学校のお金は誰が払うべきか? その2

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学校のお金は誰が払うべきか? その2

今回は「学費誰が負担するのか?」のお話です。前回は「大学にかかるお金と奨学金のお話」でした。

ちょっと前にテレビでこんなお話ありました。

「「教育費は子どもに払わせるべき」林修の主張の真意は 自己破産者が減る?」

子どもが「学費」の負担? → 自覚したらいいことあるんだけどね、というお話。

記事の大雑把なポイント

林修はアメリカの大学の研究を紹介。「親が学費を全額払った生徒と、本人が一部負担した生徒を比較した場合、後者のほうが評定平均は良いという結果が出ている」と授業料を払っている生徒は、良い成績を取る傾向がある

という「本人の自覚が成績につながる」という話と、

今年2月に日本学生支援機構は、奨学金を返済できず自己破産した人が、ここ5年間で1万5000人もいたことを発表し、大きな話題を呼んだ。

という「奨学金滞納/返済できない問題」がポイントになるかと思います。
お金のお話は前回触れました。今回も「お金」が中心ですが、「本人の自覚」というキーワードを思い浮かべて読んでいただけると、、、ありがたいです。

学校のお金は誰が、、というか親しか払えません

大雑把にいうと大学4年間は学費+生活費で440万円〜1000万円かかると言われています。
当たり前ですが、そんな金額、親しか持ってないですね(笑)。(、、、と言いつつ近年高校〜大学で起業すること多くなってます。そうなると大きく変わると思ってもいます)

林修先生は、、、

「1000円のお小遣いをプラス500円で1500円とした時と、『じゃあ特別に2,000円にしてあげよう』」とした場合、「『塾(の費用が)高いから』と、2000円のうち500円を(子どもの)塾のお金に回すと、結果的に一緒じゃないですか?」

というお話をされています。ただ、これだけだと「子どものお小遣いぶんどって塾の月謝にしてる」としか読めないわけです(笑)

実際には、「教育ってのはお金がかかってるんだよ、あなたにも協力して欲しい」(→塾のお金をお小遣いからも少し出してもらう)という話です。そういう話をすることで、自覚を持って欲しい、、、

→簡単に言えば「学ぶことは無料ではない」ことを意識して欲しいわけです。

進学するにはこれだけのお金がかかるけど、あなたはどうするの?」という話を受験前にすると思います。親としては「これだけかかるんだから、いくらかはバイトして」というつもりで話をするわけです。しかし、いきなりこの話を持ち出しても「なんで金かかるからって俺が(私が)なんとかしなきゃいけないんだ?」となる、、、のをたくさん見てきましたし、見ています。

そうならないために、例えばお小遣いアップする時「そのうち500円を塾のお金に。手伝って!」と話をする。その関係性があって「大学(や専門学校・高校)へ進学するなら、、、」という話をすることで「子どもが『自分が学ぶことにはお金がかかっている』ことを理解する」のではないかと思うのです。

当たり前ですがイキナリお金の話をして理解できるわけ無いです。前回も書きましたが高校生が「生活費がいくらかかっているか理解している」ことは皆無です。

自分にかかるコストを理解することで「頑張る」というエネルギーに変える、、、わかりやすい話だと思っています。

付録 奨学金の滞納/返済できない問題

「本人の自覚を持ってもらう」=「勉強するのは無料(タダ)ではない」=「お前が行きたいなら、お前が何とかしろ」

これが行き過ぎる、、、つまり「お前が行きたいなら、お前が何とかしろ」 → 「奨学金が無いと全く成り立たない計画」で進学するケース結構みています。

お金ない→「お前が行きたいならなんとかしろ」→「お父さん(お母さん)奨学金が借りれるよ」→「それを学費にするなら行けるぞ」

と、トントン拍子で進学決定。しかし進学した本人は「学ぶことは無料ではない」ことを意識していない(お金が奨学金で降ってきた感覚・いくらかかるかわかっていない)と、、、、

「周囲の大学生が遊んでるから、自分も大丈夫」→「成績はそれなりで大丈夫」→「就職先、決まらない」→「自分では奨学金返せない」→「親も返せない/親が全額返す」

と「頑張る理由」が無い(お金はどっかからやってくる)のでテキトーになってしまう、、、。

、、、私が高校教員の間でもこういった状況になった生徒を数名見ています(ので、長く勤務している先生方はもっと見ているでしょう)。

この話には途中いっぱい分岐点があるわけで、、、「やる気なくなって退学」・「生活費が続かなくて退学」や「就職決まったけれど、半年もたず退職」なんかもあるわけです。全部「大学に行く意味・頑張らないとダメな意味(=モチベーション?)が無いことで起きているように見えます。

そういう状況を知っていると、滞納・返済できないが1.5万人/5年間というのも特に不思議に感じないわけです。
(滞納・返済できない問題は、「行くべきでない人が進学している」という側面もあります。これは20年以上も前から言われている話ですので、ここではふれないことにします)

まとめ

お金の話は「本人の自覚」を持ってもらうことで「成績が上がる」のではなく「しっかり大学を続けることできる」ので「奨学金の返済も頑張れる」という話だと思っています。

お金の話は学校の教員が踏み込みきれない話です。とは言え、話をしないとヤバイ(進学先での退学は増える)のでしてくれていることでしょう。

この話の大事なところは、ご家庭で「お金の話」をすることが「成績につながる」という部分かもしれません。

本人に「自分にどれだけ期待がかかっているか」を伝えていますか?

それ、大事です。、、、実は結構「お手伝い」させていただいています。

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