6月に進路のお話する、というお話。

まあ、正しくは「5月〜6月に進路のお話する」んですが(笑)。

例年、中学生・高校生関係なく5月〜6月にかけて進路のお話をしています。
「定期テストに向けて気持ちを新たに」ってのもあるんですが、、、それ以上に「高校(大学)について全く何も知らない」事が多いので、、、「基礎知識を身につけて欲しい」のでお話することにしています。

中学生に話す。

まず、近所にある高校を知ってるか、どのくらいのレベル(今の自分の学力で行ける/行けない)なのか、そこに行きたい?、行きたい高校ある?みたいな雑談レベルから始まりますが、、、。

近所の高校の名前は上がるけど「どのくらいのレベルなのか知らない」とかは、当たり前にあって、、、。
「近所の**高校行きたい」というけど「成績が全く届いていない・全く勉強していない」のは、あるあるですね。

そーゆー「よくわからないけど、高校名だけ知ってる」ではなく、名前と内容が一致するような、、「この高校は、この部活有名だよね」とか「学校祭が楽しいらしい」といった高校名と具体的な情報がセットで出てくるよーになると、、、「現実的に考えるスタートライン」に立てるよーな気がするんですよね。

で、、、、

北海道高校入試 ボーダー ランク+点 - Google マイマップ
とりあえず、、、作ってます。石狩圏の高校についてのみランク+素点のボーダーを地図上にプロットしたものです。ランク(アルファベット)の後にテスト点(300点満点・2022年から500点満点)となっています(A400 → Aランクだと400点必...

↑みたいな、地図を使って「高校の場所」を確認して(ついでにボーダーのランク・点数も見ておく)、高校までの交通機関(近所であっても「冬に乗るぞ!!」と)を「さっぽろ駅バスナビ」で検索

札幌周辺公共交通案内 さっぽろえきバスナビ

バスを利用しないと行けない高校は多いですよね。「家からどのくらい時間かかるか」がわかるのは便利です。

、、、こーゆー「現実」とつながる話、「何となく、、、高校行くんだろうなー」ではなく「ここの高校は、このバスに乗る・30分ではつかない」みたいにしていくことも進路の話としては大事だなー、、、と思っています。

ある程度、高校の名前・場所がわかったら、、、あとは「自分がどのくらいの実力なのか」がわかれば「行ける高校」がわかるよーになります。、、、自分の実力、学校の定期テストだけじゃなく模試(道コン)も受験してるとより良いんですが、、、受験したくない生徒も多いですね(笑)。
定期テストの点数から「疑似的に、入試の点数」というのも出せなくは無いのですが、、

(定期テストの合計点数)ー 50点 = (入試の点数)

大雑把に「定期テストと模試の間に50点くらい差があること多い」なー、と思っています(定期テストの難易度にもよるので、その辺りは一概に言えませんが、札幌市内だと30点〜80点くらい低く出ること多いです)。

あとは「ホントに高校に行きたいの?」という話を何度も聞きます。「義務教育じゃないから行かなくてもいい」という建前を使いつつ、、、「普通科じゃなきゃダメ?」とか「高専は??」といった「あまり選ばないであろう進路の話」もしつつ、色々考えてもらうようにしています。

高校生に話す。

中学から継続して高校でも通ってくれる生徒さん(と保護者さん)には必ず「どういう目標なのか」を確認します(3月〜4月で)。その上で、、、5月〜6月に「その為に、どれだけ成績必要なのか」を確認します。
一つには、6月過ぎに「来年度以降の授業選択」が始まるので、それに向けて「自分はどの科目が必要なのか、大学受験まで見据えて考えることをしてもらわないとなー、、、と。
あ、もちろん「定期テストで点数を取ることが必要なのかどうか」≒「受験方法をどう考えているのか(推薦?一般?)」を意識してもらう必要があるわけで、、、、。

そーすると、色々出てくるわけです。
曰く「ウチの高校に**大学の指定校推薦がある(超有名大学)からそれを狙う」とか「△△大学の指定校が取れなかったら、総合型で考えてる」とか「大学はどこでもいい、指定校で行ける所に行きたい」とか「一般で準備するけどダメだったら総合型」とか「一般でダメなら推薦」「一般でダメなら指定校」とか、、、。

それ、ホントに今の実力で行けるの??と客観的に見ると「とんでもなく難しい方法(難しい大学名)を出してくる」ことが多いんですよねー(笑)。

指定校推薦は受験は楽・取る成績を考えるとかなり大変、な方法、、、です。
指定校は「高校で1名」の事が多いです。
ですので「評定平均3.8以上が条件」であっても、おそらく4.3くらい無いと指定校は取れない(人気のある大学だと)と思います。
→ 高校内で「1名の枠を争って勝つ」必要あり。3.8で行けるとは限らない、、、わけです。
それを見込んで、、、高1から「高い成績を取る」必要があります。4.0以上って「Dランクより上」を取る成績ですので、、、そして、成績だけじゃなく「高校への貢献度」みたいなのを数値化する高校もあるよーですし(生徒会会長してる・部活で全国大会出場(して、高校の名前を広めた)・**級を取って(表彰されて)新聞に出た、などなど)、早めから準備しておく必要あります。

