特性なのか、ワガママなのか、という問い。

「特性なのか、ワガママなのか」ってのは、発達障害の生徒を見ていると、どーしても考えてしまう事の1つだと思うんですが、、、。
実は考えたところで大して意味がないんだなー、、、ってのがここ最近の私が思ってることです(オチです。それ以上の話は無いですm(_ _)m)


特性って?

発達障害の人が個々に持つ「特徴」を特性と呼んでいるよーでして、、、。
「生まれつき持っているその人の傾向」が元々の「特性」という言葉の意味ですが、発達障害のお話で使う時は「生まれつき持っていて、変わることがない状態(症状)」のことを指していることが多いようです。

「『特性』を盾にして、自分のわがままを通そうとする生徒が増えている」という話

10年以上前の学校現場で既に否定されていた考え方なのになー」ってのが、私の第一印象で、、、。
学校現場はホント疲れ切ってるんだな、、、」と思いました。

解説、、みたいなもの。

今回のポストは特性を盾に「授業は出ない(教室に入れない)けど部活だけ出る」というお話をしてまして、、、。
私が高校教員をしていた当時(10年以上前)に同じような状況で「部活だけでも出れるのであれば、それを褒めるべき」「授業に出ることと部活に出れることを同列で判断することは合理的な判断ではない(≒生徒への対応として適切ではない)」という話を管理職からされた記憶があります。

→ 「そーすると、ルールを捻じ曲げることになるから、対応がスゲー面倒になるんですが!!!」ってブチ切れた記憶がありますが、、、。
「一律に多くの人の中に入ることが難しい」と受け止めるのではなく、「入ることができる集団」と「入ることができない集団」があって「集団生活をしようとしていることを評価する」ということだ、、、とお話をしてもらったんですよね、確か。私が高校教員だったのは10年以上前なんで、、、その頃は「最先端の考え」みたいなものだったかもしれません。今は、、、それなりに浸透していて欲しいなー、と思った、ってことです。

特性ってのは、、、デコボコしたもので、直線的に同じ判断基準で判断できない、というのが近年のお話だと思います。
生徒ごとに判断、というよりも「生徒のその状況ごとに判断」くらい細かく見ていこう、、、みたいな事を言われるようになっている、、、のが現状だと思います。

そして、それに対応できるだけの人数も・能力(というと、バカにしているように聞こえそうでイヤですが)も、足りていないんだと思います。先生方が新たに学ぶ時間もない、、、わけです。

で、、、

というpostにつながってくるんだと思っています。

何だかなー、、、攻撃してくる人の多いこと、、、。
頑張ってる先生を攻撃してどーする、、、と思いつつ、脊髄反射で「何言ってるんだ、コイツ!!」となりかかった自分を恥ずかしく思いつつ、、、という感じです。

ホントにワガママじゃないのか?

えーっと、、、この話、こっちに踏み込む人は少なかったようなので、ちょっとだけ書いておきます(というか、これを書きたくて、ブログにした)。

結局、、、ワガママではなく「特性だから」ということで受け入れる(≒しかたない)ってこと、、、でいいんですかね??
生徒本人に聞くと、、、「全部特性じゃなく、たまに特性を上手く使ってラッキーってこともある」って言うんですけど、、、どーなんでしょう?(笑)

生徒曰く、半々〜6:4くらいで「ワガママが入ってる」(6がワガママ)らしいんですよね。
小さい時はそうじゃなかったけど、中学くらい(高校)になると「自分がこーゆー時には優遇されやすい」ことを知っているので、、、「上手く利用する」ことができる生徒も増えるんですよねー。
成長著しく、嬉しいことだ、、、という面もありますが(笑)、「それは違うんじゃない?/良くないんじゃない?/ ダメだぞ!」と言う人も必要かなー、と思うわけです。(今回の中学校の先生のXのpostを「そういうワガママ半分・特性半分のヤツが居るって話を言いたいのか?」と深読みしすぎたのは内緒です)

現実として、「特別な配慮だけしてればいい」ってわけじゃないと思うんですが、どーでしょう?

