詰め込むことでできることがある。

どちらかというと私は「無理にやらせないタイプ」ですが、、、塾・家庭教師の先生してるので「やらせる」わけです。やらせないと言いつつも、、、。
なんで「やらせる」のか、と「やらせないのか」を2回に渡ってつらつらと書こうと思っています。


小学生は、詰め込む内容が多いけど、詰め込むとできる。

小学校の学習は「何度もくり返して覚える」ことが大事なものが多いです。
この手の話で、一番よく出てくるのは「かけ算・九九」ですね、たぶん。

九九を覚えていないと「わり算」ができないし、分数のたし算(通分)もできないし、、、、因数分解も微分積分もできないわけです。
だから「詰め込んでおけ!!!」と言いたいわけではないのですが、、、「明らかに覚えてくことで楽ができる内容」があって、それを「覚えないで何とかしたい」なら、「根本的な理屈を理解して(過去の歴史でそうされてきたように)遠回りして考える」必要があるわけで、、、。そっちの方がかなり面倒くさいと思うんですよね、、、(歴史的に、できるだけ楽になるように研究されて今があるはずなので)。

で、小学生。
九九だけじゃなく漢字だったり、最近だとアルファベット・英単語も、「覚えなさい」と詰め込まれます。
ただ、中学校以降と大きく異なるのは「詰め込んででも覚える」とテスト(カラーテスト・小テスト、どっちでも)で高点数が取れるんですよね。

よくある話ですが、点数が取れると「できた・嬉しい」が強く出るので「次またやろう(覚えよう・詰め込もう)」となりやすく、、、小学生でこの経験すると「学習したら楽しい」と思えるよーになること多いと思うんですよね。「覚えたら、点数が取れる(そして嬉しい・楽しいがある)」ことを小学校卒業までに身につけれると、、、違うんだろうと思うんです。

中学生は、詰め込む内容も多いけど、詰め込んでもできないことが増える

中学生になると、詰め込む内容が格段に増えます
新出の英単語は3年間で1400単語とか1800単語とか出てきます。
数学も正負の計算から始まり文字式のルール方程式・連立方程式・二次方程式、一次関数・二次関数・合同、相似な三角形、統計の基本、と多岐にわたる「数学の基礎」が3年間続きます。
理科・社会もそれぞれ「覚えないとダメなこと」がたくさんあって(書き出すと多いので省略)、テストまで覚えていれば何とか、、、ならなくて「ずっと覚えていないとダメ」な状態が続きます

小学校の時に詰め込めば点数が取れていた生徒がこの辺りから「詰め込む内容が多くて詰め込みきれない」だったり「詰め込んでもできない」だったり、、、そういった「テストで点数が取れない」が増えてきます。

そーなってくると詰め込んでも意味がない」と思って勉強することを投げ出す生徒も増えるわけです。
、、、小学校の時は「できてた」のに。

高校生は、詰め込む内容が多いけど、詰め込めきれなかったり、詰め込む意味がないこともある

高校生になると、詰め込む意味が変わってきます
国公立大学を一般型で受験する場合、詰め込むだけでは覚えきれない量の内容を覚える必要があります。詰め込むだけでは対応しきれない、、、んですよ。
そして、進路によっては「それなりの点数で十分」になるわけです。専門学校への進学であれば、詰め込まないでも「必要な成績」が取れる、、、と思います。

そもそも、高校だと詰め込んだとて、理解できない」内容が増え始めます
理科・生物で「クエン酸回路」を詰め込みで覚えようとしても、、、。
「ピルビン酸からアセチルCoAが取れて、オキサロ酢酸に、オキサロ酢酸がアセチルCoAと結合してクエン酸に、クエン酸がα-ケトグルタル酸に、α-ケトグルタル酸がコハク酸に、コハク酸がフマル酸、フマル酸がリンゴ酸、リンゴ酸がオキサロ酢酸になって、ぐるっと一周する間に、ATPが2個できて、水素イオンが12個でて、、、」と詰め込んでも何が何やらわからないですよね、、、

wikipediaより。
Narayanese, WikiUserPedia, YassineMrabet, TotoBaggins, Calvero – このファイルは次の画像から切り抜かれたものです, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15821364による

上のような図がかけて、何が起きていて、何のために「水素イオン」が出てくるのか、、、を「理解」しないとそもそも詰め込むことが難しい、というのが「高校の理科」ではごく当たり前になります。

いや「無理して詰め込まないでもいいって話」なんですよ、必要な点数がそこまでじゃないなら(≒自分がどういう進路に進むか、どのくらいの成績がが必要かがわかってないとダメ、ってことですね)。

詰め込むとできる。詰め込んだだけで終わると、色々終わる。

詰め込むことで、小学生の間はできるようになります。
カラーテストの点数はびっくりするぐらい上がる生徒も多いです。実際カラーテストで30点〜50点だった生徒が90点以上になります。

ただ、詰め込んだだけで終わってしまうと「中学校の授業のスピードについていけない」だったり、「覚える量が多すぎてついていけない」だったり、、、となります。
詰め込んで点数が取れるようになって「勉強すると点が取れて楽しい」という循環をつくって自ら学習に向かう姿勢」が少しでもできると中学校で困りません

高校の学習は「ただ詰め込む(覚える)」ではなく「知識がつながり始める」ので、、、覚えたことを利用して次の内容を理解して、また理解した内容を利用して次の内容が、、、と詰め込んで覚えないとダメ」ですが「詰め込んだだけでもダメ」な学習内容になっていて(中学の後半から、そんな感じになっているのですが)、「ただの暗記」では通用しないのが高校の学習、というイメージでしょうか。

つまり、、、詰め込んだだけだと、中学に入ったら「点数は取れないことになるのです。
ところが、高校に入ると「詰め込めないと点数が取れないんですよね。

「詰め込んで覚える」を「詰め込んだ知識を使って考える」にできると、学習は楽になると思います。
そのためには「小学校の間は『できるようになるまでやらせる』が必要」だと思っています。
泣こうが喚こうができるようにする、、、くらいの気構えで教えると、中学校の授業についていけるだけの能力がつく生徒が多いです。
「できるまでやる」「くり返してやらせる」は大事です。

詰め込むだけでは「色々終わってしまう」ので、しっかり覚えさせるといいですよー、というお話でしたm(_ _)m

さて、この話。続きがあります。
次回続きをお楽しみにm(_ _)m

詰め込めない状況の生徒がいる。
前回の続き。詰め込めない、ってときのお話です。

ご相談・お問い合わせ

より、ご連絡ください。
できるだけ「公式LINE」よりご連絡いただけると確実です。
基本的に、当日中(24時間以内)に返信させていただいております。メールの返信がない場合は迷惑メールフォルダなどをご確認ください。

よろしくお願いしますm(_ _)m

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

すぎやまをフォローする
勉強方法
シェアする
すぎやまをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました