中学校卒業で家庭教師を辞めるのは正解かもしれない

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中学校卒業で家庭教師を辞めるのは正解(負け惜しみ)〜高校の成績評価と受験〜

中学生を教えていると「中学卒業で家庭教師も一旦やめて、、、」という話はすごく良くあります。たぶん、正解です。

ただ、「勉強好きじゃないけれど、進学はしたいと思って高校進学決定したから、家庭教師(や塾)を辞めた」って場合について、少し、、、、家庭教師から、負け惜しみを言いたいと思います(笑)

「中学の内申点」=「高校の評定平均」

中学校では内申点(北海道では学習点)という表現するかと思いますが、高校に入ると「評定平均」という表現に変わります。
北海道内の中学校の内申点はこんな感じで計算をします。、、、ので、中3になってからでも内申点を挽回することが可能な場合も多くあります

高校は全国共通で「評定平均」という表現をします。計算方法は非常に単純で、

評価を全部足して科目数で割ったもの

です。
科目数が10で、4が9個、3が1個の場合は

4×9+3=42 42÷10=4.2 となります。

これを学年ごとに出して、3学年分の平均を取ったものを最終的に使います。
1年:4.2 2年:3.9 3年:3.8 の場合は「3.97」という感じですね。

大学入試(専門学校入試)での評定平均の使われ方

入試選抜の方法は多様化していますが、「推薦入試」と「一般入試」にわかれているのは昔から変わっていません。(推薦と同じような形(面接+小論文程度)のものでAO入試がありますが、ココでは大雑把に分類して「推薦」に含めて話をします)

一般的に(特殊な例は除きます)私立推薦や国公立推薦において大学側が求めるのは評定平均3.0、3.5、4.2といった数値を言われることが多いです。

評定平均と中学内申点の大きな違い(北海道の場合のみ)

一番の大きな違いは「1年〜3年の数値が同じに扱われる」ことです。

北海道内の中学校では内申点(学習点:ランク)の計算が「中1・中2の評価を2倍、中3を3倍して足し合わせたもの」となっているため、中3時期に頑張った生徒の内申点が上がりやすく出来ています。

例) 中3の評価が1個上がった場合(1教科3→4になったような場合)、内申点の合計は3上昇する。

この為、高校に入学後も同じように考えていて「高校に入ってから(入試前になってから)やれば間に合うでしょ?」と考えて家庭教師(や塾)を辞める方が多いのですが、、、

例) 高3で評価が1個上がった場合(1教科3→4になったような場合)、評定平均は1/30しか上昇しません(1学年10教科しか授業が無いと仮定:現実的には3年で30〜35科目程度あるはず)。

つまり、高校3年生になって「1科目だけ評価を上げた」としても0.03ポイントしか変化はありません。例えば評定平均を3.4から3.5にするためには10科目の評価を1上げる必要があるわけです。(しかもそれは「その1年間の評定平均」です。3年間通じての評定平均の上昇は1/3にしかならないのです)

言いたかったこと。

高校に入って1年生から成績を取りに行かないと「推薦」での入試は難しいのです。(AO入試の場合は3年生の評定平均だけでイイです、という場合があるとかないとか、、ゴニョゴニョ、、、)

筆記試験を避けて、推薦を、、、と考えるのであれば「高校1年」から成績を取りに行くのが一番です。どう考えても2年〜3年の方が勉強内容が難しくなり成績を取るための努力量は増えるわけです。1年生の評定平均を上げておくことで、2年、3年時の評定平均が少し下がっても「合計で維持してくれる」ことがあります。その為に、定期的な学習状況確認をするのは大事だ、、、と感じています。

中3の生徒の離脱(予定)の複数の保護者から「高2、高3からでも大丈夫ですよね?」と聞かれたときに答えた話を少し詳しく書いてみました。
、、、それであっても離脱することの方が多いんです。本人が「疲れたからしばらく勉強じゃなく高校生活を楽しみたい」と言われれば、全くもってその通りですとしか言いようがないです(笑)

こういった視点を保護者と本人で共有してくださると少し、勉強に対するスタンスが変わるのかな、、と思ったり、思わなかったり。

では。

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