点数アップの方法 続き

前回も同じようなことを書きましたし、これまでも何度か似たようなことをこのブログでも書いていましたが、敢えてまた書きたいと思います。

前回の記事「その勉強の目的は

点数アップの方法。

これは目標としたい点数、その時点での学力、そしてそれぞれの個性によってアプローチが全く違っています。
今回は特に今の成績が下位〜中位の場合です。

例えば数学。

中学1年生の最初に習う正負の計算で躓いてしまった場合(中2の文字式でも中3の平方根でも同じです)。まずはいろいろな例で正負の数の考え方を説明し理解してもらいます(これはある程度の経験のある先生さんならば、どなたでもやっていることだと思います)。

そうすると、大抵の生徒さんは、その時は「わかった!」となります
ところが、実際に計算問題をやってみると間違えてしまいます
このミスが3/10程度だとどうでしょう?
70点ですからまぁまぁですよね。
普通なら時間の制限もあるので次に進んでいくかと思います。
でも、この状態で進んでいくと必ず壁に突き当たります。

学校や普通の塾では他にも生徒さんがいますので、一人一人の進度に合わせることはほぼ不可能でしょう。
また次々と教えなければならないことが出てくるので、どうしても先に進まざるを得ないかと思います。
でも、この時点での「わかった」は、本当に理解して「できる」とは程遠いことが多いです。

徹底してやる。

私たちの塾ではここを徹底して「できる」まで一緒に練習します。
これは、教わる方も(教える私たちも)、少々忍耐が必要です。
そして、もちろん焦ることもあるでしょう。
学校や他の塾では、どんどん進んでいくのにいつまでも計算練習をやっている
さらに、中学生にもなると要領よく問題が解ける(この式に数を入れれば答えが出る)というやり方を教わったりすることもあります。
私たちと一緒に勉強していると、そんな「素敵なやり方」を教わることもなく、ただただ地道な基本問題や計算の繰り返し…

正直、不安になることもあるかと思います。
ところがある時、それまで6割〜7割だった正答率が9割を超え、計算問題ならば完璧に出来る時がきます
きちんとやれば必ずそうなります!
すると、それまでの遅れを一気に取り戻せるのです。
それも、驚くくらいの速さで追いつきます。

「なんだそんなことか」

「なんだそんなことか」
そんなことで点数が上がるなら簡単じゃん!
と思われるかもしれません。

ただ、この地道なトレーニングを適切なアドバイスとそれぞれの生徒の個性と学力に沿った練習を続けるのは意外と難しいんです

今回は一つの例を挙げましたが
これとは違う教え方をする場合ももちろんあります
学力をつけることに近道はありません。
そして、正しい方法も一つではありません
それぞれの特性に合わせた適切なアプローチが必要だと私たちは考えています

私たちのやり方で学力がつくのは数学だけではありません。
英語も同様に点数アップします。
もし、学校の勉強がよくわからない。
点数が思うようにアップしない。
そんな悩みがありましたら、いつでもご相談くださいませ。

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