えーっと、煽っているわけではありませんが、煽るような内容になるなあ、と思っています。
淡々と事実を書いていこうと思います。
北海道内の高校数と、定員割れ(倍率1.0以下)の数
道内の高校数は全部で272校

そのうち「全日制・公立高校」は154+31+23=208校。受験の学科数で行くと325学科、そのうち248学科で定員割れ(倍率1.0倍以下)になっています(北海道教育委員会・R7入学者選抜状況報告書より)。
受験できる高校(学科)の内、76.3%が定員割れ、という状況にあるんですよねー。
道立(公立)高校が定員割れすると、、、
公立高校は全国どこであっても、「定員割れした場合、受験者を全て受け入れる」ことを基本としています。
これは「公的な高校(機関)」であるので「学びたい人を受け入れる」ことが求められている為で、、、。
基本的に「定員割れしているなら、受験生を落とすことはない」ことは知っていて損はないかなー、と思います。
「基本的ではない場合、受け入れない事がある」という話でもあります。
高校側が受け入れることができない・受験生に就学の意欲がない、など、、いくつか条件がありますが「定員割れであっても不合格になる」ことはあります。
詳しい話は、面談時にお話できるかと思います(メール・LINEでお話することは難しいかもしれませんm(_ _)m)。
つまり、定員割れすると「どんな受験生であっても合格する」ことになります。
定員割れの高校しかない地域
たくさんあるわけです、道内には。
14の地区(空知・石狩・後志・胆振・日高・渡島・檜山・上川・留萌・宗谷・オホーツク・十勝・釧路・根室)の内、5地区(日高・檜山・留萌・宗谷・根室)が全ての高校で定員割れです。

「5地区なら少ないじゃん」→ええ、そう見えるんですけど、、、
例えば、空知地区で倍率1.0倍を超えるのは「岩見沢緑陵」と「滝川」、「三笠」の3校しかありません。
その内「三笠」は調理・製菓のみの高校ですので、実質2校だけが超えている状態。


そして、ご存知の通り北海道は「広い」ので、、、例えば「空知」の中にあっても「岩見沢に通えない・滝川に通えない遠さ」の地域がたくさんあるわけです。
「自分の家から通える範囲」に「定員割れしてない高校だけ」というのは、道内だと札幌市と旭川市、、、くらいかもしれません(場合によっては札幌市でも「通える範囲には定員割れの高校しかない」ですし、、、)。
えーっと、、、googlemapに定員割れの高校をプロットしてとわかりやすいだろうと思いつつ、そこまでする元気はないです(笑)。
言いたいことは「定員割れの高校しかない地域がスゲー多い」ってことですm(_ _)m
つまり、どの地域でも何もせずに入れる公立高校があるって話です。
「絶対入れるところがある」・「何もしないでも、入れる高校しかない」と、何もしない生徒・競わない生徒が増えていくんです、、、。
「周囲に定員割れしている高校しかない」ので「入試は形骸化」していて、、、。
「高校は願書出せば入れる・名前書ければ入れるという経験をしている先輩が多い」ため、後輩(今の受験生たち)は「そこまで頑張らないでも、あの高校に行ける・この高校にも行ける」と知っているわけで、、、。
→ ランク(内申点)が低くても入れるので、普段の学習もテキトーになる・道コンを受験する人も少なくなる、などなどの状況になって、結果「競わないでもいい」し「何もしないでもいい」ことになる、わけです。
結果、桶屋が儲かります。
えーっと、、、定員割れ高校しかない地域は、総じて「学力が低い」と言われています。
個々の生徒をみると「そんなことはない」んです。ただ「学力が高い生徒」はその地域ではなく隣の地域にある(もしくは札幌の)「学力高い高校」を受験するんですよねー、、、。
→ 結果、地域に残るのは「学力がそこまで高くない生徒たち」になりがち。
定員割れの高校が増える→学力ある生徒は他の地域を受験する→地域の学力は落ちる→高校の大学進学率が落ちる→高校の魅力が減る→上位の志望者が減る→定員割れの高校が増える→ …
風が吹いたら桶屋が儲かる方式なんで論理的には破綻してるんですが(笑)
ただ、今の状況をそれなりに示してるよーな気がしていて、、、。北海道だけでなく、「中学生の学力が落ちている」という表現は、色々な塾の先生が発信していて、私も書いていて。
学力低下したことも大事ですが、そもそも、大事な話があるわけです。
北海道の場合、高校が選ぶほど無い地域がある
家から通える高校が多くて3校、少ないと1校も無いことも珍しく無い、、、ですよね?
