道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針、とやら(2026年3月30日付文書)

高等学校入学者選抜情報 - 教育庁学校教育局学力向上推進課
令和8年度入学者選抜について 項目 更新日 公立高等学校入学者選抜出願の状況 令和8年3月2日 手書き用 入学願書...

に、「道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針」というものが2026年3月30日付けで出ていました。

というコメントがでるくらいには、、、ちょっと気になるところの文書です。


具体的には、、、

  1. 道外からの入学者の受入れの拡大について
  2. 連携型中高一貫教育を実施する道立高等学校入学者選抜における連携型入学者選抜の対 象校の拡大及び連携型推薦入学者選抜の実施要件の変更について
  3. 入学者選抜事務手続の見直しについて

の3つの改善理由と改善内容、が記載されてまして。
この3つ目の「入学者選抜事務手続きの見直し」の内容が「欠席を記載しなくする」ってお話でした。


(1) 改善の理由

ア 令和8年度道立高等学校入学者選抜の実施要項において、「個人調査書の内容のう ち『出欠の記録』については、選抜の資料として使用しないものとする」ことを明記したことから、個人調査書には真に選抜に必要な事項のみを記載すべきとの観点を踏まえ、個人調査書の様式を一部改正する。

イ 入学者選抜事務手続等について、中学校及び高等学校における業務の効率化を進める必要があることから、現行の手続の内容を点検し、整理する。

(2) 改善の主な内容

ア 令和10年度道立高等学校入学者選抜から、個人調査書の「出欠の記録」の欄を削除することとする。

イ 道立高等学校入学者選抜実施要項における入学者選抜事務の手続等について、見直す。

道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針」より

ということで「令和10年度入学者選抜から出欠の記録が無くなる」という話です。
2026年3月の入試が「令和8年度入学者選抜」ですので、新中2(2026年4月から中学2年の学年)から出欠の記録が無くなる、ってことだと思います。

「やばい」って感じてるのは何でだ?

「不登校傾向については入試選抜に関係しない」という方向性に見えます。
悪い方向じゃない、ではなく「良いこと」に見えるんですが、、、。

これ、随分前から「欠席日数は合否判定に使わない」って事になってるので、、、「記載する/しない」くらいの違いしか無いんですよね、ホントは。

ただ、まだわかってない(確定ではない)こととして、、、「欠席理由書がなくなるかどうか」があります。
たぶん、出欠の記録が無くなるんであれば「欠席日数に関すること」=「3年・30日以上欠席は欠席理由書を添付」も「無し」になる、、、ハズです。

で、これはヤバいかも、、、しれません。

合否に関係しないですが「どういった生徒が入ってくるか」という意味で「生徒の欠席理由書」は大事でして、、、

例えば「指定難病を持っている生徒さん」を考えれば、わかりやすいですかね?
「出欠の記録」が「個人調査書」から消えるので「長期間休んでいる」とか「休みがち」といった情報は高校に伝わりません。まして30日以上欠席/3年で書く「欠席理由書」も無くなりそうですので「どういった理由で休んでいるか」も高校側には伝わりません。
「配慮が必要かどうか」「高校入学後にどうするべきか」といった情報は「合格後」から収集して対応、、、ってことになるわけです(高校側の視点)。現時点、欠席理由書見て準備しても間に合ってない話が結構聞くのになー、、、とかとか、、、。

欠席理由書が無いと、、、もしかすると「理由がある欠席」をしている生徒さんは面倒(早めに高校側にアプローチして「こういう状態ですが、受入体制ありますか?」と聞いてみたりしなきゃダメ?)になる、、、のかなー、と。
欠席理由書に記載があって、疑義がある場合は高校の校長→中学校の校長に問い合わせをかけてる、、、ハズで。生徒の状況を理解したうえで「受験受け入れ(面接での対応なども含む)」をしている、、ハズです。
(ハズ→明確に言っていいのかわからない、という意味(笑))

欠席理由書じゃなくなる、、、んだろう

おそらく「配慮理由書」みたいなものができるんでしょうね、きっと。
受験の個人調査書以外に「必要な生徒に関しては作成」とかになって、、「持病あり」「不登校傾向あり」「友人とのトラブル多い」「欠席数が多い」みたいなことを書くことになる、、、んじゃないかなー、と予想。

無しのまま、、、であれば「合格後」に中学校に「鬼電」ですね。「この生徒はどうですか?この生徒は?こっちは??」と聞くしか無いわけです。不登校の傾向が強い生徒が「1つのクラスに集まってしまう」と、、、高校の運営として(クラスの運営として)立ち行かなくなる、ので。

まあ、、、何にせよ、少しずつ変わるようです。

、、、これ、もしかしたら私立の方が「生徒の状況をより詳しく書ける」よーになるかもしれないのか。
私立、まだ生徒増えそうだな、、、、(私立も定員増やしてくれたらいいのになー)。

おわり。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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