ウチの塾・家庭教師は意外と面談をします。
、、、ただ単に私(すぎやま)が心配性で、色々お話しておかないと後から大変かなー、と思って「面談しませんか?」とお誘いするだけなんですが、、、。それ以外に、塾外の保護者さん・生徒さんから「お話をしたい」ということで教育相談(教育面談?)をすることもあります。
大きく分けると2タイプの面談があるんですが、今回は「進路のお話」でどんな話をしているか、、、書いておこうと思いますm(_ _)m
進路の相談・面談
進路どーしよう、というお話をすると、そもそも、、、
- 生徒さんが全く何も考えてない・保護者さんが困ってる
- 生徒さんも保護者さんも考えているけれど、どーしていいかわからなくなっている
の2つになる、、、か、その間の話(「生徒さんはボンヤリ考えてる・保護者に伝わってない」「生徒さんしっかり考えてる・保護者さんよくわからない」などなど)になることが多いです。
で、、、、とりあえず必要なことは「数字の話」だったりするんです。
数字の話
中学生・高校生どちらであっても(小学生の中学受験であっても)、「今の成績を把握する」ことがスタートになるハズです。
中学生であれば「5段階評価・ランク」と「定期テストの点数、模試(道コン)の点数」、高校生であれば「5段階評価・評定平均」と「模試の点数・偏差値」が成績を表すものになるかと思います。
中学生

こんなの↑に数字を突っ込んで、ランクを見る+定期テストの点数を見ます。
→ 次のテストでこのくらいの点数を取ると、このくらいの評価(5段階)がもらえて、そうするとランクがこうなる、、というところまでお話をします。
あとは「こうなると、ランクが上がる」の数字を眼の前で見せます。

