学費は誰が負担するのか? その1

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学費は誰が負担するのか? その1 大学にかかるお金と奨学金のお話。

珍しく、2回連載です。
ちょっと前にテレビでこんなお話ありました。

「「教育費は子どもに払わせるべき」林修の主張の真意は 自己破産者が減る?」

基本的に「全て賛成」です。その上で、、、今回は「進学(特に大学)にかかるお金の話」をして、次回「学費誰が負担するのか?」と続けて行きたいと思ってます。

大学4年間にかかる金額

4年間の学費+生活費(入学金・教科書代は含まず)

進学 学費(授業料、教科書代、通学費等) 生活費 大学進学費用合計
国立大学(自宅通い) 280万円(=年70万円×4年間) 160万円(=年40万円×4年間) 440万円
国立大学(一人暮らし) 280万円(=年70万円×4年間) 480万円(=月10万×12ヶ月×4年間) 760万円
私立大学(自宅通い) 520万円(=年130万円×4年間) 160万円(=年40万円×4年間) 680万円
私立大学(一人暮らし) 520万円(=年130万円×4年間) 480万円(=月10万×12ヶ月×4年間) 1,000万円

生活費:自宅の場合「電気・ガス・水道・食費など」を大雑把に出しています。月3.3万程度かかる計算。一人暮らしは仕送り月10万として計算
学費:国公立・私立とも大雑把に平均値をとっています。大雑把なお話なので(笑)

初年度(リクナビ進学より拝借)にかかる金額(≒入学時に必要な金額)

リクナビ進学

※国立大学は平成19年度、私立大学は平成18年度実施。文部科学省調べ。
※専門学校は平成18年度。「施設設備費・他」には、実習費・その他が加わる。
また、多様な分野の平均の合計のため、縦の合計は一致しない。
東京都専修・各種学校協会調べ。

大学4年間にかかる金額を大雑把に話すと、、、

「4年間の学費で国公立で軽自動車が2台、私立で高級車が1台」もしくは「4年間総額で中古のマンションが買えるくらい」

「1年目にかかるお金だけで、国公立なら任天堂Switchが27個くらい私立なら50個くらい買える」

という感じでしょうか?
私は教員時代には「オレの月収の**倍だ!」と言っていました。結構効きます(笑)

学生支援機構で借りる → 返す

ご家庭の状況によって借りる金額は大きく違いがあるかと思います。「学費+生活費全部借りる」場合や「学費だけ借りる」場合、「足りない分の補填」という場合もあるかと思います。

学生支援機構に関しては借りる金額・返済額の簡単な計算をしてみました

学生支援機構で借りる

借り方:第一種 → 利息なし、借りた金額を返す。
第二種 → 利息あり(最大3%)

奨学金貸与・返還シュミレーションで計算可能です。

学生支援機構 月額 大学4年間 返済額
第一種(無利息・借りた額返済) 2万〜6万4千円 96万〜307万円 同左
第二種(利息有・在学中は無利息:上限3%) 2万〜12万円 96万〜576万円 約113万×10年:月9千円 〜 775万円:月3.2万×20年(3%で計算)

生活費まで借りるとなると月12万円借りて+バイトと考える必要がありますがそれでも足りないと思います(←ココ大事)。

最初に書いた通り「一人暮らし」の場合生活費「月10万円」程度かかります。さらに「学費」が年70万〜130万円(=月6万〜10万円)かかるわけです。よって合計で「月20万円(最大)」借りる必要が出るわけです。
この場合「第一種+第二種」両方借りる形になります。最大額(一種6.4万+二種12万)借りたとすると、返済額は合計で「1082万円」、返済の月額は4万5千円(×20年)です。

そりゃ、新卒で返せなくて、、、が出るわけです。

付録 銀行で借りる場合

基本的に、どこも大体「年3%の利息」です。学生支援機構との違いは「借りた時点から利息発生」です(学生支援機構の場合、返す段階から利息発生します)。借りることができる上限は各ご家庭の状況で異なりますし、条件も異なるようです。

大雑把な話をすると「銀行で借りると学生支援機構と同額で借りることは可能 → 返済金額は学生支援機構で借りた場合よりもかなり多くなる」と言えるかと思います。

大学1年に4年間の学費分として「300万円」借りて卒業後から返していくとすると、その時点で「381,984円の利息」がついていますので「338万円返す」ことになります。。そこから返すのですが、もちろんその間にも利息かかりますので、実際には約400万円くらい返す事になるのではないかと思われます(毎月返す金額などで大きく違いがあるので、細かく書けません、、、銀行に相談してみて下さいm(_ _)m)。

借りる→返す金額を大雑把に話すと、、、

オススメは絶対に学生支援機構です在学中に利息がかからないのは大きいです。

借り方間違うとヤバイ(中学生的表現)。そのヤバさは「初任給が20万円・手取り15万円で5万円借金返済」と言えばわかるでしょう。そこまで借りなかった場合でも「返済月額」をチェックしていないとキツイくなること間違いなしです。

個人的なお話

私は大学院時代の学費として200万円ほど第一種で借りました。昨年(2017年9月に)、返済終わりました。仕事をし始めたのが遅かったのですが、それでも「月1万2千円」を14年間ちょっと、、、月額少なかったので何とかなったなー、、と思っています。実際フリーター当時でも返せる額だったので、滞納せず返すことできました。(借りた当初は)育英会には感謝しかありませんm(_ _)m。

まとめ

大学(専門・場合によっては高校)の学費・生活費は、どう考えても「子供だけでなんとかなる金額ではない」ことをわかってもらいたくて、この記事を書いています。

教員時代に自分の授業を潰してよくこの話をしました。生活費がいくらかかっているのか、わかっている高校生は皆無です(当たり前ですね(笑))。だからこそ、そこから話しをして欲しい、、、、保護者がするべきであって、本来は「学校がする話ではない」と思っています(ので家庭教師/塾で話をしてます(笑))。

学費(年70万〜130万円)だけ借りるとしても、月5万4千円〜月11万円借りることになります、、、私立大学は学費だけを見ても第一種だけではまかないきれない(第一種最大は月5.4万円=年64万8千円)わけです。

、、、という話を子ども(生徒)にするべきだと思っています。それが「本人の自覚」につながる一歩目かな、と思うのです。

参考ページ

学生支援機構(旧育英会)
給付型奨学金
北洋銀行 教育ローン
北海道銀行 教育ローン
北海道信用金庫 教育ローン
スタディサプリ進路(旧リクナビ進学)

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