生徒本人が認識して「上手いこと利用してやろう(ウッシッシ)」と考えているのを「困っているから、配慮して当然」としてしまうのは、、、良くないよーな気がするわけです。

他方、全くそういうことを考えていない(考えない)生徒も居て。「困っているから、配慮する」をしないと、とても困る生徒もいるわけです。

で、さらに困ったことに「上手いこと利用してやろう」ってヤツも、10回中4回くらいは「全く気がついていない」ことだったりするわけです(6:4くらいだから)。もしくは「配慮の意味の半分くらいは気がついてるけど、半分はわかってない(=配慮してもらえてありがたい)」だったりするわけで、、、。

こんがらがってくるわけです(笑)。

特性なのかワガママなのか

考えても無駄かもしれません(笑)。
常にどっちも含まれていて、きれいにどちらかに分かれるものではない、、、んじゃないかなー、と、私は考えていて。

都合良く使っているかも、、、と気がついた時には「上手いこと利用していない?」と注意して、気がついていない時は、そのまま配慮してよかった、と思うように、、、できるといいなー、ってのが「特別な配慮を要する」という言葉の意味なんだろうなー、、、と思っています。

下手に考えて「こーした方がいい」とか「こういうルールだから」としてしまうと、「それは特性が原因で起きていることなのですか?」という本質からズレた問いが発生してしまうと思うんです(本質は「困ってる生徒をサポートする」)。何が原因か、ではなく「困ってるからどーしたらいい」って視点、、、だと思ってるんですが、、、どーなんでしょう?

ワガママに見えても特性かもしれません。
特性に見えてもワガママかもしれません。
どちらにせよ、困ってるなら助けてみて、、、「テキトーな事をしてるなら注意する」でいいんじゃないかなー、と。どっちなのか考えても結局するべきことは大して変わらないので。考えて文句をいうよりも、やってみて「お前、テキトーな事しやがって」の方が生徒の心には届きやすいよーな気がするんですよねー、、、理想論すぎますかね??(笑)

何にせよ

今回のポストは色々な意見がよせられていて、、、ホントにスゲーことになってます。
どちらが正しいとか、どれが正しいとか、私が言ってることが正しい、、、とかじゃなく、色々な意見が「特性なのか、ワガママなのか」に寄せられるよーな状況にある、ってのをみてもらいたいなー、と思います。

いくつか、挙げておきますm(_ _)m

さて、、、。

学校だけで完結させる話ではない、と思う

教育ってのは、学校現場だけで完結していないと思うのです。今回のよーに、色々議論されるのはとてもいいことだなー、と思うのです。とはいえ、、、偏った意見が多いのもまたネットの特徴で、、、そうなると「現実世界で、学校以外でも教育をする」ことがいいなー、と考えるわけです。

かと言って、「昭和の頃のような、地域のカミナリオヤジが居て、、、」みたいなことを理想とするのも違うと思うのです(それがイヤだなーと思って育った世代です)。
家庭と学校と社会教育(塾やクラブチームや習い事などなど)、医療がごく当たり前に連携できるといいなー、と思っています。

閑話休題

、、、ウチの塾から生徒の状況把握のプリントを学校に送ってますが、返事をいただいたことはありません。
ほぼ全てに「連携して生徒さんを見ていきたいと考えて、、、」と書いていますが、見てもらえていても学校からの情報提供はいただけたことはありません。同様に、病院からも情報をいただくことはできていない(というか、保護者・本人が同意して一緒に病院に行って話を聞けばOKと仰ってもらえたのは1つだけ、、、)状況です。
「学習塾」が支援のお手伝いってのが珍しいんだろーなあ、と思いつつ。

特性があるのか、ワガママなのか、、、まあ、実は考えたところで大して意味がないなー、ってのと、、、。
じゃー、どーしたらいいのか(≒もーちょっと学校以外でも対応できるようにしたいなー)、というお話でしたm(_ _)m

おわり。

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この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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