「微生物を観察しよう」で使ったでっかい顕微鏡は「ゆるきち」の装備をお借りしたもので、、、その後、ゆるきちにも微生物持ってって観察できるようにしてくれたり、、、という感じでお付き合いがありまして。

昨年の7月には「受験カコタム」を担当するボランティアさんたちに講義をしたり、、、。
実はウチの講師をしているはしもと先生もKacotam経由(ゆるきち館長のご紹介)だったり。
結構繋がりがある(と勝手に思ってる)んです。

認定NPO法人Kacotam
札幌市を中心とする子どもへの学習支援、中高生のためのオープンスペース

「観察してる時、どーしてますか?というお話」

という題名でお話してきました(2023年9月18日・藤女子大学にて)。

藤女子大学にて(内容はモザイクかけてますm(_ _)m)

このお話、昨年の受験カコタムのボランティアさんにお話した内容とも被るのですが、、、もう少し「一般化」して、どんな場合でも使えるよーなお話に、、、はならないわけですね、ハイ(笑)。

今回は「どう声をかけたらいいか」というポイントのお話をさせてもらいました。
結論は「教えるってことは、声かけるんだから、声かければいい」です。

教える側が躊躇する→教えられる側も聞くのを(声を出すのを)躊躇するようになる、のです。
教える側は「馬鹿なふりしてでも、声をかける」「タイミングが間違っていたとしても、声をかける」ことが大事だと思ってます(一般化すると、、、そうなります)。

声をかけてほしくない人だったり、タイミングが悪い場合もあるわけです。
でもそれを考えて「ホントは声かけてほしい生徒」にアプローチできないなら、声かけて「ゴメン」と謝る方がいいかなー、と思ってみたり。

→ 声かけてほしくない、ってことは「自分でできる」状況(教える、という空間の中において)のハズです。であれば、、、手元・目線・動き、、、で読み取れることが多いかなー、と。

、、、ってな話をしました。
付録で、進路のお話(進路決定方法だとか、選択の時、、、といった内容)を少しだけして、終わりました。

質疑応答が、途切れずにずーっとあったので、ありがたかったです(私が講師するとどーもそうなりがち:富山でお話した時もそうでした)。

質疑応答から

Kacotamの活動に参加している生徒さんに関する質問が多く出ました。

その中で1個だけ挙げておきます(個別の生徒さんの状況がわかるものは出せないので、、、この質問になりましたm(_ _)m)。

「通信制高校に週3日で行くか、週2日で行くか、どうアドバイスすればいいか悩んでいる。
週3日で行って(提出プリントに)ついていくことが難しい、サポートするのがよいだろうか?」

という質問でした。

そもそも、、、

通信制高校は、「通信教材を用いて学習を行い・提出」「年間・各授業科目ごと必要な日数のスクーリングをクリア」→「定期考査をクリアして単位認定」というルールです。
基本的に4年間で卒業するように考えられている(定時制・通信制は4年が基本:より正しくは「3年以上」)+週1日通う形で考えられています。
スクーリング、より正しい表現をしておくと「授業科目ごとの回数をクリアするように自分で行く予定を決めてOK」というルールですので、週1回必ず行く必要もありません。状況によっては「夏休み・冬休みの集中スクーリングだけでOK」になります。

ですので、、、
週3日通う、というのは「状況的には多めに通っていて、サポートをされているはず」なんです、、、。
週2日・3日という形を持つ通信制の多くは「通信制サポート校」といって通信制高校から許可を得て学習のお手伝い・スクーリングの代替をする、という学校で、、、サポートされていないはずはないと思いたいのですが、、、

答え

不登校児が通うフリースクールの不登校が出たように、、、
通信制の週1回のスクーリングでは足りないというところからできた「通信制サポート校」のサポートが足りず、サポートする必要がある、、、という状況が近年見受けられます。

サポートはKacotamのやっている事業の中で十分できると思います(スタサポ・受験カコタム・ゆるきち、などなど)。それ以外にも通信制高校に通う生徒のサポートをしている塾・家庭教師は多々あるので、サポートしてもらう方法はあると思います。
と答えました。

もう少し細かく言えば、、、
「週3日→週5日」にしてサポートしないでよい方向に持っていくとか、逆に「週1日」にして最初から外部のサポートを中心に据えるという方法が考えられる、、、と思います。
その生徒さんの状況に合わせて(通うことが難しい・通うことはできるが学習が出来ない、などなど色々ありえるので)、通信制に通う日数を決めて「学校にサポートしてもらうのか、学校外のサポートが必要なのか」を判断する必要があるんだろうなー、と思います。

そんなわけで

Kacotamさんでお話してきましたm(_ _)m
もー少し深く突っ込んだお話もしたいなー、と思いつつ、、、オファーが「受験カコタムの研修でやったものから、エッセンス部分を抽出した感じ」でしたので「できるだけわかりやすく・浅く広く」を意識した結果、、、さて、どーでしたでしょうか?
私としては楽しくお話できましたので、良いとしたいところです(笑)。

講演・講習・お話、、、できる範囲でしていく予定です(が生徒の授業優先ですm(_ _)m)。
お話の機会ありましたら、ご連絡いただければ、、、と思います。

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