小学生の宿題、のお話

Twitterでこんなお話出ていました。

このお話、ご本人のブログがよくまとまってて良いので、ぜひ読んでいただきたいですー。

ただ、どーしても、やっぱり、、、根本的な部分、見落としている人が多いように思うのです。

学校での学習

学校で、というか学習の基本として「習得」と「定着」という考え方をするといいと思うのです。
「習う」・「覚える」と読み替えてもOKです。

習得・習う

学校での授業、が「習う」ですね。知らない内容・事柄を知識として得る、または自分にはない考え方、方法を得る、という段階です。

定着・覚える

知った事柄・考え方・方法を、自分のものとして使える状態にする、という段階。
九九をひたすら唱えて暗記する、という感じ。ただ暗記するだけでなく「定着することで次の学習に使える知識になる」ようにする狙いがあります(例・九九を覚えるとわり算ができる)。

学校の授業は実は両方やります。
算数・数学がわかりやすいですが、、、「問題の解き方を習って、練習問題を解く」が「習得して、定着させる」という流れです。

ただ、常に「授業内だけで定着」とはいかないんですよね、、、。
「わからない」が多い時には「習得」にかける時間が長くなります。習得するべき内容が難しい(速さの計算だったり、分数の最初だったり、、、2次方程式の文章題だったり)と、解き方・方法・考え方、の説明で授業が終わることは、不思議ではないと思います。

定着させるための宿題、という視点。

ですので、、、
「定着できたかどうかの確認、もしくは定着させるため」に宿題が出ていると思います。

その丸付けは「採点」ではないですね、どう考えても(笑)
「覚えているか・理解できているかどうか」「ご家庭とも共有しておく必要がある」から「ご家庭で丸付けを」ということだと思うんです。

つまり、今、生徒(お子さん)が何ができて何ができていないか、というのは教員側は「把握している」状態ですが、それを「毎日、事細かに連絡帳に書き記す」ことができるならいいんですが、、、。

「計算の途中で意識が飛ぶので、計算がおかしくなる生徒」
計算している途中で急に違うことに意識が行ってしまい、計算がちゃんとできなくなる生徒がいます。それは「丸付けをする」と「明らかに、筆記が一度止まって・次に書く字がずれている」といったことで理解できます(ので、生徒にココで何考えたの?と聞くことで、次に起きることを防ぎやすい)。何故意識が飛ぶのか生徒ごと違います。それを事細かに連絡帳に書くよりも「実際に丸付けをして、生徒の状況を見てもらうことで、教員側(学校)と保護者(ご家庭)の共通理解が進むはず」という考えが根底にあると思っています。

教員が忙しい、になんでも繋げがち学校がやるはずだ、になりがち

先生が忙しいから、サボるために、楽るために、、、というお話に繋げるのが一概に悪いとは思いませんが、、、、何でもかんでも同じように「教員は忙しいから」とか「教員の質が落ちた」とか「昔はこうだった」とか、、、に繋げすぎな気がします

教育は学校だけで完結しません、絶対に。ご家庭の考え方や地域によって大きく変わります。だから「ご家庭で丸付けをお願いします」というお話なんだと思います。
学校は「ご家庭の教育に参加させてもらう」というのが本来の立場だった、と思っています。
今は「学校が教育するんでしょ?」という感覚が強すぎるように思います。

生徒の人生を通じて見ることができるのは保護者・ご家庭だけです。それは間違いのない事実だと思うのです。

教育を外注する

大昔、学校もない時代。教育・学習は「家庭の範囲内の事」でした。
お金持ちが教師を雇い、自分の子どもだけ教えさせていたところから、貴族階級が学ぶ場として学校的なものができ、、、と徐々に「家庭の範囲」から外に出ていきました。

結果、「国として基本的に必要な力を身につけさせる事が大事」という考えのもと、今の義務教育の制度があるわけです(全世界的に、です)。

ですが、あくまで生徒をどうするかの決定権は「家庭(本人の意志を含む)」にあります
ですので、学校が教育を全て受け止めることができない、、、のは当たり前の考え方だと思います。
つまり、学校教育は最初から「学校と家庭」が協力する前提じゃなきゃ進まないんです。

その上で、「宿題の丸付けするのはなー」という考えをお持ちなら「教育を外注する」=「家庭ではなく別でやってもらう」ことになるんだろうと思います。
我々のような「塾・家庭教師」ですね(笑)。
結局、ぐるっと回って「お金持ちが教師を雇う」時代と同じレベルに戻ってきたわけで、、、これを進歩というべきか退歩というべきか(笑)。

宿題問題

過去に「夏休みの宿題」のお話を書いています。
ここでも「定着」のお話をしていましたが、、、

夏休みの宿題の問題点」は、宿題をしっかりやらせるか、ゆっくり休ませるか、自分の好きなことをやらせようか、、、という事ではないのです。「学校の授業のやり方・授業の時間数」が変わらないことには宿題をなくすとリスク(義務教育のレベルが維持できない)があるから「出さないといけない」という考えもあるわけです。

夏休みの宿題・必要?不必要?」より

これ、夏休みに限ったことではなく、学校でやることが非常に増えている昨今(英語教育・プログラミング教育・SDGsだとか、、、)学校だけで完結させるために必要な時間数は足りていないのは間違いないんですよね。土曜日授業の復活だとか、1日7時間授業に移行するとか、夏休み・冬休みを半分にするとか、、、よっぽどの変更がない限り「宿題問題」は続く、と思います。

あ、もう一つ解決方法がありました、そういえば(笑)

塾や家庭教師(や動画の授業)が『学校と同等の教育機関』と認められるようになっていく、、、と私は結構本気で思っています(ホームティーチャーやホームスクールの亜種の様になるのでは?と考えています)。

そうなれば「宿題」とか「長期の休み」という捉え方自体が過去のものになりますし、「宿題をやる/やらない」という議論が如何に馬鹿馬鹿しかったかがわかるんだろうと思っています。

夏休みの宿題・必要?不必要?」より

あくまで、笑い話。でも、現実として「宿題の丸付けをする/しない」の話が意外と激論を生むような状況。
結局教育が「個々に対応を深めていく(=個々の対応をして欲しいと願う)」と「過去の大金持ちが教師を雇って、、、」の時代と同じ状況に戻らざるを得ないんだと考えています。

そうすると「付随する話が大きくなる」わけで、、、。曰く「収入が、、、」曰く「シングルだから、、、」曰く「共働きだと、、、」。その辺りのお話は今回一切考えませんでした。

その前に「教育・学習の基本として習得・定着がある」ことを知っておいて欲しかったこと
そして、「丸付けしてもらうことでお子さんの状況把握をしてもらいやすい」という視点があること
さらに、「学校はご家庭と一緒にお子さんの学習を見ていきたい」と考えていること
は、意識してもらえると嬉しいなー、と思って書いてみました。

まとまらず、まとめず。
終わりm(_ _)m

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この記事を書いた人
すぎやま

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