北海道公立高校・平成32年度入試に関係する「高校配置計画」のお話

平成31年度〜33年度道立高校配置計画・石狩地域のお話

公立高校配置計画が出ました。今年の受験に関係するほどの学級減はありませんでしたが、、、来年の受験はちょっと、、、ということで焦って書いてみました。取り急ぎ、雑感になっていますがお許しください(教育相談・面談ではもう少し細かいものでお話できるように準備しております)。

すごく簡単に説明

  • 今年の中学3年の受験で学級減の高校は1校だけ
  • 今年の中学2年の受験での学級減高校は11校・12学級ある ← すげー減る!

というお話です。特に、Fランク前後(DEFGHな感じ)の高校での学級減が多い気がする!!

来年度受験(平成31年度)のお話

東豊高校が1学級減で決定(→定員が280名に。40名減ります)。これによる影響は、、、大きいものは考えられないです。丘珠高校・東陵高校という近い地域で受け入れ可能な高校がありますので、、大丈夫かと思われます。合格難易度の変化もあまりないでしょう

再来年度受験(平成32年度・現中2の受験時)のお話

まず、学級減になる高校は以下の表の通りです。


公立高校配置計画案平成31年度〜33年度 6ページ より抜粋・拝借)

これだけ、学級が減ります(12学級・480名分合格定員が減ります)。

また、白石〜厚別〜北広島の地域のお話か?

なんかあるんですかね?この地域。ここ数年、この地域のお話を毎年取り上げています。

昨年は厚別高校が1学級減の影響で倍率が1.4倍(最終1.3倍)になった話を、
一昨年は逆に「学級増」のお話を書きました。

玉突き現象起きるんじゃないかと思うんですが、、、。

つまり、、、

月寒高校の定員減る近いところで少し落として清田高校にするかな清田高校も定員減る近いところで少し落として白石高校にするかな白石高校も定員減る近いところで少し落として厚別高校・平岡高校・真栄高校にするかな、、、という玉突きで、近隣の高校の志望者が増える→通えるところで少し落として北広島西高校にしておくかな北広島西高校も定員減るのに!

ということが簡単に予測できるわけです(あくまで再来年・平成32年度入試のお話です、気をつけてください)。この地域以外のお話も含めて「予言」しておきましょう(笑)

平成32年度予言

予測するにもまだ平成31年度受験も行われていないので「予言」くらいテキトーなものです。それでも書いておきたいと思います。

平岡2学級減+真栄2学級減の前後で起きたこと(学級増のお話より引用)

真栄高校ボーダーラインの変化
平成26年度
Eランク・113点 Fランク・133点 Gランク・149点 Hランク・163点
平成28年度
Eランク・145点 Fランク・155点(それ以下での合格があったのか未確認です)

平岡高校ボーダーラインの変化
平成26年度
Dランク・152点 Eランク・176点 Fランク・184点 Gランク・186点
平成28年度
Eランク・165点 Fランク・175点(それ以下での合格があったのか未確認です)

単純に比較して、真栄だと2ランク上の点数(26年度は149点あればGランク以上は合格だったが、28年度だとEランクないと合格しない)、平岡だと1ランク上点数を取らないと合格してない事がわかります。これが、2学級減(合計4学級減)で起きたことでした。

減る学級数はもっと多くなりますし、似たことが起きる可能性は高いと予言できるでしょう。

つまり前年度と比較して、必要点数が15〜20点程度上昇する(=合格に必要なランクが1つ上昇する)ことが起きるでしょう(予言)

この様な広範囲で12学級(清田は2学級減ります)減るのは近年ではあまりないことで(平成27年度に平岡・真栄がそれぞれ2学級減ったときでも地域が限定的)実際に、どのような影響があるのか、見えにくいところがあります

平成32年度学級減の怖いところ

上位校で人気もある月寒(倍率1.3倍:30年度)や清田(倍率1.2倍:30年度)、手稲(倍率1.2倍:30年度)が学級減になるところです。倍率が1倍に近い高校(定員割れしつつある)であれば受験生への影響は小さいのですが、そうではなく倍率が1.2倍以上の高校3校が4学級(160名分の定員)減る。その影響がどうなるか、見極める必要ありそうです。単純に「倍率が0.1ポイント〜0.2ポイント上昇する(予言)」のは間違いないでしょうし、「月寒・手稲の場合、倍率が1.5倍を超える」ことも十分あると思っています。

地域的な玉突きは北陵・丘珠ではそれほど起きないかと思いますが、西陵・あすかぜではあるかもしれません。それでも月寒〜白石〜清田の地域での玉突きのように大きいものは起きないかもしれません(この辺りの分析は教育面談で詳しくお話させていただいています)。また、ココでは触れませんがJRや地下鉄路線での移動しやすさによっての玉突きもあります。近いレベル同士が同じ路線だと、、、そっちに影響出ることもよく見られます。距離ではなく路線、、、よくありますね。

現時点で言えること

は、以上です。それ以上は予測・予言ですらなくなってしまう気がします。今年度受験が終わった後にどういった方向に行くか少し見えてくるかな、と思っています。

取り急ぎ、このくらいで。

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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