ここ数年、富山県南砺市(井波)に行って講演会をしてますが、テーマを「発達障害と教育」としていて、、、色々お話をさせてもらっています。
ありがたいことに講演会は好評で、、、備忘録的に、書ける部分を書き残しておこうかなー、、、と(書くことが無い時に、少しずつ書いていこうかな、と)思いますm(_ _)m。
教育における発達障害
「身体や、学習、言語、行動の何れかにおいて不全を抱えた状態であり、その状態はヒトの発達期から現れる。(wikipedia 発達障害 より)」というのが定義の1つです。
もちろん、医学的に診断される方法があり(DSMとかそーゆーヤツです)、それに則って診断されるものです。ただ、医学的に「発達障害」と診断されていなくても「教育的には発達障害と同じ扱い」ということが起きていたりします。
診断書が出ないような状況であっても、発達障害の子と同じような困難を抱えている場合もあるようです。ようです、というか、学校教育でいう「発達障害」の大半がそういった児童・生徒でして、、、発達障害を正式に診断するには長い時間と多くの知見が必要なため、在学中にどこまでわかるか、難しい事も多いんです。
そうなると、、、札幌市ですと「ちえりあ(札幌市教育センター)」などで簡易的に検査(WISC-Vなど)をして、「発達障害かもしれない」という話をされることが多いよーです。
→ お医者さんが判断・診断しているわけではないので「発達障害である」と言える状況ではない、、、ですが、「学習に困難を抱えている」状況の事が多く、ある程度の指標(検査結果)がある、、、ので「特別な配慮を要する生徒」として扱える、みたいな事がされていたりする、、、わけです。
学校としては「正式な診断を待ってる間は、支援しません」とは言えないので、簡易的に検査結果を元にして「支援します」としているわけです。
そーすると、「学校教育では発達障害」みたいな概念が存在する、、、わけです。
「教育における発達障害」ってのは学校現場が暴走して「医者でもないのに勝手に診断している」わけじゃないんです、理由があるんですよねー。
支援をするためには「ある程度の根拠・論拠」が無いと動けない地域もあるんです。
「検査してもらって下さい」とか「病院に行ってみて下さい」といった話がでるわけです。それに対しても「教員はすぐに検査させよーとする」とかいう話もありますが、、、支援開始に「診断書or検査結果が必要」ということもあるようで、、、そうなると、支援したいから「病院・検査を勧める」になるわけで、、、何とも言えないなー、と思っていたりします。
まとめるとー、
- 学校では、病院での診断ではなく、WISCの結果だけで「発達障害と判断」すること有り
→ 生徒が学習に困難さを抱えている場合に判断材料として検査を勧め、その結果で学校内で対応していく - 病院との連携が出来ていない地域が多い様子(プライバシーの問題で、病院から情報提供してもらえないことも多い)
→ 「学校は学校で判断していくしか無い」ので「教育的な発達障害の判断」ってのが出来ているような気がします - 私個人としては「学習に困難がある」(←本人は無自覚で『できていない』がある場合)のであれば、学校に対応してもらうのは良いことだと思っています(が、ご家庭ごと色々考えがあるとも思います)。
次回・「発達障害の「できる/できない」という話」を予定(暇な時に書きますm(_ _)m)
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