ノートが取れないお話、第6弾。今回で終わりにしますm(_ _)m。
まとめ、、、の前に。
実は1つ書いていない話がありまして、、、「意欲が無いからノートが取れない」話。
意欲ってのは学習においては結構大事な要素ですが、「意欲がどう出てくるのか、湧いてくるのか」もしくは「意欲がどう減退するのか、無くなるのか」を考えていくと「ノートを取る話」ではなく「意欲のお話」でしばらく連載できそうで(笑)。
さらに、意欲が無いってのは複数の原因から起きる(「友達とケンカして学校行きたくない日に保護者に怒られた」からスネていてやる気がでない)ことが多いですし、他の要因と絡まることも多い(字を速く書くことが苦手なのに、急いで書かなきゃダメな授業はやる気が出ない)ので、、、意欲のことを書き始めると、終わりが見えないどころか、着地点も見えなくなりそうで、、、、省略しました(笑)。
意欲が湧く=やる気が出る、に関しては諸説ありますが、個人的には「動き始めるとやる気が出る説」がホントっぽいなー、と考えていて。動いていない時にはやる気は出ない、動き始めると少しずつやる気が出て来る、、、というのは実感としてあるなー、と。
「やる気でないからやらない」を否定する気は無いですが、まあ、、、やらない限りやらないだろうなー、と思ってたりします。
まとめ
実は「ノートが取れないとき、どんな事が(何が原因と)考えられますか?」というお話をいただいて、、、目の前に居ない生徒の話をしなきゃダメ・全ての可能性を捨てられない状況で話をする、、、のがスゲー大変って事があったんですよね。
「ノートが取れない」だけじゃなくて、、、塾・家庭教師の面談で「ウチの子が〇〇できないんですが、何ででしょう?」みたいな話になること、よくあります。
目の前に生徒さんいて(もしくは保護者の方がいて)、話をできるなら「これできます?あれできる?こーゆー場合は?」と聞いて「状況を切り分け」て「生徒の状態像を探す」ことができるんですよね、間違いなく。
ところが目の前に人がいない、一般論として「ノートが取れない生徒がいるとき、どんな事を考えたら良いですか?」と聞かれて、、、途方に暮れたんです。
で、今回5回に渡って「なんか足りないなー」「書いても書ききれないしなー」「書きようがないなー」と思いながら色々書きました。書いていて手応えが無いんですよね、「誰かを何とかする話」ではないので(笑)。
ホントに一般論が苦手で、、、「ウチの子を何とかしたい」と思って読んでいる方がいたら、申し訳なくて。
まあ、ちゃんとまとめますm(_ _)m
ポイント2つです。
まとめ・その1
この手の話は「専門家に相談する」がオススメです。
「ノートが取れない」であれば、まずは担任の先生、次に支援教室の先生、放課後児童デイの担当の方、通院しているのであればお医者さん、言語聴覚士さん、、、等に相談するのが良いかな、と思います。
あとは、各市町村の「教育相談先」があると思います。
札幌市だと「ちえりあ」や「リフレ」に行ったお話をよく聞きます(まあち、に行く方も)。
専門的に調べてもらうことも可能で、学校とも連携を取ってもらうことも可能(ですし、連携取らないでもらうことも可能)なので、心配なことがあるなら、お話をしに行くのはオススメです。
まとめ・その2
相談したあと、どうすると良いか、、、が難しいです。
ご家庭で「ノートを取るための学習」の指導ができるかどうか、、、です。
学校だけで何とかならない(ので、困っていたハズ)ので、ご家庭でも何とかする必要があって、、、保護者の方の「支援」が必要になります。
この「保護者が支援する」ってのが難しくて。かなり高い確率で「ケンカ」になるわけです(笑)。
で、ウチのような「塾・家庭教師」がそういった部分を補っていくのがいいかなー、と。
塾で書字指導をきっちりしてくれるところがあるかどうか、ちょっとわかりませんが、、、家庭教師にお願いすれば「こういう書き方したら、訂正して書き直しさせる」とか、やれると思うわけです。
聞く姿勢を、、、書く時の姿勢・鉛筆の持ち方、、、ノートの取り方を、、、となると家庭教師だとできない事(例:黒板に書いて授業するわけじゃないだろうからノートの取り方は無理)も出てくると思いますが、、、塾や家庭教師にお願いして「支援」をしてもらうことは「不可能ではない」と思います(塾によっては現実的に無理、と言われると思いますが)。
学習に関する支援はどーしても保護者が中心にならざるを得ないのですが、、、できるだけ「外注」してしまうと楽になるかなー、と思います。
札幌市内でもそういった「発達障害を専門に・学習障害を教えます」と掲げている塾・家庭教師は増えていると思います(ホントに専門的にできるところは数少ないと思いますが、、、)。子どもの支援だけじゃなく、保護者が支援しなくて良い、という状況を作る(=保護者への支援)も非常に重要だと思います。
そういった視点も持ちつつ、、、「支援」ってのはしていく必要があるなー、と考えています。
まとまらないわけです。
ノート取るために「これをしろ!」ってのは無いです。
その子ごとにすることが違うのは当然(多様な状況の生徒に、多様な教え方をする必要がある)だ、というのが今の考え方の主流(になりつつある)です。
「その子に合わせてやらなきゃダメなんで、これをしたらいい!とはならない」が一般論に対しての正しい答えかたになるでしょう。
でも、それでは何も進まないので、、、こねくり回して書いてみました(笑)。5回になったのは、たぶん、、、書きたくないなー、書けないことかいてるなー、という私のせいですm(_ _)m。
できれば、この手のご質問は「具体的な子の状況とともに」していただけると、まだ答えようがあるかな、と思います。
面談は随時受付中ですー。よろしくお願いします。
おわり。
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