高校卒業に際し、話すこと(2025年3月版)

この先、どうするといいか、、、ちょっと考えろ!という面談をしてたりします。
卒業に際し、色々お話します。まあ、9割が取り越し苦労ですが(笑)。

ウチの塾(と家庭教師)に、高校卒業まで居る生徒

ガッツリ勉強して、国公立大学を目指して、、、という生徒さんはほとんどいないです(笑)。
「1人で勉強するのは嫌だから」とか「勉強したくないけど、やらないと高校(大学)行けないし」といった感じの生徒さんが高校卒業まで居てくれること多くて、、、。中学の勉強の延長線上にあるよーな方法での大学受験(推薦型や総合型が多い)を考え、ウチ(塾・家庭教師)を継続してくれる生徒さん、ってのが多いわけです。

中学校でそこまで勉強してないけど、高校で「それなりに努力して、推薦で行けるだけの成績を取る」ことが多いのもウチの特徴の一つかもしれません。

卒業に際し、お話すること。

特性ある生徒さんを、色々とサポートをしつつ塾・家庭教師をしていますが、「高校卒業=塾・家庭教師も卒業」と同時にそういったお手伝いも終了するわけです。

、、、とはいえ、特性がある生徒さんの場合この先1人で何とかでき、、、ないので、最後の授業終わった後、面談をして、この先のお話をすること多いです。
(つい最近も面談してきて、、、そう言えば、書いてないな、この話は、、と思いついたのは内緒です(笑))

「自分の状況は自分で把握できるようにしよう」

自分が「どのくらいできて・どのくらいできない」≒「自分の特性・障害の状況を自分で把握できているか?」というのは実はとても大切なことで、、、たぶん「基本で奥義」くらい重要なことだ、と私は考えていて、、、。

自分が「見て読むことが苦手」なら「読み上げの補助が要る」ことを理解していないと、大変になるわけですし、、、逆もありますよね?「聞いて理解することが苦手」で「文書にしてもらって伝えてもらうほうが楽」というパターン。前者は「会って話を聞いて、理解する」ことが、後者は「LINEやメールのような文でのやり取りで理解する」ことがコミュニケーションの中心になっていく、、ハズです。

自分の特性を自分が理解していないとダメ。
「その場に助けてくれる人(補助者)が常にいる」のは高校くらいまで(担任はそういった補助の一部を担っていますので、一応)で、、、自分のことを自分で(ある程度は)できるように、という意味が含まれるわけです。

把握できたら、さてそれをどう使うか、、、が大事になるわけです。

「時間がかかるなら、時間をかけよう」

例えば定期テスト。
「2週間前では間に合わないから、3週間前(1ヶ月前)から始めればいい」みたいな考え方ができるかどーか、だと思うわけです。

時間がかかるなら、時間かければいいんです。
その分早く取りかかれる事なら、さっさと始めればいいわけです。
テストとか、就職活動とか、、、明らかに「いつある」のかがわかっているものなら、時間かければいいと思う、わけです。

ってことは、「自分がこの先何する可能性があるか」を先に考えておく必要がありそうです。
まあ、少なくとも「就職」はするハズ、、、で、「就職に向けたことは早めに考えておくと、、、」というお話します。

「この先も、たまに話をしよう」

そうは言っても、どーせ「いつ・何を・どうすれば」いいのかわからないだろーと思うので、たまに連絡ください(もしくはこっちから連絡しますよ!)とお話します。

実際、高校卒業したから「もう大丈夫」ということではないわけです。
特に特性があって、1人だと心配な生徒さんは、、、この先も連絡くれれば、塾(や、食事しながら)でお話できる時間作れるかなー、と思っています。

実は高校卒業後が本番なんじゃないか?、、、と思っているんです。

実は高校卒業後からが本番じゃないかなー?と思っているところがあって。

高校までは「子ども」・高校卒業後(大学・専門学校・就職)が「大人」、、、という感覚はかなりの人が同じような感覚を持っているんじゃないかなー、と思うんですよね。

卒業後に「大人」として扱われる時、自分の「特性・障害」をどうしていくか(周囲に伝える/伝えない、手帳を取る/取らない、などなど)、、、考える必要が出てくると思っていて。そして、それ以外に「特性・障害」によってトラブルも起きるわけです、、、。「起きる可能性が高い」ではなく「起きます」間違いなく、起きます。
「トラブルの問題点がわからない」ので「また同じトラブル(ミス)が起きる」こともしばしばあるわけです。
、、、ホントに、心配な事が多くて(笑)

ここから先、たまに話しができると、、、意外といいのかなー、と思ったりしています。
何人かですが、そうやって継続的にお話できていたりします。まあ、大変な話が多いですが(笑)。

取り越し苦労ならいいんですが、そうじゃない、、、って子も居るんですよね。
でも9割は取り越し苦労です(笑)。そのほうがいいんですけどね、当然。

「卒業して終わり」です。

塾・家庭教師としては「卒業して終わり」です。
相談してくれるなら、答えられる(応えられる)話はあるだろうなー、と思いますが、、、基本的には「はい、終わり」です。

ただ、特性ある・障害ある生徒さんの場合、、、「対話できる大人の人数は多いほうが良い」だろうなー、と。
で、そういった部分でのお手伝いは、だらーっと、続くのかなー、、、と。

でも「卒業したので、終わり」でもあります(笑)。

このぼんやりしてハッキリとした感覚、、、が毎年この時期に私が感じる「卒業」なんですよねー。
生徒は居なくなるけど、居なくなって、、、ないなあ、という感じ(笑)。

卒業おめでとうございます。
「それぞれに合わせた話」は既にしたので、あとは「自分で頑張ってみる」だけですよー。できなかったら、さっさと連絡くださいね、というお知らせ、、、のブログでもありましたm(_ _)m

まあ、また、よろしく。

おわり。

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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