学力A・B・Cの時期のお話(2024年版)

今年も(2024年)学力Aが終わりました。
この時期、学力ABCに関連したお話を書いてるのですが、、、。

大量に似たよーなこと書いてます。
今回も、まあ、基本は同じようなお話ですm(_ _)m

学力A・B・Cの時期は定期テストの時期でもある。

まず、この時期は「定期テストが近い」時期でもあります。10月末〜11月前半で定期テストの中学校が多いと思います。
さて、学力ABCと定期テスト、どちらにエネルギーを注ぐべきでしょうか?

答 基本的には定期テストに注ぐべき。

何故か?

だって、学力ABCは成績にも合否にも関係しないんですよ?
期テストはランクに関係するので「定期テストは入試に直結する」と言えるはず。だから、定期テストを頑張るべき!です。

、、、というのが基本的な答えになると思います。

「基本的には」と付く理由

そうじゃない場合もある、、、ということです。

例えば、受験する高校が見えてきて、必要なランク・必要な当日点がわかっている人も多いと思います。
そういった場合、「今の自分の持つランク」がどこまで上がるのか、冷静に考えて計算して、、、考える必要があるよーな気がします。

定期テストで、英語で15点上がらないと「3→4にならない」といった状況の場合。
もっと言えば、それが複数の教科科目で上がらないと「ランクが上がらない」といった場合(合計で60点以上必要とか、、)。
(ランク点は少しでも上げたいけど)ランクを維持して、当日点で勝負するしか無い」わけです。
そんな簡単に上がる点数ではなさそうな点数を目指すとき、、、そこを目指して頑張ることは否定しませんが「現実的にそれが叶う状況なのかどうか」も判断しないとダメなこと、あると思います。

そういった場合、戦略的に、、、「定期テストはそれなりやるけど、入試に向けての対策にエネルギーを注ぐ」ような方向に舵を切る必要があるかもしれません。

そうであっても「定期テストは当たり前の点数を取る」ことが大事なのは変わらないですが、、、。

学力Aが終わった時期にやっておくきことは何だろう?

上に出したブログでも書いてますが、、、。


1.各教科、入試レベルの問題をやってみる
2.できなかった問題は「単語(用語)の覚え直し・内容を覚える」をする
3.もう一度同じ問題を解いてみる
4.解けたら、似た問題を探して解いてみる

中3が9月に入ってやっておくと良いこと より

入試に向けた学習をしていく必要あります。

その上で、


ランクをしっかり取らないとダメな状況=今まで3年間、定期テスト・提出物しっかりやった?

ランクは、中学1年〜今までの結果です。ただ、ご存知の通り、中学3年生の成績については他の学年よりも1.5倍になる関係で、中3の定期テストをしっかり頑張るとランクは上がるわけです。

つまり、ランクが足りない場合は、学力C前後にある「定期テスト」の勉強をガッチリやってランクを上げることを優先しないと行きたい高校に受験できないわけです。

入試に向けた勉強=当日点は取れるか?

逆にランクが足りている人に必要な事は戦闘力を身につけれるかどうか、です。戦闘力=「道コンや、学力A・B・Cで目標とする高校の合格ライン以上の当日点が取れる力」です。

これは上で紹介した北海道学力コンクールが出してくれている「学力テスト総合A 得点-道コンSS換算表」を利用することで大雑把ではありますが今の戦闘力はわかりますし、この先「あとどのくらいどうすれば」は考えられる・予想できると思います。

つまり戦闘力だけが足りない場合は、学力C付近にある「定期テスト」の勉強も大事ですがどちらかというと「当日点をがっちり取れるような勉強」にシフトしていけば良いわけです。

2019年・学力AとBが終わったから、次何しよう。のお話 より

戦闘力(当日点)を考えて進んでいくべきか、定期テストでランクを取りに行くべきか、考えなきゃダメなわけです。

今やるべきは??

まだまだ「繰り返し問題をたくさん解く時期」だと思います。同じようなことを繰り返していて、イヤになってくる時期でもあるのですが、、、。「難しい問題が解けること」も大事ですがそれ以上に「基本問題を間違わない」方が入試の点数は(定期テストの点数は)上がります
この時期は「難しい問題にもチャレンジ」してほしいと思います。ただ、チャレンジするなら「基本問題はクリア」している状況でチャレンジするべき、、、ですよね?
、、、と、いうかそうじゃないのにチャレンジすると、全くわからないまま進んで「わからない」で終わります。
今難しい問題にチャレンジしておくべきか、基本問題を繰り返しやっていけばいいのか、、、自分の今の実力を見ながら考える必要があります。
時間は無限に無いです。心配なら「周囲に相談」しましょう!自分(たち)だけで判断すると、、、気がついていないことがあるかもしれませんので。

入試まであと半年。できることをきっちりやっていきましょう。

おわり。

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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