2020年版・入試のための勉強方法のお話

「評定平均を上げる」と「戦闘力を上げる」でやることが違う

評定平均と戦闘力、それぞれの特徴は、、、

・「評定平均を上げる」はテスト(定期テスト)だけでなく「提出物」から「資格試験」まで幅広く評価します。
・「定期テスト」は出る問題の範囲が狭いので「教科書・ワークの問題を丸暗記」で高得点を取ることが可能です。
・「戦闘力(入試において)」は何が出題されるか分からない問題で「高得点を取る技術」が評価の対象です。
・「戦闘力」の評価には「普段どれだけやっていたか」という加点は全くありません。

ということになります。「どちらかを勉強することでもう片方が上がっていく」という関係性のある事柄ではなくそれぞれが独立した項目だ、、、ということです。

そして先程も書いたとおり戦闘力は「毎日の授業以外に問題集なり何か取り組む」ことが求められていて、「学校の授業外のこと、定期テストの学習の延長線には無い」のです。ただ「定期テストの延長線上に入試問題がある」は一般論としてはその通りだと思っています。しかし、範囲が狭くほぼ丸暗記で80点が取れる定期テストの延長線上には入試問題はありません。公式・定義を丸暗記するだけで点数がもらえるような問題は入試において出題されることはほぼありませんし、それをしっかり利用できるまで問題を解きこむ作業をどれだけやっているか、、、が入試問題の点数には反映されてきます。「暗記して上手いこと点数を取れている」だけだと、、、入試において全く点数が取れないことが多いです。
そういった意味で、「評定平均を上げると戦闘力を上げるは同一直線上にない学習」だと考えています(こんなに難しく書かずとも「別の学力です」と書けば良いだけなんですが(笑))。

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