毎年9月後半〜10月中旬(年によっては下旬まで)、あんまり勉強が進まない生徒さんが増える気がしています。
一人二人、、、でなく「受け持つ生徒さん全員ダメな1週間」とかも毎年よくあるのです。
「そういう時期がある」という意識ってなかなか無いですよね。
そんなこと起きるの?
今年は9/19あたりから少しずつ「いつもならプリント3枚くらい解答・その後しっかり解説できるのに、1枚半しか終わらない」という「出来ないが増える生徒さん」から「そもそも、お休みにする生徒さん」まで、学習できない状況になる生徒さん増えました。9月末の2週間、調子が悪い(体調・精神的に不調)生徒さんが多く出ました。
お医者さんじゃないので、何がどーしてこーなって、、、という話をすることも知識もありませんが、、、。
例年見ていると「夏の疲れの回復時期」で「定期テストはまだ先」で、、、体力的にも精神的にも緩む時期、というのが大きいのかなー、と。
札幌だと夜は寒くなり始める時期(でも昼間は十分暑い・20℃〜24℃くらい、夜は10℃〜15℃くらい)で、寒くなりきらないのでどーも体の調子が狂う時期、、、という感じがしています。
理由はともあれ「調子が悪い生徒」が多々重なる時期があって、、、特に夏→冬へ移行するこの時期に多いなーと思っています。
どうしているか
私(すぎやま)の場合、全部話します。
「この時期、調子悪くてどーも集中できなかったりする人多いんだよね」と話をします。
ほとんどの生徒は自分がイマイチ集中できていない理由が「自分のせいじゃないこともある」ことに気がついて「ちょっとホッとする」ようです。
あ、もちろん「だからといって、調子悪いのを季節のせいにし続けるのはちょっと違う。今できることをやらないとダメ」というのもセットで伝えています。
それ以外にも「天気によって調子悪い人がいる」(気象病、という言い方するようです)とかも伝えるようにしています。
どれも同じで「できない理由がわかる」「自分で制御できる範囲を知る」ことで「対策・対応ができるようになる」ことが大事で、、、。
よく例え話で出すのが「入試の日に調子悪くなったらどうする?」という話。
自分が調子が悪くなる傾向がわかっていれば「入試の日に調子が悪くならないように調整する」こともできるようになるはずです。もちろん、急に天気が悪くなったりして「ヒドイ頭痛」になってダメだったりすることもありますが、、、そうではなく「防げるものを自分でなんとかする(=予防する)」という考え方を身につけるってのは大事だと思うわけです。
天候や時期で「絶対調子悪くなる」ことがわかるようになれば「少しでも悪くならないようにする」という準備ができるようになると「不安感は半分以下になる」と思うのです。
季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか?
体調は崩れていませんか?なんとなく勉強進むスピードが遅くなってませんか?集中が続かないなー、とかありませんか?
もしかするとそれ、季節の変わり目のせいかもしれないです。札幌だと9月末〜10月中旬(年によっては下旬)ごろにそういう状況になっている生徒さんをたくさん見てます。
季節の変わり目をなんとかする(気温を上昇させる・日照時間を増やす、、、)は我々人間には難しいことですね(笑)、諦めましょう。諦めて「できることをする」のが大事です。
「できることをする」には可能です。そのためには「筋肉・体力をつけて大丈夫にする(=運動する)」ことが大事です。大丈夫にする方法は千差万別・人によるので、自分なりの方法を見つけることが大事です。
自分なりの方法を見つけるには「自分の調子(精神的・体力的)が悪くなる時」を知る必要がありますし「こんな事してたら良くなった」ということに気がつく必要もあるわけです。
気がつければ、あとはそれをどうすると良いのか、繰り返し自分の体(とココロ)で試してみて、一番良い方法を見つけていくのがいいのかなー、と思います。
自分がどんな時に「調子悪い」のか知るところからスタートすると「集中できないなー」とかが解消すること多々あります。
季節の変わり目、体調崩しやすい時期ですが「学習(学習習慣)も崩れやすい時期」でもあります。気をつけてみるといいかもしれません。
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