また、総合型受験は、、、某私立大学レベル以上ですと「ボランティア経験」とか「海外留学して**について研鑽を深め、、」みたいな、、、高校時代の経験を評価する方向になっていますので、「高1から長期休みを計画的に利用して進めないと無理」かつ「保護者の手助け(金銭的・何をするべきかの選択)が必要」な状況になりつつあります。
、、、ので、「ダメだったら総合型で」という時代でも無くなりつつあります

推薦も言わずもがな、、、です。
「最初からこの大学の推薦を考えて準備している」という生徒が(全国に)居るので、、、「ダメだったら推薦を考える」が、何とかならない事が多いです。

えーっと、、、これ、ウチに来るような「勉強したくない・嫌い・苦手」だけど「できるだけ楽して大学には行きたい」という生徒向けのお話です(笑)。
面目にちゃんと頑張って国公立一般入試に向けてガッツリ勉強を続けていた生徒さんであれば「途中で推薦に、、、」は間に合うと思います。
ただ、、、「総合型や指定校推薦に変更する」と言われると「ちょっと待て、それ大丈夫じゃないかも」という話になるわけで。「成績がクリアできている」だけで合格できない(指定校を取れない)ことが多いので、、、ちゃんと準備してないとヤバい、ってのは知っていてほしいわけです。

大学名に関しても、、、有名な大学ってのは「保護者世代の頃よりも難易度が上がっていることが多い」んですよね。
保護者の方が「**大学なら推薦で入れる」と話ししてることあるみたいですが、、、「今そこ、評定平均4.3で落ちる生徒居るんですけど」みたいなことも多くて(苦笑)。
「自分でしっかり調べなさい」という話をするんですが、どーもイマイチ調べきれないよーです。
「Youtube(ショート動画)で誰々が〜って言ってたから」とかいう話も多くて、、、「それ、どの動画?」って聞くと、、、それは既に流れ去っていて「どれだったかわからない」し「ソース(情報源)がどこの話」かもわからない、、、みたいな事が増えてまして。

で、、、高校生には「〜で調べるといい」「高校の進路指導室に行って、、、」といった進路を調べるための方法、、、からお話することもあります。

何にせよ、この時期に進路の話をして、考えてもらう。

この時期に進路の話をして考えてもらって、、、「この先どーやって学習を進めるといいのか」を考えてもらうようにしています。、、、まあ、この時期だけじゃなく、生徒さんの状況見て「あ、今話す時だ」と思うとその時々に会った話をしていくんですが(笑)。
基本的に、5月〜6月の定期テスト前にお話して「さて、どーするといい?」というところまで進路のお話を進めていくことが多い、、、と思います。

もう一つ、ウチの塾(家庭教師)としては「夏休み、どのくらいやる?」ってのがありまして。

「今、進路をどう考えているのか?によって夏休み中の回数を変えていかないとダメ」なんで、この時期に話をしています(本気で受験するならこの夏に死ぬ気でやらないと間に合わないぜ!!!、みたいな話です)。

ウチの塾・家庭教師の「夏期講習・冬期講習」は、単純に「長期休みだから朝から授業できるし、回数増やせるから、今までの遅れを取り戻そう!」みたいな形です。
「集団で授業」とか「夏休みの特訓」みたいなことは(ほとんど)していません。

夏期講習の予定は、近日出る予定ですm(_ _)m

そんなわけで「この進路なら、夏休み中は週3回くらいやらないと!」とか「週1回で十分だな」とか、、、そういう会話がされつつあります。

「高3だけど、夏休みは週1回で十分」とか「中1だから、週3回来ないとね」といった感じです。
生徒さんごと「理由があって(意味づけされている)、学習量を自分で決めていく(決めざるを得ない状況に持っていく)」といった感じの話をしています。

進路、この時期に考えておかないと「大切な長期休暇での復習時間」を無為に過ごす事になるので、、、しっかり考えてほしいなー、と思っています、、、、。というお話でしたm(_ _)m

そんなわけで、夏休み・夏期講習

夏期講習の生徒さん、募集しています。
細かい料金・日程と時間、などは近日中に出る予定です(塾・家庭教師の生徒さんの予定が大雑把に出たところで、夏期講習可能な枠が決まるので、、、もう少々お待ち下さいm(_ _)m)。

夏休み、ゆっくり遊ぶのもオススメです。
どういった学習をするべきか、、、は「生徒さんがどうしたいのか、どう考えているのか(考えることできているのか)」による、、、と思います。

生徒さん・保護者さん・講師で、、、相談の上、どういう形でやるのがいいか決めた上で進めていきたいなー、と考えておりますm(_ _)m
夏休み、遊びに勉強しに来てみませんか?理科実験教室の予定もありますよー(これも、近日中にお知らせしますm(_ _)m)。

ご相談・お問い合わせ

より、ご連絡ください。
電話に出ることが難しいので、できるだけ「公式LINE」か「お問い合わせフォーム」よりご連絡いただけると確実です。
基本的に、当日中(24時間以内)に返信させていただいております。返信がない場合、迷惑メールフォルダなどをご確認ください。

よろしくお願いしますm(_ _)m

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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