1年生のランクは203点・Fランクでした。


2年生で同じ成績だと、もちろんFランクです。


2年生で3→4に3個上げると、Eランクになります。
、、ということは、上げやすいのは副教科だなー。
副教科じゃなく「数学と理科を5にして、国語を4にする」
でもいいんだけどねー。
みたいな話をします。
「どう頑張る」とか「どう感じてる・どう思ってる」ではなく「4を3つ増やすと、ランクが1個上がる」みたいな「数字」のお話をして「具体的にどの教科を上げるか」を考えてもらったりしています。
高校生
今の成績を持ってきてもらいます。
5段階が出てるもの(一般型を考えているのであれば模試の結果も)を見てお話します。
「行きたい大学と受験方法」が決まっているかどうかで話が違ってくるのですが、、、。
決まっていれば「推薦型は評定平均が3.5以上」など、大学が出している「受験要項」を見ながらお話を進めます。
決まっていなければ「一般型で受験するなら」「推薦型なら」「総合型なら」といった大学入試の全般的なお話と、自分の通っている高校の指定校推薦枠、どこの大学があるかを確認して、、、。「指定校は評定平均で3.3〜4.0が多い」といったお話をしていきます。
高校1年の5月〜6月には「高2・高3の選択授業調査(決定)」と「最初の進路希望調査」があります。
高2で取る授業を6月頃には決めます(教科書の関係でこの時期に決めていかないと間に合わなくなる)ので、、、「理系に進むのか、文系に進むのか」とか「この科目で受験するかどうか」を、高1の5月にはある程度考えておく必要があります。
→ 授業選択の時期は道内ほぼ全ての高校で同じだと思います(おそらく全国で変わらない)。、、、ということは、「推薦型・総合型なのか、一般型なのか」くらいまでは考えていてほしいなあ、、、と思うわけです。
で、、、大学入試の全般的なお話からする事も多いんです。
「事実の積み重ね」のお話ばっかりなんですよね、結局は。
どこに行きたいか、どうしたいか
もちろん、一番大事なのは生徒さんが「ここに行きたい」と思っていることです。
目指す高校・大学があって、そこに向けて学習を進めれるかどーか、が大事なわけです。
行きたい高校・大学がある(もしくはこの内容を学習したいがある)と「頑張れる」んですよね。
、、、この「頑張れる」は「死ぬ気でやる」とか「毎日5時間勉強できる」とかの「目標に向けて自分を奮い立たせる源」だったりするわけで、、、これが無いと中々大変だったりするんです。
ですので、「ここ行きたい」というお話は最初に聞いてそこに向けて正しい努力をして進めていく、、、というお話をしたいんですよね。
ところが「ここに行きたいんだけど」が「あまりにも、、、」ってお話が多いのです。
例えるなら「オール1なのに東京大学に行きたい」みたいなお話。そういうレベルのお話が半分くらいかなー、という感じでして。
、、、で、「どこに行きたいか、どうしたいか」のお話を二の次にして、、、まずは「現実を叩きつけるべく、数字でお話」をしています。
そうしないと「正しい努力」に繋がらないんですよね、、、。
正しい努力
例えば「国語30点・数学90点・英語80点・理科100点・社会100点(=5教科合計400点)」の生徒さんが「合格まであと20点足りないから、得意な理科と社会を頑張る」というのは間違った努力だと思うわけです。
全員のツッコミが入りますよね「その前に国語だろ!」と(笑)
現実を見ていない≒数字をちゃんと把握していないと、正しい努力にならないことがあります。
自分が「どれだけ努力したらよいのか」「何を頑張るとよいのか」を理解していると、とても強いわけです。
「自らの弱点と向き合う」ことだったり「自分の得意を理解する」ことだったり、、、最近の生徒さんだと「自己肯定感を持つ(得る)」ことかもしれません。そういった事につながるような「自分の状況をちゃんと把握する」ことが大事だと思うんです。
自分を把握することで「今、この教科(科目)を勉強して、次に、、、」と考える指標ができるわけで。
何から勉強するべきか・何をやるべきかがわかると「正しい努力」=「やっただけ、結果が手に入る(≒点数が上がる)」ことができるようになると思うわけです。
でも、そんな事できる中学生・高校生はほとんどいない、という現実
えーっと、困ったことに、、、。
自分で自分の事を理解できる能力がある生徒はほとんど居ないです。
というか、少なくとも塾・家庭教師に来ないです。自分でできるので(笑)。
と、いうことは今回のお題である「面談でお話する」場合は「自分で数字を把握できない」ので「そこを理解してもらう」必要があります。
そして、その先の「その状態だから、数学をやろう」だったり「英文法を、、、」「国語が、、、」「数IAだけでいい」「理科は今は考えないでよい」、、、みたいな「何をどの順番で、どれだけ学習していくか」という予定も「大人側(≒塾・家庭教師)が立てる必要がある」わけです。
「じゃ、面談なんかせず、塾・家庭教師に丸投げの方がいいんじゃない?」
面談しないで教えていくのも悪くはないのですが、、、(笑)。
「ここに行きたい」という思いはちゃんと表明してもらうと、「言っただけの事はやらなきゃ」→「自分の行動に責任を持つ」意識が芽生えるので、面談しないまでも「保護者さんの前・講師の前で宣言する」ことは大事だなー、と。
保護者さんにも講師にも話をするなら、面談した方が早いんじゃないかなー、ってのが面談してほしい理由の1つ目です。
丸投げされて困ることは「塾・家庭教師」側には無いと思います。塾(家庭教師)は「教えて、学力を上げて結果を出す」ことは変わらないのです。その「結果」≒「何を目標とするのか(どう進めるのか)」を塾(家庭教師)に伝えないまま進めてもうまく行かないだろうなー、とは思いますが。
どちらかと言うと、丸投げで困るのは生徒さん本人(と保護者さん)だろうなー、と。
お互い困らないためにも、面談したほうがいいんじゃないかなー、ってのが面談してほしい理由の2つ目です。
あと、意外と多いのは「生徒さんはAと考えているけど、保護者さんはBだと思っていた」みたいな、保護者−生徒間で全く話をしていなくて「生徒さんと保護者さんの考えが違った(真逆だった)」という状況。
これだと、普段の授業で生徒さんの要望を聞きながら進めていくと、保護者さんは納得行かない、、、わけです。
そういった「保護者-生徒間の齟齬(もしくは、保護者−生徒−講師の間の齟齬)を無くす」ことも、、、面談してほしい理由(3つ目)だったりします。
面談が大事なわけではない。
面談が大事なわけじゃないんです、、、この先どーしたらいいか、考えてお話をしたいわけです。
進路の面談、「現状理解」は大事ですが、それは「前フリ」で実際には、、、
自分の現状を理解し「どーするか」考えて・目標とする学校(高校・大学)を決めて・必要な「学習の量」と「学習の質」を見定めて、「この先、こーゆー教材で、このくらいの進度(深度)で進んで行く」とか「定期テストで点数を取って、評定平均4.0を目指すぞ」とか、、、先に進めていく話をしたいんですよねー。
お話した後、どーしていくかの為に面談を設定する、、、ってのは、当たり前ですよね(笑)。
でも、面談すると「スッキリした顔で納得して終わって、その後、何も変わらない」って事も多くて、、、。
塾・家庭教師の生徒さんで、そーなると「ふざけんなー、ちゃんとやるぞ!!」というキビシイお話をしつつ進めていくことになるんですが、じゃない場合「教育相談だけ来てくれた」場合は、その後どーなるか、、、が見ることできないので、結構心配なわけです、ホントに。
進路相談、いかがでしょう?
元道立高校教員がお話伺います。
高校受験・大学受験、どちらもお話色々できるかと思います。
高校入学後を見据えた選び方や、興味関心の点数の稼ぎ方とか、不登校傾向がある場合の高校選択とか、、、
一般型入試がいいのか/推薦型・総合型がいいのか、一般型だとしてどの大学がいいか、教師になりたいならこの大学が、、、、等など、お話できる事は幅広いかと思います。
おそらく、各学校(中学校も、高校も)そろそろ三者面談の時期かと。
三者面談で話した後の「答え合わせ」≒「何で先生はそんな言い方したのか」「何を言おうとしていたのか」に利用してもらってもいいですし、三者面談前の「作戦会議」に利用してもらうのもアリです。
教育相談

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