勉強ができない・低学力ってどんな状態?

勉強ができない・低学力ってどんな状態?

札幌で家庭教師と塾をしています。「勉強ができない生徒」「低学力の生徒」をたくさん教えています。』とお話することが多々あるのですが、「勉強ができない」とか「低学力」ってどんな状態でしょう?「何となくのイメージ」はおそらくほぼ全ての人が同じものを頭の中に描いていると思うのですが、「現実的にどんな状態」で、「どうしてそうなっているのか」をしっかり考えることで、「勉強できる」状態になって「低学力」から脱出できるのではないかと考えています。

低学力の状態

私の考えで恐縮ですが、「かけ算が出来ない」は低学力ではありません。かけ算できないのは「繰り返しやっていない」だけです(時間はかかりますが、ほとんどの場合繰り返し学習で覚えること可能です)。

「低学力の状態」は「かけ算は出来るがかけ算を使って計算できない」ことを指します。つまり、「1個10円のものを100個買ったらいくら?」という問題を「かけ算を使って計算することがわからない状態」が、低学力の状態であると捉えています。

ですので、「分数の計算ができない」は「低学力」ではないです。
しかし「勉強ができない」せいで「分数の計算ができない」状態にあるのではないかな、と思っています。

勉強ができないってなんだ?

この場合の「勉強ができない」は、「繰り返し同じことをして技術的なことを身につけることができない」という意味で使っています。つまり、学力的な部分ではなく、生活的な部分(性格的な部分の場合もあり)の問題がある、ということです。

自分1人で勉強できない状態、、、つまり何故勉強できないのか本人が理解していない状態、を「勉強できない」と表現できるかと思います。

例 自分の部屋の机が汚くて勉強できる状態ではないから居間で勉強しているけれど、家族がテレビを見ているので、『勉強できない』。

上の例はとても単純でわかりやすいわけです「自分の机をキレイにして、自分の部屋で勉強する」ことで「勉強できない」は改善できるわけです。ところが、本人はそう感じていない(考えていない)ので「自分は頑張っているのに何故点数が上がらないんだ」と考えていたりするわけです。

とりあえず、勉強はやらないとダメだからやれるところでやる」という状態で勉強をしてもあまり効果がないと思います。そうではなく「どういう状態・状況だと一番自分がやりやすいのか」を少しだけ考えると、案外良い結果が得られたりします。

何が言いたいのか?

「勉強する場所をキレイにしろ」とか「繰り返し勉強すればいいんだ」という話ですが、それだけでは無いです。ちなみに、「宿題をしなさい」という話でも、単純に「毎日勉強すればいい」という話でも無いです。

「勉強できない」のには個々の理由があるわけです。その「勉強ができない状態」が積み重なることで「繰り返し学習すること」ができず、「低学力の状態」になっている、、、と捉えるべきではないでしょうか?

「低学力の状態」を何とかするために、保護者の方が「時間を増やしなさい」と言っても本質的には意味が無いわけです。「勉強できていない状態」は変わっていないわけです。それよりも、時間をかけてでも「何が理由で勉強ができない状態にあるのか」を探るのが先かもしれません。

という家庭教師をしています!/勉強する場所と状態は塾にあります!

ということを考えて、家で勉強できるようにする為に家庭教師を、まず勉強する場所と状態を作る経験をする為に塾を、しています(それ以外にも理由は多々ありますが)。

また、塾では学校と同様に板書をし、ノートを取る形の「授業」を行うことも可能です。
ノートを取るのが苦手な生徒さんは是非一度体験しに来てください(無料体験もあります)。

よろしくお願いいたします。

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