大学入試の勉強・高校生向け(2021年版)

高校2年

ある程度、大学が絞れてきている&模試を受けていれば自分のレベルがわかっているハズです。
狙うレベルにたどり着くための学習をしはじめる学年です。「夏から本気でやれば間に合う」の夏は高2の夏です。大学受験(特に国公立)は1年半頑張らないと合格しないことが多い、と思っておきましょう。

受験教科として理科(基礎科目で行くのか、基礎の無いもので受験か)、地歴公民(2科目?1科目?)、といった事から、数学は数IIBまで必要なのか、その先の数学III(IIIC)まで必要か、、、といったことがなんとなく決まってくるはずで、、、それぞれ必要な問題集を購入して学習を進めていきましょう。

共通テスト・英語は、外部試験利用型に統一なのか当日の試験になるのか、、、2024年度以降どちらになるにしても「中長文の問題を読み取る」という技術は磨く必要があります。

高校2年で英語長文をしっかり読んで理解するができると楽になりますよー。

数学・英語

高校1年で買った問題集を継続でOKです。数学IIBの問題集が必要であれば同じシリーズで揃えておきましょう。英語については長文の問題集を購入すると幸せになれるかもしれません(笑)。
同じシリーズで揃えるか、長文専門の問題集を購入するか、は英語の学習の進度(深度)によります。

個人的なオススメ問題集

河合塾・やっておきたい英語長文 300 500 700 1000

長文の練習に使い勝手が良い。
全部は必要ない、が、300は基礎学習に、700以降を実践練習に、と使い分けると良い。
長すぎない長文で練習することで「英文の基本の形」は身につけやすい。

東進・英語長文レベル別問題集

レベル1はやる必要ない人が多いはず(英語苦手なら、軽く立ち読み→ヤバいと思ったらやりましょう)。2・3・4を高校2年の間に終わらせることできると共通テストはかなり楽になる。

解説で、文の構造解析をしてくれていて、文法をどう利用すると英文が読めるかが理解しやすいかもしれない(人によるので、全員にオススメしてるわけじゃないです)。

といったものを利用して長文読解(内容理解&要約を英語で書く)の練習を積むとよいと思います。

国語

古典・漢文は1冊問題集を準備して進めていきましょう。英語と同様の学習スタイルで進めると良いです。

個人的なオススメ問題集

河合塾・ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル

文法中心の基礎ドリル。
文法が大丈夫なことを確認しつつ、実際の入試での出題形式に慣れていくのが目的。

理科

受験で使う科目(化学基礎・生物基礎・物理基礎・地学基礎・化学・生物・物理・地学)の問題集を購入することを考えましょう。
基礎については学校の授業で使った問題集で十分。
基礎のつかない科目は共通テストまででいいなら学校の問題集でOK、二次試験でも利用する予定があれば、1冊準備して進めましょう。

基本的な用語を覚えること+覚えた用語を説明・解説できるくらい内容理解できているか、が入試問題を解く上で大事なポイントとなります。ただ暗記するだけでは答えられない問題が多く出題されるようになっていますので、、、例えば「フォッサマグナ」がどういったもの・どういったこと・どういう意味があるのか、が説明できることが重要になります。

個人的なオススメ問題集

旺文社・ 基礎問題精講 (物理・生物)

数学でもおすすめしたシリーズの、物理・生物。

入門・基礎・標準、自分の目指す大学に合わせて購入すると良い。
基礎は必ず使うので購入してOKです。レベル高めが必要なら標準を、基本的な問題からやっておきたい人は入門を買うと、一般入試に向けて使えると思います。

三省堂・化学の新研究

卜部吉庸先生の化学解説の本。問題集ではないのですが、化学受験をするなら持っていて損は無いでしょう。同じシリーズの問題集もありますが、問題集は別のを使うほうが良いかもしれないです。

地歴公民

理科と同じく、受験で使う科目(日本史、世界史、地理、現代社会、倫理、政治経済)の問題集を購入することを考えましょう。

問題集は書き込み式をオススメしてます。どこのものがイイとかあまり無いです。
学校が山川の問題集を使っているならそのシリーズの書き込みノートを使うのが王道かな、と思います。

理科と同じく、基本の用語・年号などを覚えること・「出来事」を流れで覚えていくのは当然として、地理や公民系の問題は単純な暗記ではなく「何がどうなのか」という理由まで覚える必要があります。覚えるためのツールとして問題集をうまく利用していくと良いと思います。

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