成績評価のお話(2022年10月版)

学習指導要領が変更になり、評価の仕方が変わっている様子があります。
三観点評価になった、という部分も大きいですが、それ以上に「ノート・ワーク・プリント」といった提出物の評価が変わっているようで、、、。
と、いうあたりのお話ですm(_ _)m

ノート・ワークの点数が低くなってる!?

ノートやワークを提出 → 点数化 (「主体的に取り組む姿勢」の点数)は、していると思います。
ただ、どちらかというと、ノートやワークを提出するだけで点数になるという感じではなくどういうやり方をしているのか」=「『ノートでもやって、2周して提出してる』とか『赤で書いて赤シート使って暗記してる』がないと加点が少ない感じがしてます。、、、まあ、評価方向としては賛成なんですが、違いが大きい(教科によって違う・同じ学校内でも・同じ学年内で、違う)ので、どこに合わせて生徒にやらせるか、、、ちょっと困ってるところあります。

あくまで私のわかる範囲でのお話ですが、提出物全体(まとめて)の点数が低くなっている、、、ように感じています。
今までのように「とりあえず、全部提出してる」だけだと「主体的に、、、」の点数が満点もらえていないような気がしてます(何となく評価を解析した結果なんで、外れてる可能性もありますが)。

授業の形式も変わった・授業での活動を重視!?

特に提出物系の点数が低い中学校の授業のお話を聞く(&プリントやノートを見る)と、「授業中に考えさせる+答えさせる+グループで討論させる」→「グループ内で生徒間で評価(グループ討論で良かった人は誰?という感じで)させる」という授業がとても増えているように感じます。
というかほとんどの教科科目で討論やグループ活動がされていて「授業での活動が評価に入りやすくなっている」ようです。→ 「主体的に取り組む姿勢」の評価の中心が「授業中の活動」になってきているような感じがします。

ちょっとだけ文句

今の学習指導要領の方向性としては「授業活動の充実」だとか「評価の見直し」という点が大きなウェイトを占めています。
過去に

でも書いているんですが、、、2021年、学習指導要領が変わってすぐの頃に書いたもので、「もーちょっと提出物が評価してもらえてる状況」でした(今年もちゃんと提出している(ワークの提出をしっかりしてる+ノートもきれいに書いて毎回ちゃんと間に合って提出してる)とそこまで成績が落ちていないように感じます)。

で、こんな事書いてました。

それに合わせてジワジワと「テストの出題内容が変わる」ことや「提出物の評価をしない方向になる」ことなどが出てくるような気がしています。(提出物を評価する意味は無い、ってのは先生たちの共通の思いの様な気がしてます)

そういった動きに合わせて今回新しく始まった三観点評価も「重視する部分(おそらく単純に学力)」に比重を置いた評価になっていくように思います。

2021年の観点別評価のお話(四観点→三観点に変わったよー)より

今年、全体的に提出物の評価は低くなってるような気がします。
同じ評価範囲(主体的に取り組む姿勢)で言うと「授業内の活動」を重視していて、、、授業で発言できない生徒・授業内だけで理解しきれない生徒は、ちょっと評価されにくくなったなー、と思っています。

進む方向としては正しいし、この方向にすることで「学校でしっかり学ぶ」という姿勢になっていくので、いいなー、と思いつつ、、、学校だけで学習するのが難しい生徒さんとかいるからなー、と思いつつ、、、です。
「いい意味での抜け道」=「別の指標でも評価できる」という方法があるといいなー、というちょっとだけ文句、でしたm(_ _)m

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この記事を書いた人
すぎやま

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