学習方法は結局、同じだったりする。

学習方法は結局、同じだったりすると思います。

出落ちです。タイトルが全てです。
それ以上でもそれ以下でもない話を書きます。それでもよければお付き合い下さい。最近、アクティブラーニングとか反転学習とか、協同学習とか色々新たな学習方法出てきて、それってホントに新しいのか???と思って色々調べてみた結果、、、をメモしておきます。

近年、新たに見られる学習指導方法

アクティブラーニング

アクティブ・ラーニングは学修者が能動的に学習に取り組む学習法の総称である.これにより,学習内容を確かに修得しつつ,座学中心の一方的教授方法では身につくことの少なかった21世紀型スキルをはじめとする汎用的能力,ひいては「自らが学ぶ力」が養われることが期待されている.(wikipediaより)  

反転学習(反転授業)

生徒たちは新たな学習内容を、通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業である。(wikipediaより)

協同学習(岡山市立中学校のページより)

 『協同的な学びは、なぜ必要なのだろう。一つは協同的な学びを組織することなしに、一人ひとりの学びを成立させることが不可能だからである。もう一つは、一人ひとりの学びをより高いレベルに導くためには、協同的な学びが不可欠だからである。学びとは対象(教材)との出会いと対話であり、他者(仲間や教師)との出会いと対話であり、自己との出会いと対話である。』(佐藤 学著「学校の挑戦」より :岡山市立岡輝中学のページより抜粋) 

どれも面白い授業になる気がします(嫌味ではなく、ホントに)。さて、じゃあ、どうやって知識を得て定着するのか、そこに言及しているものはありませんでした、、、。

結局、繰り返しやって覚えよう、は変わらない

どの方法も、学習方法の変更ではあるのですが、それをどうやって定着させ知識とするか、という部分には踏み込んで話をされていません(しているものも若干あるのですが)。

また、反転学習やアクティブラーニングはその授業中に知識を教える、という考えではなく「ある程度の知識を家庭学習(もしくはそれ以前の授業)で身につけている」という前提で「知識を定着させる方法」としての利用もされています。
 特に反転学習は「家庭で学習する」→「学校で問題演習をし、出来ない部分を確認し、定着させる」というループを意識して作成されています。結局のところ「何度も繰り返すことで覚える」ということに違いは無いようです。方法として「アプローチを変えてみるとどうか」を模索している、というのが今の新しい学習方法の違いじゃないか、、、?と思うわけです。

学習において大事なものは結局変わらない

結局のところ、「繰り返す」という根本的な学習の方法は全く変わらずあるわけです。

そういった意味で「繰り返し覚える」という方法は単純ではありますが、非常に重要な方法です。

脳の機能から考えても間違いなく繰り返し何度もやることが覚えるには最も良いことは間違いないようで(考えなしに、ただひたすら詰め込むことが良いわけではないです、その人ごとに向いているやり方があると思います)色々な方法がネットにはたくさん出ているこわけです。何がいいのかココで紹介することは避けたいと思います。あまりにもたくさんありすぎて、、、どれが誰に向いているのか、非常に判断が難しいので(笑)、、、止めておきます。

繰り返し覚える時に使える「ツール」

繰り返し覚えることは非常に面倒で、、、。特に中高生にとっては「苦痛」でしかないと思います。ただひたすら「なくようぐいすへいあんきょう」と唱え続けることがいいのかどうか、、、(笑)。

私が最近使っているのがフラッシュカード(暗記カード)です。
quizletのような形で、webが見れるものなら利用できる形であったり、アプリの形でありますので「スマホ」で使えます。

(携帯電話を勉強に利用させるかどうか、ご家庭によって考え方が違うかと思います。ココでは「利用してみるとイイ」という話だけします)

単語カードのネット版、と言えばわかりやすいでしょうか?
サイト自体は英語ですが、使うのは非常に簡単です。excelで作ったファイルを読み込むことが可能ですので、PCで単語表を作れば全てこのページで利用できます。

さらに、単語を読み上げる機能がついています。英語、日本語、スペイン語、、、などなどを読み上げることができるようです。

例えば、、、このページを見てみて下さい。クリックすると答え、右矢印をクリックで次のカードに行きます。

こんな感じに利用してます。

  1. 単語の意味を覚えることに利用できます
  2. 日本語を先に出す形にすることで小テストに利用できます
  3. 当然のことながら、日本史や国語の漢字、単語帳を利用する形のものなら何でも。

札幌市内の中学校だと長期休暇で「スペコン」がある学校がほとんどだと思います。(スペコン:スペリングコンテスト、100問の単語を出題小テスト)スペコンの問題もコレで作っておけば、いつでもどこでも勉強できる、、、ハズ(笑)。

と、いう感じで利用してます。理科の用語や社会の用語についても作ってしまうと面白いのかな、と思っています。

まとめ

結局勉強をして覚えるには「繰り返し書く、見る、読む」以外方法はなさそうです。
そして、ツールとしてスマホを利用することで少しだけ楽になりそうです(が、やらなければ結局同じです)。

教える相手ごとにやり方をガラッと変えているので、、、、これを使ったから点数が上がった、とかこれがないと教えられない、ということではないです。

覚える時に楽な方法はあまりないなあ、という「再確認」でした。

この記事を書いた人
すぎやま

札幌の家庭教師屋さん・家庭教師がつくる塾BASEの人
名古屋出身・富山大学卒・富山で小学校講師・北海道で公立高校教員・家庭教師をしていたら塾ができていました。

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