教育のお話色々。

最近の教育のお話、気になっているけど、長くならないので、、、短く、3本。

教員採用試験を1ヶ月早くする

LINE NEWS

教員不足を解消するために、採用試験を1ヶ月早く「6月に実施する」ことで、一般企業に行く人を教員に、、、という狙いとのこと。

「無理でしょ」というツッコミが全国から聞こえてきますね(笑)。
ただ、教員不足解消のためにたくさんするべきことがあって、、、、その内の一つだろうな、、、とは思って、、、いたいなあ、、、という内容ではあると思います。
この先「教員の給与が上がる」ことが、おそらく大きな「教員不足解消につながる策」になるんじゃないかな、、、と、みんな思ってますよね(笑)。
そして同時に「そんな財源どこにある」とも(笑)。

もうしばらく、学校教育は人手不足、、、じゃないかなー、と。

定員割れなのに不合格、のお話

「定員割れなのに不合格」全国公立高で延べ1631人
公立高校入学者選抜試験(以下、公立高校入試)を受験した生徒数が募集定員に満たなくても不合格となる、いわゆる「定員内不合格」が有識者の間で問題視されている。昨年、全国の定員内不合格に関する実態調査が初…

公立高校は基本的に「受験する生徒を全て受け入れる」ことが前提にあります。
北海道も基本的には「定員割れしていたら(よっぽどの理由がない限り)全員合格」です。
(よっぽどの理由、、、を現場レベルで見聞きしてるんですが、もちろん「守秘義務」あるのでかけませんm(_ _)m)

今回の記事だと「重度の障害がある生徒」が定員割れだけど落とされた(不合格だった)というお話。「学力的についていくことが難しい」という判断だったようですが、、、この「学力的についていくことが難しい」という言葉、、、どう捉えるべき、、でしょうか?

、、、状況によっては「かけ算が出来ないけど高校受験」ということもあると思います(し、定時制高校に勤務していたときはかけ算できない生徒は複数名いました)が、、、それは「通常の授業についていくことができるのか」そして「その先の進路(就職・進学)につなぐことができる状況なのか」ということはしっかり考えるべきことだと思うのです。
高校に行った、でも就職も進学もできず、結局何も出来ないままだった、という状況に陥らないんでしょうか?
周囲がサポートしたとしてどこまでを「全日制普通高校が担うべき」なのか、、、教員は上で書いたように「教員不足」の状況なのに、サポートするために絶対に人員を割かなければならない、、、仕事は減らずに、、、です。

北海道は定員割れをしていても不合格者が出ること、あります。
札幌市内でも、定員ピッタリの受験生だったのに「二次募集」がある高校は毎年あります。これは、私立高校に流れた、と考えるべきだとは思いますが、、、定員割れしていても、落とされること、ある地域です。
それは「全ての人の教育を受ける権利を守る」ということ、、、≒その人1人か、それ以外の生徒たちか、どちらの権利を守るべきか、という考え方、、、なのかなー、と思っています。
どちらが良い・どちらが正しい、ではなく、、、道立高校は「そう考える」という方向性があるんだろうなー、、、くらいです。

全ての人の教育を受ける権利を守るべきですが、、、それは「全ての責任を公立高校が負う」わけではないだろうと思います。
その辺りが、、、この問題の解決の糸口かなー、と考えてます。

中高生の英語力の格差

中高生の英語力、地域差が目立つ…文科省調査 | 教育業界ニュース「ReseEd(リシード)」
文部科学省は2023年5月17日、2022年度「英語教育実施状況調査」の結果を公表した。CEFR A1レベル(英検3級)相当以上の中学生は49.2%。高校生はCEFR A2レベル(英検準2級)相当以上48.7%、CEFR B1レベル(英検2...

都会だから高い、、、という話じゃないんですよね。


中学生の英語力は、CEFR A1レベル(英検3級)相当以上が、前年度比2.2ポイント増の49.2%と改善が進んだ。都道府県・指定都市別でみると地域差が大きく、「さいたま市」86.6%、「福井県」86.4%等で割合が多い一方、「島根県」34.1%、「鳥取県」34.6%、「愛知県」35.2%等、12地域で4割に満たなかった。

 高校生の英語力は、CEFR A2レベル(英検準2級)相当以上が、前年度比2.6ポイント増の48.7%と改善。都道府県・指定都市別でみると、「福井県」60.8%、「富山県」60.5%で6割を超えた。一方、「宮城県」「福島県」「鹿児島県」では4割に満たなかった。

 今回より新たにCEFR B1レベル(英検2級)相当以上の割合を調査したところ、全国平均は21.2%だった。都道府県・指定都市別では、「東京都」30.8%がもっとも多く、ついで「愛媛県」26.9%、「富山県」26.7%、「神奈川県」26.2%。CEFR B1レベル相当以上の生徒が多い高校では、ICTを活用した言語活動やALTによる授業外の活動を行っている学校が高い割合でみられた。

中高生の英語力、地域差が目立つ…文科省調査(ReseEd)

こうみてみると、英検2級以上(高校性)だと東京が最も多いですが、それ以外の指標では「福井」だったり「富山」だったり、、、田舎な方が高い様に感じる結果ですよね。
、、、まあ、単純に「都会ー田舎」という比較ではなく「教育に熱心な都道府県」といったような指標で表される結果だろうなー、と思います。
、、、北海道、英語遅れているんですよね。英検取ろうという生徒少ないんですよねー。そんなに難しくないからさっさと取ってしまえば色々楽なのになー、と思っています。

まとめずm(_ _)m

3つ、書き散らかしました。
それぞれ、、、中学校・高校の教育に関係してくるであろう内容ではあるんですが「直接すぐ」関係はしません。、、、先生、じわっと減ってる気がしてます。中学校、小学校、休んだ先生の代わりの先生すぐ来てます??、、、来なくて困ってません?札幌市内でも。
この状況もう少し酷くなる気がしてますが、「今、直接・すぐ」子どもたちに影響があるところは少ないわけで、、、。
気が付かない間に、酷いことにならないで、、、と思ってます。

英語、、、北海道の英語教育、どーなのか、、、よーく見ておく必要あります。
英語習ってたけど「英語のテストで点が取れない」というのは「テストが悪い」のか、、、それとも、、、。何をどーしていくと英語は「使えるもの」になるのか、しっかり学校でやっていく必要ありそうですよね。
小学校の英語「ただやらせてる」になって、、、ないですかね?気になってます。

まとまらず、散らかしたままですm(_ _)m
おわり。

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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