そして、その通える高校が全部「倍率が1.0倍以下=受ければ入れる」という状況というのも珍しくなくて、、、。
高校が選べない、というのが道内だと結構当たり前だったりするわけです。
そうすると、、、
「工業とか商業が通える範囲になくて困る」、とか
「単位制がないからイヤだ!」、とか
「大学進学に強い高校がないからどうしよう」、とか
そういった事が起き、、、ないんですよ!!
だって「無いのが当然で、今あるところから選ぼうとする」んですよ、中学生は!
だって、無いんだもん。知らないですよ、そんなのがあるなんて。
知らないですから「今あるところ(通えるところ)から選ぶのが高校受験」になるのが普通です。
、、、それ、ホントに行きたいところに行けていますか?それ、ホントにやりたいことをできそうですか?
保護者の世代じゃなきゃ解決できない事もある
そもそも、保護者の世代がその地域に居たときと「高校の状況」は随分違ってきています。
高校の数も大きく減っていて、学力層も変わっていて、札幌だと「私立の方が上になってるの??」という高校もあったりして、、、。僕らの頃は・私たちの頃は・我々の頃は、、、という話が全く通用しません。
同様に「高校の選択」の意味も大きく変わってきていて、、、大学進学の大半(6〜7割・高校によっては8割以上)が推薦型・総合型で受験するようになっています。高校選択間違えると大学進学のハードルがすごく上がる、んです。
そうなると「高校を選んで進学する」ことは「大学進学を見据えた場合、とても重要」だと言えます。
選べる高校がなかったり、全く勉強しないでも入れる高校しかなかったりするのは、決して「良い」といえる状態ではない、、、と言えるんじゃないかなー、、、と思うわけです。。
更に厳しい言い方をすれば「その地域に住んでいることで、できないことがある」という事実から目をそらしていないでしょうか?(頑張れば一人暮らししてできる、といった「普通はしない進学方法をする」お話はしない方向でm(_ _)m)
大人側がするべきこと、、、?
「自分たち(保護者)が生活しやすいからこの地域に住む」は正しい選択だと思います。
が、それが「子どもの教育にとって正解かどうか」は全く別物です。
、、、だからといって都市部に全ての人が住めばいい、というお話でもありませんよね、当然ですが。
生活圏、教育のことを考えて選んでいるでしょうか??
自然が多い地域に住むことで子どもをのびのびと育てる、、、を否定するつもりはありませんが、同時に「その地域の小学校数・中学校数・高校数を把握しておく必要がある」わけで、、、(当然の事過ぎて、何を当たり前のことを、と言われそうですがm(_ _)m)。
更に突っ込んで言うと、今住んでいる地域での「中学校で真ん中くらいの成績」ってのは「どのくらいの高校に入れる」か、そして「その高校はどのくらいの大学に進学をしている」か、そして「それは全国的に見るとどの程度なのか」は保護者は知るべきじゃないかなー、、、と思うのです。
北海道全体として「学力は低くは無い」≒「高くない」ので、頑張らないと国公立大学に行くのがとても難しくなります。そういった認識、、、どのくらいありますか??
