格安塾。というお話。

格安塾、、、というのが「教育」としての答えになるのか、というお話です。

今回は、このpostと記事から、、、お話スタートですm(_ _)m

どんな事書いてたか


哲夫さんが小・中学生向け補習塾「寺子屋こやや」を開いたのは、所属する吉本興業の社員から「塾の費用が月6万~7万円かかる」と聞いたのがきっかけだった。

「高すぎると思いました。金持ちしか賢くならへんやんけと。一部の人間だけが賢くなる『置いてきぼり教育』は嫌やなと思ったんです」

笑い飯哲夫「金持ちしか賢くならへんやん」、10年続く「格安塾経営」を公言の訳

ってあたり、、、が気になったわけで。

そもそも、、、

哲夫さんのいうことに反論は全く無いんです。
ただ、そもそも、、、「学校で全員がちゃんと学ぶことできるなら塾は必要ない」と思っていて。

でもそれができないから塾があるわけで、、、だけど「塾に通えない子がいるから格安の塾を作った」というのが記事に書いてる方向なんですよね。
個人的には、別の解決方法がいいんじゃないかな、と思っていて、、、、。

そもそも、塾が必要な理由は何なんだろう?

「生徒に合わせて授業ができていない」ってのが一番じゃないかと思うわけです。
これは「学校が学校であるかぎり」逃れられない(かもしれない)事でして、、、。
40人1クラス(30人でも25人でもいいんですが)に授業すると「全員が完全に満足・理解できる授業をする」というのは、、、無理なんです。

身体障害・目が見えない・耳が聞こえない・知的障害、そして発達障害・学習障害といった生徒が「同じ教室に、クラスの中に居る」わけです。さらに、学力の差もあって、、、。
そうすると「集団に1つの教え方で教えて全員に理解させる」ことは不可能だろうなー、と思うわけです。

「できる!」という先生もいると思いますが「全ての学校で、全ての授業で、全ての先生が」できる必要があるわけで、、、「全ての先生が・全ての生徒に・同じ教え方」では通用しないのは間違いない、、、ですよね?

そんなわけで、どーしても「一斉・集団授業」の形である限り、どーやっても取り残される生徒は出るわけです。

つまり、お金がある/ない、じゃないか?ってことです。

つまり、金銭的な問題で塾に通えない、、、とかじゃなく、、、。
①根本的に「学校で教えきれてない」ってところに問題がある。
②学校のような集団指導では、生徒ごとに合わせた授業ができない

ことの方が問題なんじゃないか、、、、って思ってるんです。

生徒ごと、教え方が違って当然だろう

生徒ごとに理解の仕方が違うのは当然で、、、。理解が早い・遅いだけじゃなく、「原因→結果」で話をされると理解できる・「結果→原因」で話をされると理解できる、、、などなど、理解する側の状態が「千差万別」という状況だと思います。

、、、であれば、生徒一人ずつに教え方が違って当然だと思うんですよね。
そして、学校ではなかなかそれが難しいわけです。
(学校が悪いわけじゃないです、そーやらないと「全ての同じ学年の生徒を教える」ことは難しいですから。学年制をなくすとか飛び級をするとか、、、大きな教育改革しない限り「学校だけで理解できない」はなくならないと思います)

だから、塾や家庭教師で補うことが必要な状況になってるんだろうなー、と。

ウチの塾は「1対1」で教えること、、、講師1人に対して生徒は必ず1人、にしてまして。
そーすると「どんな生徒が来ても対応できる」わけです。
どんな理解の仕方なのかを見ながら授業もできますし、わかりにくければ別の教え方で話をする(理解できるまで繰り返す)ことも可能なわけです。

これ、解決方法の一つかなー、と思ってます。
ただ、ホントは「学校で全員がちゃんと学ぶことできるなら塾は必要ない」わけです。
そういう意味では「学校で1対1で教える」ような、生徒ごとに合わせた教え方ができるよーな改革が、、、おきるといいんですが、、、先生になりたい人が減っている昨今、できるんだろうか?そんなことが、、、と思っているので「消極的な解決方法としての塾」をやっております(笑)。

つまり、塾をどうかしても解決しないんです。

笑い飯の哲夫さんはこんな事もおっしゃってます。


哲夫さんがそうまでして子どもたちに賢くなってほしい理由は、「これからの地球を任せるから」だ。

「夏がくそ暑いのが嫌で。子どもたちもクーラーがないと勉強できないとか、体育や部活動で倒れるとか、かわいそうじゃないですか……。元の地球に戻してくれよ、と思ってるんです。そのためには、とんでもない科学者や技術者に出てきてもらわないと。子どもたち全体を底上げして誰もが天才になれる雰囲気を作れば、その中からとんでもない奴がボンと出てくるかもしれない。僕らはそんな社会に投資せなあかんと思うんです」

笑い飯哲夫「金持ちしか賢くならへんやん」、10年続く「格安塾経営」を公言の訳

それ、教育全体を何とかしないと難しいんじゃないかなー、と。
入口として、小中学生の塾ってのはありだと思いますが、、、、ホントにそこまで持っていくなら「学校で理解できていて、塾で更にもっと先を学ぶ」とか「塾で研究レベルのことを体験できる」とかにならないとダメだと思うんです。

塾じゃない、、、んですよ、ホントは、、、と思いつつ、塾を運営しておりますm(_ _)m

だから。

学校教育に期待しています。ホントに。
同時に学校教育に期待できないので、学校でやれていないことをしよう、と考えています。
ここから先も、、、学校でできない・やってない、をやっていこうかなー、と思ってます。

今年で10年(家庭教師をスタートして)になります。
たくさんのご家庭にお世話になりました+これからお世話になるかと思います。
また、よろしくお願いします。

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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