学習指導要領が変更になり、評価の仕方が変わっている様子があります。
三観点評価になった、という部分も大きいですが、それ以上に「ノート・ワーク・プリント」といった提出物の評価が変わっているようで、、、。
と、いうあたりのお話ですm(_ _)m
ノート・ワークの点数が低くなってる!?
ノートやワークを提出 → 点数化 (「主体的に取り組む姿勢」の点数)は、していると思います。
ただ、どちらかというと、ノートやワークを提出するだけで点数になるという感じではなく「どういうやり方をしているのか」=「『ノートでもやって、2周して提出してる』とか『赤で書いて赤シート使って暗記してる』」がないと加点が少ない感じがしてます。、、、まあ、評価方向としては賛成なんですが、違いが大きい(教科によって違う・同じ学校内でも・同じ学年内で、違う)ので、どこに合わせて生徒にやらせるか、、、ちょっと困ってるところあります。
あくまで私のわかる範囲でのお話ですが、提出物全体(まとめて)の点数が低くなっている、、、ように感じています。
今までのように「とりあえず、全部提出してる」だけだと「主体的に、、、」の点数が満点もらえていないような気がしてます(何となく評価を解析した結果なんで、外れてる可能性もありますが)。
授業の形式も変わった・授業での活動を重視!?
特に提出物系の点数が低い中学校の授業のお話を聞く(&プリントやノートを見る)と、「授業中に考えさせる+答えさせる+グループで討論させる」→「グループ内で生徒間で評価(グループ討論で良かった人は誰?という感じで)させる」という授業がとても増えているように感じます。
というかほとんどの教科科目で討論やグループ活動がされていて「授業での活動が評価に入りやすくなっている」ようです。→ 「主体的に取り組む姿勢」の評価の中心が「授業中の活動」になってきているような感じがします。
ちょっとだけ文句
今の学習指導要領の方向性としては「授業活動の充実」だとか「評価の見直し」という点が大きなウェイトを占めています。
過去に
でも書いているんですが、、、2021年、学習指導要領が変わってすぐの頃に書いたもので、「もーちょっと提出物が評価してもらえてる状況」でした(今年もちゃんと提出している(ワークの提出をしっかりしてる+ノートもきれいに書いて毎回ちゃんと間に合って提出してる)とそこまで成績が落ちていないように感じます)。
で、こんな事書いてました。
それに合わせてジワジワと「テストの出題内容が変わる」ことや「提出物の評価をしない方向になる」ことなどが出てくるような気がしています。(提出物を評価する意味は無い、ってのは先生たちの共通の思いの様な気がしてます)
そういった動きに合わせて今回新しく始まった三観点評価も「重視する部分(おそらく単純に学力)」に比重を置いた評価になっていくように思います。
2021年の観点別評価のお話(四観点→三観点に変わったよー)より
今年、全体的に提出物の評価は低くなってるような気がします。
同じ評価範囲(主体的に取り組む姿勢)で言うと「授業内の活動」を重視していて、、、授業で発言できない生徒・授業内だけで理解しきれない生徒は、ちょっと評価されにくくなったなー、と思っています。
進む方向としては正しいし、この方向にすることで「学校でしっかり学ぶ」という姿勢になっていくので、いいなー、と思いつつ、、、学校だけで学習するのが難しい生徒さんとかいるからなー、と思いつつ、、、です。
「いい意味での抜け道」=「別の指標でも評価できる」という方法があるといいなー、というちょっとだけ文句、でしたm(_ _)m
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