もしくは、、、石狩に多くある私立大学、中学でどのくらいの学力があると(どの高校でどのくらい頑張ると)入れるか、、、わかりますか?
中学校でどのくらい頑張って、入った高校でどのくらい頑張ると、どのくらいの大学(就職)があるか、大人側としては抑えておく必要あるんじゃないかと思いますが、、、どうでしょう??
そして、それは「地域によって、努力量がどうやら違いそうだ」というお話で、、、「定員割れの高校しか無い地域」で「中学校で真ん中くらいの成績」と、「札幌市内・進学校に囲まれた地域」で「中学校で真ん中くらいの成績」って、同じ、、、だとは言い切れませんよね。
生徒には選択できないから、選択できる範囲でしか進路を選べない、というお話
当初、こういうタイトルで書くつもりでいました。言いたかったことはホントにこれでして、、、。
中学生、高校生が進路を考える時「自分の範囲内のこと」しか選択できません。
- 知らない高校・大学が選択肢に上がることはないです。
- 中学生は「家から通える高校」を選ぶしかないです。
- 札幌の大半の高校生は「家から通える大学」を選びます(今回は触れないですm(_ _)m)。
自分で調べればいい、、、って調べ方は伝えてますか?
ネットで検索、だけではわからない話はいっぱいある、、、のは大人たちにとっては常識だと思いますが、生徒たちにとっての常識では無いかもしれません。
調べるにしても「家からの距離」を調べるのにWebで検索するのは違いますよね?
googlemapとかで自宅周辺を出して「高校」で検索するとか、、、。
札幌市内なら「札幌えき/バスナビ」で検索すると自宅からどのバス・地下鉄・JRで通えるか何となくわかりますし、、、。単純にWebで「高校 地域名(札幌とか紋別とか浦河とか標茶とか)」で検索しても、思ったような内容は出てこないと思うんですよねー。
出てこない時「本を買ってでも調べる」、、、になります??
調べるときに「本を買っても良い」と思っている生徒さん、、、すごく少ないです。大人側(保護者・教員・講師)のsuggestionは必要じゃないかと、、、思いませんか?
道新受験情報とかある程度細かく情報が出ていると思いますし、道コンが出している「北海道高校ガイドブック」も参考になると思います。
お住まいの地域、高校はどこが有名ですか?
それって、大学の進学・就職の話まで(人によっては部活動の強さまで)わかっているでしょうか??
生徒だけではわからない話、、、札幌西高校って、OB/OGのつながり強いですよねー、とか恵迪寮の人たちってつながりが、、、みたいな話、お仕事してると見聞きしますよね。
そういった部分、子どもたちはどこまで「調べることができるだろうか?」と思うわけで、、、。
大人側(保護者は)、どこまで動いていますか?
子どもに丸投げ、「なにしたいの?どこいきたいの?」だけで何とか、、、ならないと思います。
今住んでる地域、高校進学で困らないですか?
高校、選んで行くことできますか?
道内、選べる地域が少ないです。じゃー、どうしたらいいか、、、「各ご家庭ごとの答え」が必要になるような気がしています。「家族移住」、「母・生徒だけで都市部に」とか「生徒を寮に入れる」とか、、、生活スタイルが大きく変わる方法になるかと思います。
どういった形が良いか、早めに考えておく必要あるのかもしれません。
このまま、どれだけでも書けそうなんで、、、ここらで終わりにしておきます。
まとまらないままですが、終わりm(_ _)m
ご相談・お問い合わせ
- 公式LINE「札幌の家庭教師屋さん」(←で公式LINE登録できます)
- お電話 070-4799-3936
- 問い合わせページ
より、ご連絡ください。
電話に出ることが難しいので、できるだけ「公式LINE」よりご連絡いただけると確実です。
基本的に、当日中(24時間以内)に返信させていただいております。メールの返信がない場合は迷惑メールフォルダなどをご確認ください。
よろしくお願いしますm(_ _)m



コメント